シンア

心の奥に沈めていた重い箱を、今なら開けられるかな。 エッセイのような、小説のような。 …

シンア

心の奥に沈めていた重い箱を、今なら開けられるかな。 エッセイのような、小説のような。 事実のような妄想のような。 自分の気持ちを吐き出す場所として。 エモいもの、ふわふわしてるもの、きゅんと切ないものが好きです。

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傘をさすくらいなら、濡れたほうがいい。

ずっとそう思っていた。 そして、 濡れることを選んできた確かな実績がある。 「雨降るってあんなに言ってたじゃん。 天気予報見てないの?」 * 知ってるよ。知ってる上でさしてないの。 もうほっといてよ。 * ただ、こんな屁理屈が通用するのは学生まで。 雨粒もキラキラと弾き返せていたあの頃は 「雨に濡れる=青春」に映っていたように思う。 もうこの年になると、濡れていると心配される。 ただただ、普通に心配される。 だから最近は誰かと歩く場面では 気を使わせないように

    • 頑張りすぎちゃう後輩を、潰れないようにフォローするの、難しすぎない?

      真面目で責任感が強くて気遣いができて いつも朗らかに明るくて、 どこを切り取っても人間的に素晴らしい後輩。 でも、色々なことを抱えすぎててしんどそう。 本人が自分から「やります!」って言って やってることだから、 そのままにしてていいのかな。 そういう、自分から仕事受けすぎて、 でも明らかに負担を抱えている。 そんな後輩の負担を剥がすのが難しすぎる。 一度メンタルを崩している子だから、 余計心配になってしまう。 大丈夫か?って聞いても、 全力笑顔の「大丈夫です!」

      • パーキングエリアからの壮観。 6.5畳の空間からは感じられない解放感。 自然を感じる時間は幸せな時間。 *noteに載っているみなさんの素敵な写真からもいつも癒されてます。ありがとう🤗*

        • 心は限りなく自由

          モノトーンの世界を彩るのは、 いつだって私のリモコン。 涙でボヤけた一辺倒の味に飽きてきたら 鮮やかな炭酸の世界へひとっとび。 僕らはいつだって自由だ 太陽の下であの子とキスだってできるし、 月明かりの優しさに包まれながら 詩集を開くことだってできる。 大丈夫だよ。 また日向ぼっこしたくなったら、 いつでもあそこへ行けるんだから。 そちらで疲れたらいつでもこちらへどうぞ。 心は限りなく自由だ。

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        傘をさすくらいなら、濡れたほうがいい。

        • 頑張りすぎちゃう後輩を、潰れないようにフォローするの、難しすぎない?

        • パーキングエリアからの壮観。 6.5畳の空間からは感じられない解放感。 自然を感じる時間は幸せな時間。 *noteに載っているみなさんの素敵な写真からもいつも癒されてます。ありがとう🤗*

        • 心は限りなく自由

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          知らない土地で迎える夜の心細さ

          知らない土地で迎える夜の心細さ

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          人と野菜を立派に育てた、おじぃちゃんへ。

          野菜たち あなたが一生懸命育てた野菜や果物が、 今か今かと収穫の時を待ってます。 今どこにいますか。ついさっきまでいたのに。 痛む足をほって、畑に座り込んでもくもくと働くあなたの背中を探しています。 お土産に果物をもらったよ。大事に食べるね。 火葬場にて あなたの子供や孫や、 あとは私もよく知らない親族の人達が 寂しいね、寂しいねと言いながら 数の足りないお弁当をつつきあってます。 あなたの曾孫や あとは私もよく知らない親族の子供達が 元気いっぱいに追いかけっこを

          人と野菜を立派に育てた、おじぃちゃんへ。

          月に願いを

          夜が明るすぎるんだよね。 もっと暗くしてくれないと、隠れられないよね。 私が隠してあげるよ。私の胸に埋まればいいよ。 * あの子は、おもむろにベランダに出た。 何がそんなに悲しいのだろうか。 私に癒すことはできないのだろうか。 「自分でもよくわからなくてさ」と、 あの子は爽やかに笑って、口元に火をつけた。 その澄んだ瞳にタバコは似合わない。 ボロアパートのすぐ横は高層マンション。 真夜中でも異様に光る蛍光灯に照らされながら あの子は白い息を吐く。 * ベランダから見

          月に願いを

          《安心できる場所》誰もいない実家。

          私の安心できる場所ベスト3 この頃、少し冷えてきたから 安心できる場所について書いて 心の暖をとりたいと思う。 まず、第一位はこちら。 誰もいない実家「誰もいない」というのがよい。 私が住んでいるのは 1K6.5畳エレベーターなしの4階 隣人の目覚ましアラーム(ちなみにドラクエ) で毎朝起きれるほど壁が薄い部屋。 この部屋をわたしはとても気に入ってる。 「わたしだけ」が確保される場所なら 正直どこでもよいのかもしれない。 ただ、ずっとこの部屋にいると 秋の落ち葉の

          《安心できる場所》誰もいない実家。

          焦らず、焦らず。

          noteをやりはじめて数日経った。 自分の思いを伝えられる場所がある。 それを読んでくれる人がいる。 スキやフォローまでしてくれる人がいる。 それが本当に嬉しい。 ありがとうございます! 今まで心に溜めていた分、 ここに吐き出したいことが沢山ある。 ただ、ウキウキよりもソワソワする感じだ。 はやく、はやく!自分の考えを早くこの心から吐き出したい。 嬉しい出来事だとしても、 抱え続けるのは私には負担。 クイニーアマンを口いっぱいに頬張りながら トイレに駆け込むような感

          焦らず、焦らず。

          美容師さんの名前を、私は知らない。

          毛量が多い私は、頻繁にカットに行く。 その度にストレスを感じていた。 どの店舗も気に入らず ホットペッパーで毎回違う美容院に行っていた。 わたしは人よりも、 【心地よく感じる距離】 が必要な人間なのだ。 * 「お住まいは近くなんですか?」   ーえ、なんでそんなこと聞くの?こわ 「何のお仕事されてるんですか?」   ー仕事のこと、今は忘れたいんすけど~! 「休日は何されてるんですか?」   ー休日は…何もしてません。はい、つまらない人間ですみません。会話盛り上がら

          美容師さんの名前を、私は知らない。

          コーラが好きだ!

          私はコーラが好きだ。 蓋を回した瞬間、「プッシュ」 ーーー 喉をぱちぱちと心地よいリズムで 打ち付けてくる泡も * 胃に入った途端に ぎゅんと握り潰されていくような あの圧迫感も * 口内を全て溶かす気か という程の甘ったるさも 全身で異物が侵入してきている感を味わえて たまらなく、いい。 ーーー 普段、理想的な自分・きれいな自分を 魅せようとしている分、 自分の汚さが内に積もる。 私の中の「純白さ」と「汚れ」 どちらかに偏る度に、はい、コーラの出番。

          コーラが好きだ!

          雑巾を絞る音がする

          人を好きになるという感覚がわからない。 そんな重症な私が、 感情豊かなあの子と一緒にいるようになって 人として本来あるべき感情を取り戻しつつある。 私は人よりも、 【自分の心の声】を汲み取るのに 時間がかかるのだ。 ゆっくりいこう。 あの子は忙しい。 色々と能力を買われ、ひっぱりだこ。 そんなあの子を誇りに思うが、 おいおい、忙しすぎやしないかい? 「最近連絡できてなくて本当にごめんね。 体が疲れてしまってて。」 * 「わかっているから大丈夫だよ。 私のことは気

          雑巾を絞る音がする

          はじめまして。

          自分のことを卑下してばかりの私だったが、 周りの愉快な仲間たちのお陰で 少しずつ認めてあげられるようになってきた。 シンアって飾らずありのままだよね。 とても魅力的だよ! 最初は、えどこが?そんなわけないじゃん。 だって、私こんなところもあるし、 あんなこともしたし。人間としてさいてーだろ。 と全力で拒否していたが、 何度も何度も「そんな部分があなたの人間味だ」 そう言ってもらっているうちに、 だんだんと自分でもそう感じられるようになってきた気がする。 (年を重ねるう

          はじめまして。