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洋装の「本物」さと純度
モノの真贋の判別によりそのモノの価値は大きく左右されます。時計やブランドモノを例にとっても、そのモノの保証書やプロによる鑑定書など、本物であることの証明ができるか否かで経済的な価値は大きく揺らぎます。
どんなに綺麗に作り込んでいてもひとたびそれが本物ではないことが判ると、途端に経済的な価値(換金性)は地に堕ちてしまいます。
我々が求める「本物」世間がモノの真贋を重視していることがわかった上で、
色の妙味 – 正しい色合せ?
洋服のスタイリングを考える上で、色合せに課題意識を持つ方も多いのではないでしょうか?
自分では洋服同士の色合いがマッチしているのかしていないのか判断がつかない。チマタで流布される、色合わせの正否に惑わさる。セレクトショップや百貨店のディスプレイ、雑誌で謳われるトレンドカラーに振り回される。。
(ちなみにトレンドの色はインターカラーという組織が年単位の流行色を人工的に決め、ラグジュアリーブランド
”do not wear brown in town” ??
英国では「シティではブラウンを着用してはいけない」との古めかしいルールがありますが、それは何故でしょうか?たしかに本邦でもベージュやブラウン等、植物系の色合いを職場で着用するのは憚られる、という方は少なくないと思います。
英国に於いてブラウンはシティで働く紳士が自宅や週末に着用する色であり、平日は黒や紺、グレーなどの濃色を着用するのが永く一般的でした。あくまでブラウンは、カントリーサイドでツイー