2022FIFAワールドカップ第9位のサッカー日本代表 森保一監督「PKは細部まで追究すべきだった」 勝負の神は細部に宿る
私は、サッカー日本代表がクロアチアに負けたことが、非常に悔しいです。そして、一般人の中では誰よりも悔しいかもしれません。なぜなら、クロアチアという国は我々の想像以上にとても小さな国だからなのです。
今回は、「クロアチア共和国」と「2022FIFAワールドカップ第9位のサッカー日本代表を素直に祝福できない理由」、さらに「神は細部に宿る」について書きます。
クロアチア共和国とは?
サッカー日本代表がワールドカップベスト16で負けたクロアチアは、南ヨーロッパのバチカン半島の国家です。首都はザグレブです。
このクロアチアですが、驚くべきことに、世界銀行の推計によりますと2021年現在の人口が約390万人しかいません。日本の東京都から1,000万人を除いた人口、埼玉県の約半分の人口と言えば、ピンと来るでしょうか。それぐらい人口が少ない小さな国なのです。
そのような国に日本は負けたのです。
本当に悔しくないですか?
もちろん、わかっていますよ、国の大きさや人口とサッカーの強さに関係は全くないことを。しかも、クロアチアは前回のワールドカップで準優勝さえしていますから。<決勝ではフランスに4対2で負けています。>
しかし、日本の人口はクロアチアのそれの30倍以上います。高齢者が多いとは言え、それでもサッカーの競技人口は日本の方が遥かに多いのではないでしょうか。
では、なぜクロアチアが日本に勝てたかと言うと、昨日の記事でも書いたようにクロアチアの監督も選手も頭を使ってきたのです。
ネットではいろいろ書かれていますが、実力が均衡している場合、頭を上手に使った方が結果を出しやすいのです。お互いの実力が微差である時にはそういうところで差が付きやすいということです。
ここからは余談です。
日本はすでに2005年から人口減少社会に突入しています。いずれ毎年100万人以上人口が減る社会になります。そうしますと、数十年後の日本人口は、6,000万人どころか4,000万人も維持できなくなることも容易に想像できます。
しかし、クロアチアのサッカーの闘い方を見ていますと、人口が少ない国でも十分やれることがわかりましたので、スポーツに関しては日本もまだまだ大丈夫かもしれません。
ただし、国防に関しては、全く安心できません。中国もロシアもあまりにも近すぎて怖すぎます。
ワールドカップ第9位のサッカー日本代表を素直に祝福できない理由
それは、下の記事にもあるように、森保一監督の「心の隙」がすべてだからです。彼は「PKは細部まで追究すべきだった」とはっきり言っています。それは選手の報告によりあとからわかったことなのです。負けてから監督自身が自覚したことなのです。これでは遅すぎます。
日本は当初からベスト8が目標でした。
ですから、予選リーグの対戦相手がどこの国であろうと「死の組」と呼ばれようと関係ないのです。どの国が来ようとも4国中2位内で予選を突破できますから、やり方次第では予選を突破は可能なわけです。
そして、日本は見事にやってのけました。それ自体は非常に称賛に値することだと思います。
しかし、そのあとが問題でした。完全になめていました。そして、油断というよりは心のどこかに隙がありました。そこを相手の代表監督に突かれました。
この辺りは経験の差かもしれません。
ベスト8以内の第8位とベスト16のトップの第9位。この差がいかに大きいかご理解いただけるでしょうか。やはり、この壁は我々の想像以上に大きかったのです。
2026年こそは何が何でもベスト8の壁を破りましょう。
森保監督 涙ながらに悔やむ「勝たせてやりたかった」「PKは細部まで追究すべきだった」
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神は細部に宿る
上の記事を書いていましたら、何となく頭の中に「神は細部に宿る」が浮かんできました。それで何となくこの言葉を検索しましたら、文字を間違えて「神様は細部に宿る」で打ってしまいました。
その結果がこれです。
びっくりしましたよ。あの岡田武史元日本代表監督が「勝負の神は細部に宿る」と過去に発言していました。
勝負の神様は細部に宿る ~ 岡田 武史 ~ 教務主任 片岡 正臣
ちなみに、「神は細部に宿る」で検索しますとこうなります。この言葉自体はとても有名です。
奇しくも、この名言を発言している岡田武史監督も、2010年のワールドカップでベスト8をかけた決勝トーナメントでは、パラグアイに対して0対0と善戦したものの、PKでは3対5で負けています。
勝敗を分けるのは「意識」
上でご紹介した、『「勝負の神は細部に宿る」日本サッカー界を牽引してきた岡田武史監督の勝負哲学』の『勝敗を分けるのは「意識」』というところに以下のような記述がありました。
実際のこの通りですし、会社の経営や店舗の運営に関わっていますと、経営者や責任者の「意識」がいかに大きいかがわかります。
上記のような素晴らしいことを発言してる岡田武史監督でも、またその後継者であるはずの森保一監督も結果を出せませんでした。
大切なことは、サッカーの通常の試合とPK戦は別のゲームだと言うことです。これらはルールも全く変わってきますし、通常の試合と異なり心理戦の度合いも高まります。そのため、人間同士の駆け引きで勝ちませんと、PK戦を制することは難しいかもしれません。
だからこそ、昨日の記事でも書いたように、念入りな事前準備が勝敗の行く末を決めやすくなるのです。それはスペイン代表のようにPKを1,000発蹴るだけの単純な練習ではありません(笑)。当然ながら、頭を使った戦術を取り入れるべきなのです。
昨日、私は、最初のキッカーはゴールポストの左上か右上に蹴るべきだ、と書きました。これには大きな意味があるのですが、その意味がわかるでしょうか。これは単なる思い付きで言っているのではないのです。<もちろん、一人目の一発目の入り方はいろいろあるはずです。>
私をその辺りにゴロゴロいる口先だけの評論家と一緒にしてほしくないものです。
また、もし可能ならば、専門家に頼ることも必要になってきます。例えば、人間の心を研究している専門家などの力を借りるということです。それに該当するような人がいなければ、自分たちでやるしかないでしょう。クロアチアも自分たちの頭で考えて結果を出したわけですから。
サッカーのプロ同士も通常のフリーキックでは、様々の駆け引きしているはずです。通常のPKは相手のファールに対するペナルティキックで一発勝負です。この勝負はそのチームのフリーキックのスペシャリストがボールを蹴ることになりますから、ボールはゴールポストに入りやすいです。
しかし、今回のようなPK戦になってきますと、普段フリーキックをしないようなメンバーがボールを蹴ることになります。そうしますと、事前にある程度練習したり作戦を練ったりしないと勝ちにくいのです。
今日の記事タイトルでも書いたように、森保一監督はそのことを後悔したわけです。
<今日の3行日記>
不思議なことに、最近、救急車のサイレンがあまり鳴りません。また、車の数がめっきり減りました。さらに、物価上昇が酷くて私の地域も大変なことになっています。
0~12歳の生前記憶をまとめた本があります。その本によりますと、生まれる前の赤ちゃんたちは雲の上に乗って、下界にいるお母さんになる人をじっと観察しています。そして、いよいよお母さんの子宮に入る時になって、下のような神様みたいな人に連れられて、こちらの世界にやって来るそうです。もしこれが本当の話だったら何だかうれしくなりますね。こんな書き方をしていますが、本に登場してくる子どもたちはみな似たような発言をしていて真実の可能性もあるのです。私は胡散臭い大人たちよりも純粋な子どもたちの話を信じます(笑)。
今日の記事はここまでです。
不幸なことに4,000字を超えてしまいました。
これが私の体調を悪くしてしまいます(泣)。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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