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なぜ、あの人は成果を上げられるのか?〜成功する人の特徴〜

会社も人生も成果を出すにはどうすべきか? ハーバードの研究によれば、「金銭的成功」と「幸せ」は両立可能。

何をやっても結果が出る人と、何も上手くいかない人がいる。この差異は何にあるのか?

上手くいかない人の特徴

・思いつき
・行動しない
・方法が違う

大別するとこの3点だ。

逆に、全て裏返せば成功するのだろうか?考えてみよう。

・思いつき→戦略をよく練る
・行動しない→実践的に行動する
・方法が違う→正しい方法で実行する

一見すると正しそうだ。

しかし、最後に加えるべき、見落としていることがある。

何が正しいかわからない」という点だ。

順を追ってみていこう。

外部分析:PEST

外部要因分析には、PESTいう分析フレームワークがある。

・Political 政治的
・Social 社会的
・Economic 経済的
・Technology テクノロジー的

と、外部環境は「4変数」がダイナミックに刻々変化する。

現在のような感染症蔓延時は、4変数が同時に動き、乱世になる。

つまり、何が勝ち馬(成功・正しい方法)かわからない。

この状況下でも成果必須の社会人は辛い。

しかし、この環境下でも成果を上げるハイパフォーマーが存在する。

彼・彼女らの特徴はどのような特性なのだろうか?

失敗の経験

成功する裏側には必ず失敗がある。

失敗の経験数が多いほどに成功する確率は上がっていく。

ビジネススクールの戦略テーマにしても、ある意味失敗したケーススタディを見て、ここが悪かった、あそこが悪いと習うし、沢山議論してきた。

しかし、だ。重要なのは、

「失敗の解釈」で終わることなく、「自分の現場で実行するときに、その知恵を活かし、少しでも成功する」ことが大切だ。

他人の振りを見て、ごちゃごちゃいうだけでは何も起きないのだ。

つまり、失敗や成功から学ぶときに「why」ではなく「how」と「自分ならどうする?」に着目することの重要性を強調しておきたい。

特に重要なのは自分に当てはめた場合の「実行の改善」だ。

戦略も実行も「両面をバランス良く判断すること」が非常に重要になる。

ビジネス書をには「XXXすればOK! コレ一つでOK!」的な、単一論タイトル出版物が多い。

おもしろい切り口でポジション取らない限り、尖った本は出版できず、目に止められないため断言調の論調が繰り返される。

出版社のマーケティング・コピーライティングは無視だ。

大事なのでもう一度記載する、「重要なのはバランスだ」

この世界は白黒で二元論ではない。

が故に、ダイバーシティー、様々な観点でバランスをとり成長することが必要になるわけだ。

失敗から自分の頭で考える

戦略の分析にしても実行の改善にしても、「誰かの分析が答えを出してくれる」のではなく、分析を材料し「自分の場合に当てはめ」て、どのように「自分」が戦略を練り上げるのかが大切なのだ。

そして、その戦略が少しでもヒットしたら、それを伸ばそう。失敗はその過程にある試行実験だ。副業も同様だ。

副業中に、給料を会社からもらいながら、実験を繰り返せば無敵だ。死ぬことはない。独立してしまうと万一の場合キャッシュアウトする。

副業で、時間給で労働集約型の時間提供をする人が多い。騙されてはいけない。大切な時間は、人へ時間を提供するのではなく、もう働かずに済む様に、自分の「資産になりうるもの」へ投じるべきだ。ここにまとめたのでご覧いただきたい↓

どんな戦略にも、必ずプラスとマイナスがある。

双方を踏まえた上で意思決定の必要がある。

長所と短所ををトレードオフにかけて、意思決定を正しくする「行動+改善+継続」が重要だ。

「成功するまでやる」姿勢は大切だが、その結果、泥沼にはまっていないか。(戦略の間違い)
失敗を奨励するのは良いが、本当にそこから学べるような緊張感をどのように維持するべきか?(実行の改善計画)
失敗人材評価について、どこまでプロセスをみ、どこまで結果を見るべきか?(継続のための改善)

結局、本質的な問題は「トレードオフ」と、「バランス」にある。

コレが絶妙にアートで「トレードオフ」「バランス」は大変難しく、だからこそ、差がつく。

ストラテジストの重要性はここにあり、万一戦略を間違えると、大量の自軍の兵士たちを疲弊させることになる。責任は重大。同僚家族全員の食事がなくなるのだ。

全社会人に戦略関係の本は読んでもらいたい。いや、読まれると強者ばかりになるから、やっぱり読まないで欲しい。

ストラテジストのような、全滅覚悟の意思決定の重みに耐えられるか?常にプレッシャーと隣り合わせだ。コンサルファームの人材は常にこの重責をCXOと共有し、自分を磨く。そのため思考がシャープになる。

スタートアップの起業家は常にこのプレッシャーと戦いストレス過多の状態にある。故に戦略と実践が磨かれ、時に美しいユニコーンとなって羽ばたく。

余談だが、スタートアップ、経営者など、成功を目指す人たちは、転ばぬ先の杖として、この本は絶対に読んでおいた方が良い。

高校の同級生友人で、TVCM迄出す大スタートアップ社長友人も、成功前にこの本を推薦してくれた。

話をもとに戻そう。

現状の世の中では、100%正しい答えを得ることは不可能。それでも少しずつ前進すれば良くなり続ける。

小さな積み重ねがある時「臨界点」に達し、悪循環が好循環に変わり成果を上げる。

全ては小さな積み重ねでできているのだ。

発明家でもないあなたは、複利という発明を使い続ければ良いだけだ。複利という「再現性のある発明」を使いこなすだけ。簡単でしょ。

上手くいく人の特徴

上手くいくにはどうしたら良いのか?結局は、

・自分の頭で考える癖をつけること
・自分の頭を磨き切ること
・そして、実践し改善を継続すること

この繰返しのみだ。

自分でユニークな構想力・ビジョン・戦略論を考え出せる思考は貴重だ。磨き切ろう。それは誰にも真似ができない最高の資産だ。

残念ながら「こうすれば成功する」ノウハウはこの世に存在しない。

成果=戦略*実行*改善*継続

この、「トレードオフ」、「バランス」を良く考える。

決断するための、自分の「基準」を磨くには、行動をして「失敗」をしながらしか見出せない。

分かり易い例として、毎日ブログ投稿しても結果が出ない人は、どこか問題がある。

戦略→行動→改善→継続。どこかが詰まっているはずだ。

毎日継続し数値を可視化し、次の対策を打つ。

この改善の繰返しのみだ。

仮説を持ち投稿すると、自分の仮説の正しさも見える。上手くいけば、面白味にはまる。ブログに関してはコレが最強の本。

こうして自分で作り上げたタスクは「ジョブクラフティング」と呼ばれ、のめり込んでいくための一つの要因になる。

ジョブクラフティングに関しては、下記に記載したので参考にしていただけると幸いです↓

ハイパフォーマーの育成にも重要な考え方です。

成果を上げるには?

成果をあげるには、

・「わかったつもり」にならず自分をよく知り
・苦しい判断にも逃げることなく
・的確な判断を出来る確率を上げる努力を続ける

ことに他ならない。良く聞く言葉に、換言すれば、

・しつこく考える
・あきらめない(Grid)
・やり切る
・愚直のDO
・トヨタの改善

全て同じだ。

そして、「49対51」でも決めなくていけないときは断固として決断し、信じて実行していく「勇気」が必要だ。

まとめ

会社でも人生でも成果を出すにはどうすべきか?

成果=戦略*実行*改善*継続

という、ハイパフォーマーのための方程式を深めてきた。

本当にコレだけだ。だが、できないから奥深いのだ。

一人の力では難しいこともあるだろう。

そういう時にはチームや組織の力が必要になる。他人から影響を受け、また他人にも影響を与えてポジティブなフィードバックループを双方で構築することが、自分を高めるのに必要なことであろう。

シンプルだが奥深い、成果をあげるハイパフォーマーの特徴を、TTP(徹底的にパクる)してもらえれば幸いです。


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