反省だらけの毎日に疲れたら。「自分への問い」のすすめ
こんにちは。Stockrチームの大木です。
今日1日、または昨日1日の出来事を思い起こしてみて、良かったことよりも、反省や課題・改善すべきことがたくさん出てきた、という方はぜひこの記事を読んでいただきたいなと思います。
改善点が多すぎると疲れませんか?
もともと自己肯定感が低めな私です。
学んだことを蓄積することで自己承認したい、そんなこともStockrを使う目的の一つでした。
「ふりかえり」といえば「KPT(Keep / Problem / Try)」のフレームワークが有名です。Stockrでもイベントやnoteなどでよくご紹介しています。
でもこれ、自己肯定感低めな私が普通にやるとProblemが多くなります。
Problemのポイントは「客観的に考えること」ですが、個人的なふりかえりではどうしても自責思考が出てきてしまいがちです。
「これもうまくできなかった」
「あれもこうすべきだった」
「またできなかった」
「やったけどまだ足りてない」
せっかくより良い状態の自分になりたくてふりかえりしても、毎日改善すべきことだらけ。「頑張っても、いつもできていないことばっかり」と、あるとき疲れを感じました。
楽しくないことをやり続けるのはなかなかの苦行です。
そんなとき2つの出来事をきっかけに、この反省ザムライから卒業することに決めました。
問題点ばかりに注目したら楽しくない
1つ目の出来事は、Stockrチームの定例MTGでのこと。
毎週、KPTでのふりかえり会をしていましたが「KPTだと問題点により注目してしまうから楽しくない。良かったことに注目できるように『Good /もっとGood』にしよう」という話がありました。
(※Goodは良かったことを挙げる、もっとGoodは”こうしたらもっと良くなる”ことを挙げる)
チーム(仕事)でも「楽しさ」にこだわることに、目から鱗の思いでした。
個人で好きにやっているふりかえりなら尚更。自分でも反省会にならないように、工夫をすることにしました。
いろいろと思うようにいかない1日だったとしても、問題点ばかりを考えると"次もっとがんばる"しかなくなります。
そうではなく、どうだったら自分が満足する1日にできたのか?そのための行動はどんなことがあるか?というふうに、自分が楽しい未来の時間を作ることを目的に「問い」を重ねていきます。
せっかくがんばるなら、自分が楽しいと思えること
2つ目の出来事はコーチングを受けたときのことです。
初めてのコーチング体験でしたが、出来事や状況について「自分がどう感じているか」「どれくらい幸せだと思えるか」など、自分を中心にした思考を促す問いかけをたくさん受けたことがとても印象的でした。
同時に、自分がこれまでいかに「どうあるべきか」「どうするのが正しいか」など第三者的な評価軸で行動してきたかに気づきました。
コーチングを経て、自分の思考や内面とひたすら向き合い、自分で自分を認めることの心地よさの一端を体験できたことで「自分軸」を発見できたのです。
「こうありたい」から考える、自分への問いのすすめ
2つの出来事で、1日に評価を付けるようなふりかえりではなく、1日の出来事からいろいろな角度で自分に問いかけるようなふりかえりに変えた結果、再現なくあれこれと考えるのが楽しくなりました。
改善点がたくさんある状況に「よーし!伸びしろだ!」とポジティブに考えられる人もいれば、私のように「今の自分はなんてダメなんだ」とネガティブに考える人もいます。
どちらが良い悪い、どうならなければいけないではなく、自分が楽しいと思える方法を選択できることが大事なのだと思います。
余談ですが私は氷河期世代で、同じ悩みを持つ同年代の方が多いような気がしています。
もちろん年代問わずですが、「こうあるべき」のような自責思考で落ち込むことが多い方、他人の視点に敏感でなかなか自分軸で考えられない方は、自分がより心地よくいられる方向を探るための「問いかけ」をたくさんしてみてください。
はじめはうまく問いが思いつかず、違う角度に気づけないこともありますが、まずはその時々で思いつく思考を自由にしてみて、良い答えがでてきた問いはメモをしておくと良いです。
コーチングを利用してコーチからさまざまな問いかけを受けることで、自分の視点を広げることも大いに有効です。
最後に、自分への問いの一例をご紹介します。
自分と向き合う時間にお役立ていただけたら幸いです。
「ふりかえり」の時間を楽しく充実させていきましょう!
自己成長をサポートするコーチングを提供されている「Fullbol」さんによる、Stockrユーザーさん限定のコーチングプランができました!
2ヶ月に1度開催のStockrイベント、次回はコーチングとのコラボ企画です!無料で体験できる機会ですよ〜!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?