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学校に行かないという選択。

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2023年現在、中学校2年・小学校4年の学校に行かないという選択をした子どもたちとの日々の暮らし。学校や学びにまつわること。学びとはなんだろうということを日々感じ考える記録。
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2021年11月の記事一覧

学校に行かないという選択。「今、自分には何ができるかを考え続ける。」

学校に行かないという選択。「今、自分には何ができるかを考え続ける。」

先日のnoteに長男が育てているアカハライモリの拒食とそれにまつわる出来事を書いた。

その後も、アカハライモリは、餌を受け付けず。このままでは、弱って行くのは目に見えている状態だった。

そんな中、先述の記事の中の知人から、こんなアドバイスを頂いたのだ。

「セカンドオピニオンとして、動物病院を受診してみるのもひとつかもしれない。エキゾチックアニマルを診てくれる先生がいる動物病院がある。」と。

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学校に行かないという選択。「学校には行かない。でも、先生はトモダチだよ。」

学校に行かないという選択。「学校には行かない。でも、先生はトモダチだよ。」

長男は、言った。

「先生が、どうしてもって言うなら、行ってやらんこともない。」

月曜日。

夕飯の支度をバタバタとしていると、電話が鳴った。着信は小学校からだった。

「お忙しい時間にスミマセン。」

6年生である長男の担任の先生だ。

「あのですね、今週の水曜日なんですが、学習発表会の再演があるんです。」

学習発表会とは、私の子ども時代には、学芸会と言われていたものだ。歌や劇、ダンスや合奏

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学校に行かないという選択。「子どもの学びを邪魔しないと決意する大人の存在。ひとつの命と向き合う子どもの毎日。」

学校に行かないという選択。「子どもの学びを邪魔しないと決意する大人の存在。ひとつの命と向き合う子どもの毎日。」

物心ついた時から、私の身近には何かしらの生き物が傍にいました。

おばあちゃんが飼っていた金魚は、玄関の靴箱の上に置かれ、いつもゆらゆらと朱色の尾びれを優雅に動かし、水槽の中を行き来していました。私はそれをつま先立ちし、眺めていた記憶があります。

私は、金魚が苦手なのです。

虫や他の生き物に対しては抱かない感覚を金魚に抱いている。

それが、何処から来るのだろうと大人になってから考えてみたこと

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発熱後の回復期で留守番していた長男がクリスマスの飾りを作っていた。口笛を吹きながら、ご機嫌に折り紙を折る12歳思春期男子。

自分が納得するまでやり続ける子どもの姿をぼんやりと眺めるのが好き。

しかし!どんどん難しい飾りに挑戦し不機嫌に成り始めた・・・ほどほどでお願いします。

学校に行かないという選択。「好きという気持ちは、サメをただのサメでは終わらせない。」

学校に行かないという選択。「好きという気持ちは、サメをただのサメでは終わらせない。」

北海道に移り住み、海が遠くなったなと感じることがある。

神奈川県に住んでいた頃は、毎日の様に、出勤の際に駅まで行くバスや車の中から海を眺めることができた。天気が良い日には富士山を望むこともできた。海や富士山を眺めては、静かな気持ちになることも多かった。

子どもたちは産まれてから今まで、北海道での生活の方が長いので、海に対しては特別感があるようだ。

水族館、というだけでも楽しいのに、海の傍にあ

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