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三谷産業さんのCarbon 7号に『「アート思考」で未来を見据えた事業プランを創り出す』を寄稿しました

この記事では、三谷産業さんが発行している Carbon 第7号に寄稿した記事について紹介します。

イノベーションマガジン 「Carbon」


「Carbon」は、異業種企業と連携して革新的なビジネスモデルを構築するオープンイノベーションの推進を目的に発行されています。

イノベーティブな技術やアイデアを持つベンチャー企業を中心に紹介するとともに、彼らと手を携えることで生まれる新たな価値に焦点を当て、ビジネスをアップグレードするためのヒントをお届けします。

Innovative magazine Carbon

「Carbon」はデジタルブックとして公開されています。是非、ご一読ください。

第7号の特集は、「デジタル時代の不易流行 変容する伝統」と題し、日本の伝統産業や伝統文化における変革の取り組みを取り上げています。

伝統の鋳造技術から誰もしたことのないことへのチャレンジ


特集で取り上げている企業で私が注目したのが、鋳物の老舗メーカー能作です。
1916年創業で仏具や茶道具などを製造していましたが、ライフスタイルの変化に合わせてテーブルウエアやインテリアなども開発してきました。今では医療機器も製造しています。

「誰もしたことがないことにチャレンジしよう」と、純度100%の錫(すず)製品を開発しました。純度100%の錫はとても柔らかく、平面の状態からカゴに自分で変化させることができる、ユニークな製品を創ることができました。

私も能作のベル(これは真鍮:銅と亜鉛の合金)を持っていますが、涼やかな音色で空気が浄化される感じがします。



「アート思考」で未来を見据えた事業プランを創り出す


私の寄稿は特集とは別枠で、「イノベーションを生むアート思考」シリーズの2回目です。

現代アートのアーティストは社会事象に対して独自の視点を持ち、革新的なコンセプトを創出します。

このコラムでは、その思考法をビジネスパーソンが学び、事業プラン作成に応用する方法を紹介しています。
まず自分の興味あるテーマについて、丁寧にリサーチしてみましょう。次にそのテーマから革新的なコンセプトを考えます。そしてそのコンセプトをアート作品として具体化します。
最後にその作品制作のときに考えたコンセプトを用いて、事業プランへと展開します。 すぐに実現しなくてもいいので、社会を大きく変革するような事業プランを考えてみましょう。

このように「アート思考」を使うと、能作さんがやってきたように、これまでの概念を大きく変革する事業プランを考えることができるようになります。

詳しくは、私の著作『イノベーション創出を実現する「アート思考」の技術』をご覧ください。


https://carbon-innovation.com/


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