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詩を書いて説明もつけて載せています日々更新していきたいと思っております。
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記事一覧

百鬼夜行

鬼灯行灯が練り歩く 足音たてずに練り歩く 鈴虫の声も縮こまり 人っ子一人見当たらない 含…

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水柳元葉
4年前
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あの子

夜毎(よごと)夜毎(よごと)にうつしよの 隠れて音は鈴神楽 隠れて一つ彼岸花 足音一つみる影の…

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水柳元葉
4年前
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君の道

花よ咲け咲け花よ咲け まだ見ぬ花でも蕾なら いつか咲く咲く 花が咲く 他の花が眩しくとも…

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水柳元葉
4年前
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一人残してゆく貴方へ

愛してる まだ幾ばくかの時間がある 貴方になんと伝えよう か弱く儚きこのからだ 赦してほし…

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水柳元葉
4年前
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硯学

照覧されているだろか この寂寞(せきばく)の空のもと 老いを感じるこの姿 多くの命を馳走し…

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水柳元葉
4年前

君のいる夢

幼きころに夢見てた コップいっぱいの幸せを 飲み干す夏の昼下がり せわしく空へ飛んでった…

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水柳元葉
4年前

愛し君へ

いとしきみへ いとしきみへ もうこのかすみがかかった視界には 貴方は遠くて触れられぬ 草花と咲くその姿 風とはしゃぐ戯れを 思い起こせば幼少の契りを交わしたあの姿 思い出してはからびんか 君のもとへととびだたん あなたのもとへと勝ちにゆかん 私の夢をいざ叶えん あなたの手をとり勝ち星の 夢の中へといざ参らん (見えてた幻すらも見えなくなってきてる) きっといずれは勝ち戦 君の袂(たもと)へいざゆかん君の御霊(みたま)へいざ参らん (生きて待たせている彼女のもとへ帰

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