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名前を「変える」自由と「変えない」自由

みなさん、こんにちは!
sumiです。

今回は、「名字と結婚」について!
「選択的夫婦別姓制度」って何?
今のままでいいんじゃない?なんで必要なの?👀

について、書いていきます!

今回のインプットは、こちらから!

現状、名字を変えるのは女性が多く、
名字を変えることが
嬉しいと感じる人も、抵抗がある人も、いるみたい。

私は改姓をどう感じるか、ピンと来ていないけれど…

知れば知るほど、
選択肢の1つとして
【選択的夫婦別姓制度の実現は必要】と感じた…🙃


選択的夫婦別姓制度って何?

「夫婦間で同意があれば、それぞれが結婚前の姓を名乗って良い」とする制度。
それぞれが、自分の名字で生きられる。

日本の現状

日本では実現していない。

現状、どちらかの名字に変えなければ結婚できない。
2人とも改姓がイヤな場合は、事実婚となる。
(※事実婚=届け出を出さないでパートナーと暮らすこと)


婚姻届を出せない。
つまり、公的に家族として認められない

国連から今までに、実現するよう3回勧告されているけどれど、
1975年から”検討”し続けていて、未だに動きがないことも知った…☹️

姓の変更をするのは女性?男性?

日本で結婚する(公的に家族として認められる)には、
どちらかの姓に変更しなければならない。

名字の変更は、95%が女性。男性は5%…!

事実婚を選択した方の多くは法律婚を望んでいます

選択的夫婦別姓が法制化されたら、婚姻届を提出しますか?
→調査した91.9%が「はい」

あすにはメンバー中心に実施した事実婚に関する意識調査結果
by 一般社団法人あすには
ー事実婚を選択した方の多くは法律婚を望んでいます

現状、事実婚のカップルにとって
改姓が法律婚、つまり公的に家族として認められるための大きなハードル。

選択肢が少ないが故の結果…。
選択肢を増やせば、改善できる話では…?

婚姻届を出さない理由は?

自分が改姓したくない(自分に非がある)
→女性62% 男性8%
相手が改姓したくない(相手に非がある)
→女性2% 男性12%

あすにはメンバー中心に実施した事実婚に関する意識調査結果
by 一般社団法人あすには
ー婚姻届を出さない理由

改姓しないのは、
女性は自分のせい、男性は女性のせい、
と捉えてるカップルが多い。

旦那さん家族に、奥様が改姓したくない理由の説明を求められたケースもあるそう。
女性だけの問題じゃない。2人から説明すべき問題なのに…。


改姓の負担

タスクが多すぎる!


多い。多すぎる。🙃
引っ越し関係は人によるけれど、除いたとしても多すぎる。

改姓は95%が女性だと踏まえると、
大半の女性にとって、負担になっている…。

社会保険やパスポート、サービスの会員情報の更新手続きなど、
変更する際はやることがたくさん。
手続きのために仕事を休む人もいる。

変更手続き…盲点だった…。
婚姻届を出せば完了かと思っていた🙃

姓を変えることを、嬉しいと感じる人にとっては良くても、
仕方なく変える人にとっては…

変更の手続きをするのも大変。
受け付ける側もタスクが増える。
職場も、休まれて困る。

ただ、みんなが大変になるだけじゃない?🙃

「わたし」じゃない

女性が名字を変えたくないのに、強制してしまった結果、
呼ばれる名前が自分に思えないから、
精神的に不安定になってしまうケースもあるみたい。


「慣れ」じゃないんだなって思った。
旧姓で呼ばれることが無くなり、
「今までの自分」が消えたような感覚になるんだな…

ドラマや漫画などの作品では、
女性が改姓するのが当たり前で、
改姓後の名前に慣れないことを
新婚ならではのキュン🥰として描かれているのを目にしていたから、

【改姓=良いこと】なのかと思っていた。

必ずしも、そうじゃないんだな…

事実婚で起こる問題

変更したくない!じゃぁ、事実婚にしよう!


としたいところだけど、
それはそれでリスクがある。

公的に家族として認められない、ということは…

もし子どもを持つ場合、
夫に親権がない。妻が持つことになる。

どちらかに手術が必要な場合、
同意書にサインできない
事故に遭った場合など、緊急性がある場合は特に困る…。
相手の家族でないと、サインできない。

海外赴任で、家族ビザの申請ができない。
夫婦で姓が違うから、家族として証明できない。

財産の相続ができない。
2人で築いた財産でも、遺書で相手の名前を明記したとしても、相続できない
相続人は、亡くなった人の家族になってしまう。



なぜなら…"本当の家族じゃない"から。


いつから問題視されている? 



そもそも、
いつから"検討"し続けているのか?というと、

1975年から!
50年近く!

最近なのかと思ってたから、
びっくり。。🫢

もう検討は…
十分できたんじゃない…?

選択的夫婦別姓の法制化を求める運動は、75年の国際婦人年のころから高まり、男女雇用機会均等法の成立や女性差別撤廃条約の批准をみた80年代に盛り上がった。96年には法制審議会が選択的夫婦別姓の導入を含む民法改正案を答申。だが自民党議員の反対で国会提出が見送られた。

東京新聞Web
選択的夫婦別姓「国会で議論」いつになるのか 四半世紀が過ぎても実現せず

選択的夫婦別姓制度、いる?いらない?

私は必要だと思う。

改姓することを、
「相手と家族になれた!」「新しい自分になれた!」など嬉しく感じる人もいれば、
「手続きが面倒」「"わたし"じゃない気がする」など抵抗を感じる人もいる。

人生を共に生きたい人がいるのに、
【改姓がハードルになって結婚できないという状況をなくすのが必要だと思う。

全員が夫婦別姓!というのではなく、
夫婦同姓も夫婦別姓も、選べることが必要だと思う。

最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました🙌

私たちの身の周りは、
「女性が○○すべき」「男性が○○すべき」という前提が、まだまだあふれています。

私は、歴史や政治が苦手すぎて
全く勉強してこなかったので、苦手意識がすごく強いですが…

状況を変えるためには…
ざっくりとでも、歴史と現状を理解することが必須だと感じました🧐

自分事として、まずは興味を持てるように
【身近に捉えられることから知る】のが大切だと思います。

これからもコツコツ学んでいくぞ~!🐢…

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