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《安心できる場所》誰もいない実家。

私の安心できる場所ベスト3

この頃、少し冷えてきたから
安心できる場所について書いて
心の暖をとりたいと思う。

まず、第一位はこちら。

誰もいない実家


「誰もいない」というのがよい。

私が住んでいるのは
1K6.5畳エレベーターなしの4階
隣人の目覚ましアラーム(ちなみにドラクエ)
で毎朝起きれるほど壁が薄い部屋。

この部屋をわたしはとても気に入ってる。
「わたしだけ」が確保される場所なら
正直どこでもよいのかもしれない。

ただ、ずっとこの部屋にいると
秋の落ち葉のようにカサカサしてくる。

そんな時は、重い腰を上げて実家に帰る。


一緒にいると気まずくなる父や、
自分の考えを結構な熱量で伝えてくる母が
今はいませんように。


と心で祈りながら、玄関のドアを開ける。
人の家に行きながら誰もいないことを願うなんて
図々しいものだ。

カサカサ落ち葉の私は
母なる大地だとしても
少し触れただけでパラパラと崩れてしまうのだ。
大目にみてほしい。

あぁ、よかった、誰もいない

買い物にでも出掛けているのだろうか。

一気に心が落ち着く。
セブンイレブンで買ってきた
アイスカフェオレとカレーパン。

頬張りながらテレビの電源をつけ、
大事に録画していた
昔のサスペンスドラマをつける。

もう何度も観ているドラマ。
犯人も動機も全て頭に入っている。
観ながらウトウトと眠りにはいる。

窓から射し込むオレンジの光が
私を包んでくれる。

あぁ、幸せ

殺人場面を観ながら、安心している自分って
どうなんだろうと思いつつ、
片平なぎささんの心地よい声が子守唄。
(渡瀬さんも名取さんもかたせさんも水谷さんも)

大丈夫、必ず解決することを知っている。
キーマンはあの人だよ。
お決まりパターンのサスペンスドラマに
私は全幅の信頼をおいている。



人の声で目が覚める。
温かい夕飯ができていた。



久々に帰ろうかな。



2番目と3番目についてはまた今度。
今日も1日お疲れさまでした。
おやすみなさい。




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