水柳元葉
詩を書いて説明もつけて載せています日々更新していきたいと思っております。
そのかせもの、かだ者にして渇命(かつめい)なり しかしてその者才(かど)めくものあり 魑魅(すだま)を蹴散らし幽(かす)かき者を露へと消し去る 彼の力人々は畏(かしこ)ま…
逝かないで 謝らない君がごめんって言ったのは 私にもっとピアノを弾かせてやればよかったねって謝ってくれたんだよね 逝かないで こんな姿でお別れなんて嫌だよ また…
好きたわむ 天神の指の赤い糸 しんねこの彼と 出奔の夢 作者意訳 好色で人になびきやすい、天神(太夫の次の遊女の等級)の指の赤い糸は、 しんねこ(男女がなかむつま…
月光と朝霧の間の白牡丹 仄白き間に白が光らん
鬼灯行灯が練り歩く 足音たてずに練り歩く 鈴虫の声も縮こまり 人っ子一人見当たらない 含羞草(おじぎそう)が目をつむり 土には隠れる蟻地獄 鬼も煙に角が見え 一つ…
金獅子の 故郷呼びたる 岩肌の 高くそびえし 白妙の空
夜毎(よごと)夜毎(よごと)にうつしよの 隠れて音は鈴神楽 隠れて一つ彼岸花 足音一つみる影の 覗くあの子が笑ってる 賑わう祭りのそのあとの 静かな社のその裏で 昔の…
花よ咲け咲け花よ咲け まだ見ぬ花でも蕾なら いつか咲く咲く 花が咲く 他の花が眩しくとも あなたは良いものと見てるから きっといずれは花が咲く きっと満開の花が…
2021年2月18日 06:13
人の寿命は儚い まるで花びらが落ちるよう
2021年2月16日 02:08
淡い期待は恋の始まり。波を連れて覆い隠す
2021年2月14日 17:22
相手が気づいてくれない恋はまるで(うたかた)泡沫のよう
2020年8月2日 18:59
そのかせもの、かだ者にして渇命(かつめい)なりしかしてその者才(かど)めくものあり魑魅(すだま)を蹴散らし幽(かす)かき者を露へと消し去る彼の力人々は畏(かしこ)まりそれがまた彼を片敷きとさせる事となるある時右を向けば糟尾(かすお)の堅むくろ左を見ればすきがましの男ありそれをあしらう佳麗な狐がごとき女子ありその女子、誰にも見えぬ九尾を光らせ、芍薬のもと、鉦(かね)叩きを
2020年5月20日 02:03
逝かないで謝らない君がごめんって言ったのは私にもっとピアノを弾かせてやればよかったねって謝ってくれたんだよね逝かないでこんな姿でお別れなんて嫌だよまたごめんって言ってよ。もう忘れられないじゃんこんなに涙が止まらないのに、ありがとうも言えてないのに君のピアノは私より指が柔かくなめらかに動いて、リストの愛の夢が得意だったよね言ってなかったけど似合ってた私ときたら速くてシャー
2020年5月14日 18:46
2020年5月14日 18:39
好きたわむ 天神の指の赤い糸 しんねこの彼と出奔の夢作者意訳好色で人になびきやすい、天神(太夫の次の遊女の等級)の指の赤い糸は、しんねこ(男女がなかむつまじく語り合うこと)になった男性と出奔(かけおち)することを夢にみているといった内容です。悲しくも赤く情熱のある夢をみる、愛に自由を重ねてみる天神の夢をかきました。
2020年5月11日 19:07
2020年5月11日 19:05
2020年5月2日 11:56
2020年2月25日 20:20
2020年2月23日 23:50
2020年2月23日 05:15
鬼灯行灯が練り歩く足音たてずに練り歩く鈴虫の声も縮こまり人っ子一人見当たらない含羞草(おじぎそう)が目をつむり土には隠れる蟻地獄鬼も煙に角が見え一つ目小僧が舌を出す魑魅魍魎が歩くなかその行脚を率いるは十二の尻尾の狐なり狐火たいて通りぬる妖しき平成百鬼夜行作者感想
2020年2月14日 15:55
金獅子の 故郷呼びたる 岩肌の 高くそびえし白妙の空
2020年2月14日 15:22
夜毎(よごと)夜毎(よごと)にうつしよの隠れて音は鈴神楽隠れて一つ彼岸花足音一つみる影の覗くあの子が笑ってる賑わう祭りのそのあとの静かな社のその裏で昔のあの子が笑ってる覗ける魄のわらしかな作者感想
2020年2月10日 04:34
花よ咲け咲け花よ咲けまだ見ぬ花でも蕾ならいつか咲く咲く花が咲く他の花が眩しくともあなたは良いものと見てるからきっといずれは花が咲くきっと満開の花が咲く花よ咲け咲け花よ咲け私はあなたをたて上げて私はあなたを励まそう人それぞれの色の花満開になるその日まで私があなたを守り抜こう花が咲く咲く花が咲くやっとこの日がやってきたどうにかこうにか足掻