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バイオダイナミック農法のアルケミ― (聖なる農業 第二章の4) Sacred Agriculture ーAlchemy of Biodynamics by Dennis Klocek より
第二章 〖物質の変容〗の4 現象と非現象
ここで確認したいのですが、地、水、空気、火、アカーシャはすべて錬金術の暗号であって、通常”火”や”水”と言われて人々が思い浮かべるような意味ではないのです。火のすべての形態、空気のすべての形態、水のすべての形態を含むのです。これらの言葉は、普遍的な原型的プロセスとしての元素界を示しています。普遍的な原型的プロセスとしての地は、顕現のプロセスです。顕現す
バイオダイナミック農法のアルケミ― (聖なる農業 第二章の3) Sacred Agriculture ーAlchemy of Biodynamics by Dennis Klocek より
第二章 〖物質の変容〗の3気(風)の意識
さて、これから取り上げるのは気の要素、これは私の好きな分野です。気を理解することの難しさは、私たちは決して本当に気を理解することはできないことにあります。なぜなら、あなたがとうとう気を照準に捉えたと思った時、気はいつも別の何かになってしまうからです。35年間の気象研究の中で、私はこのことの意義が分かってきました。なぜなら、間違いを犯すのは、常に何かを理
バイオダイナミック農法のアルケミ― (聖なる農業 第二章の2) Sacred Agriculture ーAlchemy of Biodynamics by Dennis Klocek より
第二章 〖物質の変容〗の2堕罪
さて先へ進む前に、錬金術的要素としての水に焦点を当て、四大元素の考え方を再確認してみましょう。四元素説は非常に古く、今日の科学で言うところの位相変移に関係しています。現代の言葉で言えば、位相変移とは固体から液体へ、液体から気体へ、気体から純粋な温かさへの移動のことです。この概念は、どちらかというと機械的で、原子論のように、一種の幾何学的な性質を持ち、結合角やその種
バイオダイナミック農法のアルケミ― (聖なる農業 第二章の1) Sacred Agriculture ーAlchemy of Biodynamics by Dennis Klocek より
第二章 〖物質の変容〗の1自然と人の意識
この章では、バイオダイナミック農法の調合剤にまつわる理論や現象論を紹介します。特にバイオダイナミック農法に関連して、ルドルフ・シュタイナーの仕事の背景にある錬金術的考え方を説明します。私の理解では、シュタイナーの世界観は、人間の意識を通して霊と物質が出会えるということです。それは錬金術の世界観に沿った考え方です。
古代における錬金術的思考の核心はこう
バイオダイナミック農法のアルケミー(聖なる農業 第一章)
バイオダイナミック農法について学びたくても、どうしたらいいのかわからない人がたくさんいると思います。簡単なノウハウとして、種まきカレンダーに合わせたり、調合剤を撒いたりは出来るかも知れませんが、それでバイオダイナミック農法を実践していると言えるのでしょうか?
このような疑問は、シュタイナー教育についても、オイリュトミーについても、すべての人智学的実践においてあると思います。
ルドルフシュタイナ