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はじめに

アメリカで一般に宗教というと、あれかこれか多項択一の問題だと思われています。人智学(アントロポゾフィー)を説明しようとすると、ある種の宗教だなと、普通は捉えられます。どんなものにも本質とスタイルがあります。スタイルを見ている人には、それぞれ違うものに見えるし、本質を見ている人には、違いはあまり意味を持たない。例えば、人智学やシュタイナー教育についても、スタイルを本質と勘違いしている人は多いと思います。僕は人智学の本質は、”本質を問題にする”ということだと思っています。全ての宗教についても、人智学を通して、その本質を学んでいくことができます。

バイオダイナミック農法についても、個々の方法はスタイルに過ぎません。種々の条件に応じて変化していいし、時と場所によって違うはずなのです。世にはいろんな名前の農法が出回っていますが、バイオダイナミック農法の本質は、どんな農法についても、その意味や本質を学んでいける枠組みを提供することにあるのではないかと思っています。

ただ人が言うことや、本で読んだこと、(今ならyoutubeで観たことやブログで読んだこと)を信じるのでなく、どうすれば自分の観察力を磨き、本質を探求していけるのか。そのための材料を少しでも提供出来たらと思います。

僕にとって、探求の道標は、わが師 デニス・クロセックです。彼の多肢に亘る研究と実践は、アメリカの人智学運動に命を吹き込み、教条主義に陥らないための改革の道を常に示し続けてきました。

自然を読んで描く

この本は僕の最初のワークブックでした。ゲーテ的観察の方法を実践していくためのガイドとして、素晴らしいと同時に、非常に奥深い秘教的部分が見え隠れしていました。シュタイナー教師としても、必携でした。

霊的ヴィジョンを求めて
見霊者のハンドブック
天気と宇宙
気候-地球の魂

ガイアとの繋がりを深めるために、、、

秘教的生理学

次に翻訳したいのはこの本なのですが、いつになるか、、、


魂の色-明るさと暗さの間に

色の研究はゲーテ的探求者として、必須です。


錬金術の結婚

薔薇十字主義と錬金術の底にあるもの、、、


バイオダイナミック農法-月の本

もし日本で出版するなら、一般にはこの本の方が入り易いだろうと思います。


聖なる農業

とはいえ、この本から和訳を始めてしまったので、どこまでいけるかやってみます。翻訳作業も初めてなので、ご意見、感想等、大歓迎です。

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