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デザインという営みにコピーを与えてみる。

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このマガジンでは、デザインにコピーを与えるという目標に向かって「デザインを語ることば」を集め、分類し、デザインとは何かを再解釈する学習プロセスを記録しています。
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#芸術

第10回「ヴァイオリンよりはむしろヴァイオリンについて」(パウル・クレー『造形思考』より)

第10回「ヴァイオリンよりはむしろヴァイオリンについて」(パウル・クレー『造形思考』より)

このマガジン「デザインという営みにコピーを与えてみる」では、デザインにコピーを与えるという目標に向かって「デザインを語ることば」を集めています。第9回では、矢萩喜従郎氏の「思考する織り物」を紹介しました。

さて、第10回でご紹介し、書き留めておきたいのは「ヴァイオリンよりはむしろヴァイオリンについて」です。

「ヴァイオリンよりはむしろヴァイオリンについて」

この言葉は、バウハウスで教鞭をとっ

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第9回「思考する織り物」(矢萩喜従郎 『平面 空間 身体』 より)

第9回「思考する織り物」(矢萩喜従郎 『平面 空間 身体』 より)

このマガジン「デザインという営みにコピーを与えてみる」では、デザインにコピーを与えるという目標に向かって「デザインを語ることば」を集めています。第8回では、レスター・エンブリーの「使える現象学」を紹介しました。

さて、第9回でご紹介し、書き留めておきたいのは、「思考する織り物」です。

「思考する織り物」
この言葉は、グラフィック、サイン、写真、アート、建築、評論、出版を手がける領域横断型のデザ

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第7回「碁は調和の姿」(呉清源)

第7回「碁は調和の姿」(呉清源)

このマガジン「デザインという営みにコピーを与えてみる」では、デザインにコピーを与えるという目標に向かって「デザインを語ることば」を集めています。第6回では寺山修司の「必然ということばは社会的で、偶然ということばは個人的である」を紹介しました。

さて、第7回でご紹介し、書き留めておきたいのはこちらです。

「碁は調和の姿」これは、昭和囲碁界最強の打ち手といわれた中国出身の囲碁棋士・呉清源先生のこと

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