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世の中の多くのことは練習すればある程度できるようになっている

私の半世紀以上の人生において多種多様なことに挑戦してきたわけですが、その中で一番大きな実感は、「物事の多くは練習すればある程度のレベルには必ず達する」ということです。

今回は、頭を使って練習することの大切さについて書きます。今日もいつも通りの思い付くがままの雑記となります。



ある程度のレベルとは?

それは自分で満足できるレベルです。この際のレベルとは他人からの評価は全く関係がなく、自分で自分をある程度評価できるレベルのことです。

他人の目を気にしすぎる人は、この意見に納得が行かないかもしれません。しかし、人生は自己満足がとても大切です。価値観は人それぞれなので、自分の価値観で自分自身を評価することが重要になってきます。

世の中の多くのこととは?

実は、これはとても控え目な表現でした。本当は99~100%と書きたかったのですが、今回は謙虚な表現で記事タイトルを書きました。

そして、対象はすべてです。私たちが興味関心を持つすべてです。

今回は諸事情があって具体的なことは書けませんが、とにかくあらゆることが練習次第で何とかなるとだけ言っておきます。

まずは行動してみる

私は前職時代にいわゆる劣等生を4桁担当してきたのですが、彼ら彼女らを観察していますとある共通点に気が付きました。

それは、最初の一歩を踏み出せないことです。

物事を成し遂げる上で、計画や準備は大切です。しかし、準備期間が異常に長くてすぐには取り組めない人が多いようです。

費用がそれほど掛からないのであれば、思い立った瞬間からその対象に取り組むべきです。

そして、考えながら行動することです。行動する前に考える時間が長すぎますと、その過程で最初のやる気を失ってしまうかもしれません。

少し手応えを掴んだから、そこで「もっといい方法はないか」と考えればいいのです。その際はネット情報に頼ることもベターだと思います。

プラトー(停滞期間)状態を楽しむ

ある程度物事で上達してきますと、必ず自分の壁にぶつかります。その状態を専門用語ではプラトーと言います。

このプラトー期間は、充電期間です。この期間を過ぎますと大幅な成長や進歩を期待できますので、我慢して続けることです。

なお、このプラトー期間無しで人類最高レベルまで到達する人はいません。必ずどこかでプラトー状態になります。しかも、その回数は何回もあります。

創意工夫でプラトーを短期間で抜け出す

プラトーは非常にやっかいです。多くの人たちはこの期間を脱することができずに挫折します。

その際はやはり頭を使って知恵を出すことです。知恵を出して乗り切るためには、本人の創意工夫しか方法がありません。

学習方法の見直しや取り組んでいる教材の選別、基礎基本の徹底など、人それぞれ課題はあるはずです。

私の場合、たいていは基礎基本の徹底で乗り切っています。

量をこなしてプラトーを抜け出す

具体的な知恵が浮かんで来ない時は練習の量を増やすことも一案です。量をこなすことで見えてくることもありますし、量をこなしたからこそ身に付くこともあります。

反復練習が足りない

すべてにおいて言えることなのですが、練習対象を広げ過ぎて失敗する人も多いです。

本来頭を使うことにおいては、教材も練習対象も反復練習が大切です。同じことを繰り返し練習することで身に付くこともたくさんあります。

受験勉強や資格試験の対策も、多種多様な教材に手を広げている人の方が失敗しやすいです。まずは信用できる教材1冊を丁寧に仕上げることです。

時には指導者のアドバイスを受ける

もし身近なところに優れた指導者がいる場合、その人たちから助言をいただくこともいいかもしれません。

ただし、世の中には中途半端な「プロもどき」も大勢いますので、複数のプロからアドバイスをもらった方が無難な時もあります。私がいた受験業界は少なくとも9割はプロとは言えない存在でした。

経験を積むとプラトーの抜け出し方が上手になる

子どもの頃からいろいろなことに挑戦してきた私は、プラトーの抜け出し方が上手になりました。やはり、成功体験が次の挑戦のための自信になっているようです。

小さな成功体験も大きな実績も、その人の困難を乗り切るための自信に繋がります。ですから、若い頃から経験を積んでいる中高年たちはそれらを十分に生かすべきです。

成長・上達・進歩・進化を楽しむ

物事に取り組めばその習得までに時間と労力、お金、努力などが必要になってきます。その対象の山が高ければ高いほどそれらも多く必要になるわけですが、自分自身のプラスの変化を楽しめれば費用はあまり気にならないものです。

一度きりの人生ですから、何事も楽しんだ方がいいです。また、私たちは大人ですから、自分を楽しませることが得意になって、子どもたちや孫たちにもそのことを伝えなければならないでしょう。

練習してもできるようにならない場合

その時は一度休んで、ある程度期間を置いてから再挑戦してみることも一案です。

というのも、どんなに練習しても全く上達の変化が見られない場合、何か大きなことが欠落している可能性もあるからです。

そして、精神的にも能力的にも少し大人になってから再挑戦しますと、その対象を違った角度から見ることができることもあるはすです。

最後に 無心の練習を楽しむ

私もいまだにいろいろなことを練習しています。練習というとそれらが鍛錬のような厳しいことを連想する人たちがいるかもしれません。

でも、私にとっての練習は、全く苦痛ではありません。なぜなら、練習の際は何も考えていないからです。

この無心の練習ができることは、もしかしたら私の長所かもしれません。

昔から何事も一生懸命に取り組んできましたので、いつの間にか身に付いた心の状態と言えるでしょう。

そして、その無心の練習を楽しんでいる自分がいます。

<今日の3行日記>

今日の午前中は大雪のはずでした。ところが、私が住む地域はほとんど雪が降りませんでした。また、今朝の最低気温も予報より3℃程度高くて、水道管への影響はなかったです。

イラスト素材:パンダシリーズ 雪遊び

昔は大雪で膝ぐらいまで雪が積もることもあったのですが、最近は雪がほとんど降りません。市内の小学生は雪だるま⛄を作った経験がきっとないはずです。

今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございます。

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