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不公平 公平 平等 

世の中は不公平
平等も 公平も あるけれど

でこぼこがあって 平らではない


本当にさまざまに違っていて
悲しいけれど 現実はそこにあって

それを それぞれに どう捉えていくか
そこも平らではない……


それぞれ違う 違うが前提
平らではない だから
バランスが必要

バランスをとることを
難しいと感じてる


少し説明すると 学校は でこぼこを
平らにする教育をしている訳ではない

平等に教育を受ける機会を公平に与える

その機会を受け取れる場が 学校ということ
日本は中学までの間に 自立できるための
教育の機会を公平に無償で受けられる
その仕組みがある

平等な教育を受ける機会 公平に無償に

そういう理解


与えられている教育の機会を
自分がどう活かしていくのか

受け身でいるか 能動でいるか
目的をどこに置くのか
そこは自分が選択して決めていく

学校だけでなく 何事もそういうものだ

自分が主体


世の中は不公平ではあるけれど
平等なものというのものもあって 

能動していけることは 大きな意味を持つ




私は学校という社会で働いているけれど
その小さな社会の中だけでも

でこぼこ ばらつき だらけだ

それはそう

同じ人間なんていないから
同じ家庭なんてないから

でこぼこを平らになんてならないことなど
当たり前過ぎるほど 百も承知

普通のひとが感じるよりも 
それ以上に実感する中にいて

本当に一人一人 ひと家庭ひと家庭
違っていることを 目の当たりにしている

学校は違う人間をたくさん扱っている
ひとつの社会


みんな違ってみんないい
そういうものを 肌で感じている

反面に 現実も共存する


悔しい気持ちや悲しい気持ち、切ない気持ちを
感じることもある

私の仕事は 重たい現実と向き合うこともあり
苦しい気持ちになることもある


一人一人違うからこそ
他者を感じ 比較もあり

現実や社会 人と人
向き合うものが そこにある

綺麗事だけではないものと向き合って
一人一人の成長を支援し見守る

学校はそういう場


個人へ目が向けられやすいけど
人は必ず環境の影響というものを受けている

教育というのは学校の勉強だけのことではなく
生涯的に教育というのはあるもので
学校の中だけが教育なのではない

生活の基盤となる家庭というものは大事で
家庭での影響を子どもは受け取っている

もちろん 家庭だけではなく 
あらゆるところから
人は影響を受けているのだけれど

子どもは身近な人がロールモデル

主となる生活の中で
その人の基盤が作られていく


与える教育の質というのはある
考えてゆかねばならないものだ

どのような教育を
どのような場所で
どのようなつながりを作り
どのようなものを体得させていくか

環境とコミュニケーション

教育とは 自立への学び
自分らしく生きていけることを学ぶこと

そのように考えている




子どもといえど

小さいながら
一人の「ひと」として

小さな体で 必死に生きている

親の価値観を受けながら
家庭の影響を受けながら
外側のの世界の影響を受けながら
内側の世界を感じながら

自分と親をまだ区別できないままに
親も子と区別し難くできないままに

人格とは何か
尊重とは何か

いつも考えさせられる

家庭 学校 社会




でこぼこのある世界
不公平を感じて

平らでない世界で生きていることを実感する
そして
でこぼこであるけれど
平等と公平を感じながら

平等とは何か
公平とは何か
尊重とは何か
尊厳とは何か

人とは何か
自分とは何か

そういう世界で 生きている

子どもも 大人も

自分たちの世界を持って

みんな違った世界を持って

まとまりある世界を作っている



〜社会〜

家庭も社会 学校も社会 会社も社会
人と人とつながって
社会を作っている

同じ人間でないから
同じ環境ではないから
でこぼこはあって

平らにしようとすれば
無理がかかり

だけど 抽象度を上げれば
平らなものはあって

見えにくいところに
平らなものがある

それを実感しながら
補い合い 助け合い
励まし合い 支え合い

自分を他者を 育ていく
互いに

生きていくというのは 
きっと そういうことだろう……




・・お読みいただきありがとうございます・・


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