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悲しみの中にある人へ
もうここでの死と向き合う投稿は終わり。更新はしない。止まない雨はないだとか、人はいうけれど今のところ私の心はあの日から陽が射さない。
だけど、それもアリかもと受け入れられるようにはなった。また晴れる日もあるかもね、なくても私は生きているから、生きていく。
アカウントは削除せずに一連のエッセイを悲しみの中にある人へ捧ぐ。
読んでくれてありがとう、さようなら。
あなたが泣くと私が悲しい #エッセイ
あの日私は仕事が佳境に入り、のりにのっていた。少し遅めに帰宅すると明日から入院することになったという。
(病名)の恐れがある、と。え?死ぬの?と思ったけど「科学は進歩してるしね!大丈夫だよ!」と明るく励ました(つもり)。
大丈夫!大丈夫!と言いながら流すつもりのない涙が流れた。そしたら、
あなたが泣くと私が悲しい
と言われた。じゃあ泣いちゃダメじゃん。あの人が悲しいのは私が悲しい。このとき
たまに病名で検索する #エッセイ
私がさよならしたあの人の病名は書かない。なぜなら、同じ病を患った人やその関係者が私の経験を知ったら絶望しかないだろうから。
とある病の疑いがあるのでと入院した、その3日後にはこの世から居なくなっていた。検査入院のはずだった。治療方針の説明までも行き着かずに終わった。
一周忌が過ぎた頃、検索バーに初めて病名を入力した気がする。病気の仕組みを知ったところであの人の痛みはわからない。
今日も何とな
一日に一時間で #エッセイ
毎日一時間を何かしらの学びに利用すると一年後にはちょっとしたものにはなるという。確かにそうかもなーとスンナリ思えたので取り入れることにした。
習い事のチョイスまでスキルアップに直結させてた私に「自分の時間には仕事とは関係のないことをした方が良いよ」と人生の大先輩に言われたことがあったけど当時は必死で聞き流した。
自分の外側から認められたくてやってきたことの数々は、今思うと悲しくそして可愛いらし
特効薬の効き目 #エッセイ
人生観が変わってしまった私に、ある友だちが言った。
「死と向き合い過ぎたね。」
その通り。それはもうどうしようもなく私の一部だ。
気持ちの落ち込みをどうにかしたくて、藁にもすがる思いで二度とやるまい(苦手)と思っていたことに取り組んだりもした。
具体的にはプールに通ってみた。やっぱり好きではなかったけど、浮力に身を任せクタクタになるまで泳ぐことは悪くはなかった。
ひとシーズンでわかったこ
筆まめの経由地 #エッセイ
いつも手紙を書いていた。切手も便箋も封筒も、おそらくひとりの人間が一生のうちに使いきれない程ある。
それらの郵便グッズは、コレクションでは決してなくいわば在庫なのだが、外から見れば集めているように見えるかもしれない。
筆まめというか度が過ぎて筆キチガイとも呼ぶべき私はある時期から書かなくなった。いや書けなくなった、のか?
小さい頃は神様が居て、じゃないけど歳が少なければ少ないほど私にはどうに
そして今日も日が昇る #エッセイ
※死についての描写があります※
夜明けを見ている。外が明るくなりだすと、少しホッとして次第に眠くなって来る。
大切な人を喪ったときそれが私の人生史上、あまりにも圧倒的な破壊力をもつ出来事だったので自分が壊れてしまわないように睡眠と食事を死守した。睡眠薬を飲んで眠り、ない食欲を振り絞り形あるものを口に入れた。
現状の昼夜逆転は、それより少し後の出来事に起因していて、それは、愛犬の死だ。もうすぐ
初めての投稿はこんなところでいいのかな?いい、いいのだ!#自己紹介
昨日はあんなに書くことがあったのに、どうしたことか今日は思い付かない。昨夜はなぜかアカウントを作ろうとしても新規登録にアクセス出来なかったのだ。それで諦めて寝た。
そうそう、昨日は本をビューンと駆け足で読み終えたのだった。その本が何かは一先ず置いておいて、ここ最近数年振りに紙媒体の本読みを復活させた。活字中毒者であるから、基本どこかで何かを読んではいるのだけれどやっぱり好きだな、紙の本。目にも優