mitsumi

とかちと札幌を中心に、ふわりふわりと演奏するギター弾き語りウタウタイ。 いまのところ、…

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とかちと札幌を中心に、ふわりふわりと演奏するギター弾き語りウタウタイ。 いまのところ、主に書き留めた言葉たちの置き場所。

マガジン

  • 曲のかけら

    曲になりそうだけど、ならない詞をまとめています。 曲つけたよー、大歓迎です。 でも、詞だけ持っていって、どこか見知らぬところで歌われていたら哀しいので、万が一曲をつけてくださった方は、私にも歌わせてもらえたら嬉しいです。 なので、ご一報ください。 よろしくお願いします。 ※なお、曲がついたものは、「#曲がついたもの」というタグをつけています。 ※音源を販売しています。手売りのほか、ご購入こちらから。→ https://mamex-records.stores.jp/

  • Lyrics(昧爽color)

    2017年12月に発売したmitsumi 2nd mini album 『昧爽color』に収録した楽曲の歌詞を掲載しています。

  • 書き溜めた詩たち

    小さな頃から書き溜めていた詩を、まとめています。 サイト内「poem」ページを、ほんのちょっぴり校正しながらここに順次移行中。 http://sunnyday.natsu.gs/poem.php

記事一覧

reality

雪融け直近の堤防 久し振りに並んで 歩いたんだ なのに文句ばかり言うキミ そんな言葉 聴きたいんじゃない 悩みや不安とか全て キミの笑顔見れば 吹き飛ぶけど どうしたも…

mitsumi
1年前

Leave

テーブルの上の水がすっかり干からびてしまった 斜めに挿し込む夕日は やけに オレンジ色で 長く 長く 伸びる影を ただ そこで見つめながら 小さく溜め息ついた 君は確か…

mitsumi
1年前

ちいさな部屋

たまごを茹でる あなたと食べる コーヒー淹れて あなたと分けて 寝癖のままで おはようのキス 朝日は今日も 静かに笑う 歪んで見えた ちいさな部屋で かけちがったこと は…

mitsumi
3年前
3

あおぞら

あの日君とした約束は 今はもう思い出せないけれど 今日の晩御飯は何だろう? そんなことは考えてたと思う いつも君と見たあおぞらは 今もなおまぶたの裏にあって 明日の…

mitsumi
3年前
3

end roll

小さな窓から 空を見上げる 灰色の空を踊る綿雪 言葉一つもかわされぬまま 時計の針は無情に廻り ゆらりゆらりと 待っている その時が来るのを 待っている 昨日届いた君の…

mitsumi
3年前
1

きみがのこしてくれたもの

ほんとはきみはどうしてほしかったんだろうなんて どんなに想ってみてもわかりはしない だから今きみを想う 全力できみを想う きみの好きなことを想う ただそれだけ いつ…

mitsumi
3年前
1

夕暮れ色に溶けてただ僕は笑っていた このまま夜になって朝が来るのを待って そしたら何か違うものになってたらいいな、なんて しょうもないことばかり考えていたっけ… …

mitsumi
3年前
1

dreaming

もし君の形が見えるなら そっと指でなぞって追いかける ずっとそばにいたいと願うなら ぎゅっと握ったその手を離さないこと 時にさまよって見失っても忘れないこと 不意に…

mitsumi
3年前
1

ゆれる

様々にゆれる 心の中に 様々な人の 想い出 無数 花びら占いは もう飽きた 日曜の昼下がりの 暇を持て余すように ―「いつ、また逢えるんだろうね?」 様々にゆれる …

mitsumi
3年前
2

逢いたい

逢えない君の瞳は 今 何を映しているの 君の心は 機械よりも 複雑で ややこしいけど 君の瞳は 素直に輝いて 青さを増す 冬の海を見つめていた 僕は嘘つきさ だけど …

mitsumi
3年前

Walkin' in my home town

離れすぎて ようやくわかる 草花の美しさ 空の青さ 海の広さ 子供だった日 いつかこの空を この海を 見せたかった 私をはぐくんだ さびれたこの町を

mitsumi
3年前

箱庭の空

箱庭の空が 淋しげに微笑んだ 足の踏み場も無いくらい いる場所さえも無いくらい 人の歩みの交差点が 入り組み 絡まるくらい 箱庭の空が 淋しげに微笑んだ ビルとビルの…

mitsumi
3年前

千光年

目の前の 星に 届くまでに 千年 生まれ変わっても また 生まれ変わっても 貴方を愛したい 目の前の 星に 届くまでに 千年 いつか いつか その星が つかめるはず

mitsumi
3年前

灰色の瞳(め)

思惑だらけの 街の空気に 気付いたときほど 虚しいときは無かった 人は 流されてくだけ ただ人は 灰色の瞳(め)をして

mitsumi
3年前

√3

むっとするほどの暑さに この無理数は 気が狂うほど 僕には過酷な問題さ 炎天下の坂道の縁には ひまわりが咲いて あきれるほどの日光を 吸収している 難しい別離(もんだい)…

mitsumi
3年前

あの日見ていたのは 青さという幻 垣間見た 平凡という幸せに身を任せ 人並みという河に 流されていただけ この先は 見えない 何も 行き着く海など 無いはずなのに たゆま…

mitsumi
3年前
2

reality

雪融け直近の堤防 久し振りに並んで 歩いたんだ
なのに文句ばかり言うキミ
そんな言葉 聴きたいんじゃない

悩みや不安とか全て キミの笑顔見れば 吹き飛ぶけど
どうしたもんか最近 少し遠くて 切なくなる

キミの声が届かないところへ行こう
ボクは屋根の上に昇って 空を見上げる

そしてキミのことを想おう
絡まった糸ほどいて ホントウのこと 探そう
yeah… that's my reality

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Leave

テーブルの上の水がすっかり干からびてしまった
斜めに挿し込む夕日は やけに オレンジ色で
長く 長く 伸びる影を ただ そこで見つめながら
小さく溜め息ついた

君は確かに此処に居て 幸せそうに笑っていて
戸惑いながらうつむいた私の手を握りしめて
つい昨日のことのように よみがえる

君からの手紙 今はすっかり日に焼けてしまった
窓越しに見える街が やけに白々しくて
とめども無く続く時間を ただ

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ちいさな部屋

たまごを茹でる あなたと食べる
コーヒー淹れて あなたと分けて
寝癖のままで おはようのキス
朝日は今日も 静かに笑う

歪んで見えた ちいさな部屋で
かけちがったこと はじめて気づく
当たり前のことは 当たり前じゃなくて
努力なしには 得られないこと

テレビをつける 一緒に笑う
ふとしたことで 喧嘩になって
背を向けて寝る 寝付けない夜
声を殺して 闇夜に溶ける

あかりの消えた ちいさな部屋

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あおぞら

あの日君とした約束は
今はもう思い出せないけれど
今日の晩御飯は何だろう?
そんなことは考えてたと思う

いつも君と見たあおぞらは
今もなおまぶたの裏にあって
明日の行方など 誰ひとり
考えちゃいなかった 多分

あれから何年も時は過ぎ
時々は忘れていたりする今を
そんな頑なに責め立てて
強がって 生きなくていいよ

頑張ることで平衡を保つ君を
僕は痛いほどよく知っている
僕の分も幸せでいて
垂れ

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end roll

小さな窓から 空を見上げる
灰色の空を踊る綿雪
言葉一つもかわされぬまま
時計の針は無情に廻り
ゆらりゆらりと 待っている
その時が来るのを 待っている

昨日届いた君の手紙は尖ったハサミそんな感じで
甘く優しい思い出話 そしてさよなら
ふわり、ふわりと、落ちる綿雪
ふたりでつけた足跡消して
何もなかったように微笑み そしてさよなら

君の瞳に嘘などなくて
僕の瞳は宙をさまよう
幸せのおと 聞こえ

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きみがのこしてくれたもの

ほんとはきみはどうしてほしかったんだろうなんて
どんなに想ってみてもわかりはしない

だから今きみを想う 全力できみを想う
きみの好きなことを想う ただそれだけ

いつものように起きて「おはよう」は忘れずに
珈琲がおちてゆく パンが焼けたら食べよう

何ひとつ変わらぬ中で きみだけがぽっかり抜けて
それでも僕はここに居て 日々を生きてる

ほんとはきみはどうしてほしかったんだろうなんて
どんなに想

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夕暮れ色に溶けてただ僕は笑っていた
このまま夜になって朝が来るのを待って
そしたら何か違うものになってたらいいな、なんて
しょうもないことばかり考えていたっけ…

朝焼け色に溶けてただ君は笑っていた
このままここにいてただ空を見上げ
そしたら雨は通り過ぎてしまったらいいな、なんて
風まかせなことばかり考えていたっけ

きみのこえはきこえない
ぼくのすがたはみえない
僕らはすれ違いばかりを繰り返す

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dreaming

もし君の形が見えるなら
そっと指でなぞって追いかける
ずっとそばにいたいと願うなら
ぎゅっと握ったその手を離さないこと

時にさまよって見失っても忘れないこと
不意に奏でて重なり合った音 嘘みたいな奇跡
教えて欲しいあなたを
ここにいてもどこにいても名前を呼んで
そしていつか手を取って
駆け出していこう…深い森で…

もし君が何かがわかるなら
きっとここに私はもういない
ずっとそばにいたいと願うな

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ゆれる

様々にゆれる 心の中に
様々な人の 想い出 無数
花びら占いは もう飽きた
日曜の昼下がりの 暇を持て余すように
―「いつ、また逢えるんだろうね?」

様々にゆれる 心の中に
あなたとの想い出 沈んでいく

逢いたい

逢えない君の瞳は
今 何を映しているの

君の心は 機械よりも
複雑で ややこしいけど
君の瞳は 素直に輝いて
青さを増す 冬の海を見つめていた

僕は嘘つきさ
だけど
明日の青空 探すように
かなわない夢 いつも
手探りで 探してる

君に逢いたい…

Walkin' in my home town

離れすぎて
ようやくわかる

草花の美しさ
空の青さ
海の広さ
子供だった日

いつかこの空を
この海を
見せたかった

私をはぐくんだ
さびれたこの町を

箱庭の空

箱庭の空が
淋しげに微笑んだ
足の踏み場も無いくらい
いる場所さえも無いくらい
人の歩みの交差点が
入り組み 絡まるくらい

箱庭の空が
淋しげに微笑んだ
ビルとビルの隙間

千光年

目の前の 星に
届くまでに 千年

生まれ変わっても
また 生まれ変わっても
貴方を愛したい

目の前の 星に
届くまでに 千年

いつか いつか
その星が つかめるはず

灰色の瞳(め)

思惑だらけの
街の空気に
気付いたときほど
虚しいときは無かった

人は 流されてくだけ
ただ人は 灰色の瞳(め)をして

√3

むっとするほどの暑さに
この無理数は
気が狂うほど
僕には過酷な問題さ
炎天下の坂道の縁には
ひまわりが咲いて
あきれるほどの日光を
吸収している
難しい別離(もんだい) すべて僕に押し付けて
君はどこに行ったんだろう?

あの日見ていたのは
青さという幻
垣間見た 平凡という幸せに身を任せ
人並みという河に
流されていただけ

この先は 見えない 何も
行き着く海など 無いはずなのに
たゆまなく 流れつづける
何事も無く 流れつづける

さよならを告げる
それだけの間もなく
今は 人事のように
河の流れ 見つめている