疲れた日には、不良になっちゃえ
仕事で もやもやっ とすることがあったら、少しばかり疲れてしまう。
「生きてりゃ そんな日もある。」
自分に言い聞かせるものの、一度 心についたモヤモヤはなかなか取れない。そうです、私は切り替えが下手なのです。人前でぐずぐずしたくないから たいてい家に持ち帰ってしまって、モヤモヤを持て余してしまう。記憶力は良い方なので それが裏目に出てしまい、長所と短所はまさに表裏一体なのだなあ、とかどうでもいいことを真夜中に考える。
以前「10秒で読む。やなことがあった日のルーティン」というnoteで書いたみたいに、「モヤモヤ撃退法」を 常に のんびりと研究中。モヤモヤ撃退研究家と呼んでください。実績はないけど。
世の中に出回る方法は色々試した。最近ではマインドフルネスとか、瞑想とか、いろいろ謳われているので楽しい。
私は先生という仕事をしているので、たくさんの生徒を見ると「十人十色」という言葉を この身で痛感する。
1度の説明ではどうしても理解できない人も居るし、反対に0.5度ほどの説明で あとの0.5を予測できる人も居る。どちらが良い・悪いではなくて、その人の特性みたいなものだから、どちらの場合でもなにも言わない。「どうしてわからないの?」と責めたところでわからないものはわからないのだし、「5を言えば10まで理解してくれてありがとう」と褒めたところでその人にとってそれは「当たり前」のことだし。(「頭の回転が速いね」と別のタイミングで褒めたりはする。)
「どうしてわからないの?」と責めることはまさに、「どうして この方法でストレス発散できないの?」に繋がる。
世の中に出回る「ストレス発散方法」と呼ばれる諸々は全ての人には当てはまらない。
「体を動かす」「書き出してみる」「寝る」の中で私にフィットするのは「寝る」くらい。「どうして体を動かさないの?」と言われたところで、「だって、なんかしっくりこないんだもん」という感じ。生徒らにとって「どうしてわからないの?」という問いに対する回答は「だって、なんかわからないんだもん」なので、できないことに対しての「どうして?」という言葉はよもや禁句である。もはや無駄である。心の中で、時には頭の中で、大人であるこちらが推測すればいいだけのこと。そしてそれを今後の指導に生かす。
モヤモヤとお別れするために、知らず知らず私はいろんな行動をとっていた。
寝る、食べる、という王道の2パターンに加え、昨日はまさに「不良」となった。
と言っても真夜中にブンブン バイクを乗り回すとか、1日家に帰らないとか、そういったことではない。
私がやったのは「女子としての不良」だった。
20代も後半に差し掛かった女なので、一応それなりの美意識らしきものは備わっている。毎日毎日 髪と肌には気を配るし、ストレッチやらヨガやらもやる。「面倒くさくない?」と言われそうだけど、「やらなかったら明日がもっと面倒くさい」のです。明日の自分をラクにするべくやってる感じ。
こないだモヤモヤがあったのは休みの前日だったので、私は全てが面倒になり不良になることに。その時LINEしていた友達には「今日は不良になります」という謎のメッセージを送ったほど。不良宣言。
髪は乾かさずそのまま、スキンケアも手抜き、ストレッチ?ヨガ?やるわけない。
女子としての全てを投げ捨てた。ちなみにこの日の夕食はニンニクたっぷり餃子。人と会話することも投げ捨てた。
案の定、次の日は 髪爆発!顔はむくみでパンパン!体重い!
でも不思議と爽快だった。嫌なことをずるずる引きずりがちな私でも たいてい一晩寝りゃ忘れる。睡眠とは偉大。
翌日の休日は ひたすらだらだらして、たくさん食べて、テレビを観てケタケタ笑っておきました。もちろん髪とか爆発したまんま、顔むくんだまま。たまにはいっか。
そんなわけで皆さんも疲れた日には不良になってみてください。明日を捨てるのもたまにはいい。未来ばかり見つめず、今日の自分を思いきり慰める感じ。以上、モヤモヤ撃退研究家からでした。
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