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アメリカ悶々ライフ

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たまにめんどくさい思考にとらわれるので此処に記述する
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#海外生活

やばくない戦歌

ブルックリンのウィリアムズバーグには、アンティークショップが沢山ある。これらの店には、これぞといった掘り出し物が沢山出てくるので、私もチョイチョイ足を運ぶ。品物の回転もよく、コレは!と思うものはすぐ売り切れてしまうのである。

そんな今日の午後も私はあるアンティークショップに居た。
いつの時代のものか分からないポストカードや、年代物の食器がずらりとその店には並ぶ。価格も安く、非常に手ごろである。

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サービスは後発がいい。絶対だ。

ドリンクウェンズデー、だらだら飲み酒が進むなんて状況である。
ただただ私は酔っていた。

酔い続ける事、電車に乗り過ごすの如く。
カップラーメンを(夜道の一平ちゃんばかり)買いすぎるの如く。
カレーライスのレトルトパッケージを爆買いするの如く。

翌日の自己嫌悪感の酷さを例えると、富士山に登頂した瞬間に転んで足を折ったとでも言えようか。

とどのつまり、今思って居ることは”おいらはこんなんだからダ

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Stinky at Brooklyn

近所にStinky(くちゃい!)という店がある。
名の通り、ではなくそこは非常にいいチーズを売っている店である。

生乳から作ったチーズ(羊、山羊、牛など)や、熟成チーズ。
ベーコンや、プロシュートなんかも置いてある。

場所柄か、私の住んでいるところの近辺はオーガニックに熱心だったり、
美味しいお店はすぐつぶれたり、セレクトショップとかが結構あったり、全体的になんか鼻につく感じ(嫌いではなくそれ

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タイダとライアル 怠惰トライアル

嬉しいじゃあ,ありませんか。
渡米約1年,会いに来てくれた友達が。そこで,やんややんやと遊びに行った野外フェスの様なmoma ps1。蔓延するマリワナの副流煙に油断し,その後喘息で寝込むこと1週間。
さて翌週の話。

85%快復した頃,ブローカーに誘われたパーリィ。
そこで出会った彼女の友が更にとあるパーリィに私を誘う。

なんとなしに気になり名前をサーチ。
ドン。やはり。きました。

ガッツリマ

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アメリカでも髪を切る。まだアメリカサロンに行く勇気はない。

SOHO NYCと言う日系ヘアサロンの話

先週日本からの友人に会う。久々である。
開口一番
「髪型も変だし色々雑に変にアメリカナイズドされてるなあ」
と言われたのはまだ記憶に新しい。
先週の話だからである。

だが此方だって言わせて貰えば、ニューヨークで君の髪型全然流行ってないよ!である。負け惜しみである。

さてアメリカのヘアサロンの前評判はあまり良くなく、更に此方に長い間住んで居

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実録ブリジットジョーンズ

実録ブリジットジョーンズ

え、いやだぁ。
そんな事、真横にイケメンがいるから言えないわ。

と言って電話を置く正に恋に恋しているアメリカ女はバーにいた。

彼女の目の前には、恋と恋愛のバイブル小説。

電話を途中で遮り、横の男にすかさず言う。
ごみぇん、友達が煩いからあなたの事話しちゃった。

え、別にいいよ。とその男。
軍人みたいな風貌の普通の男である。

電話が終わるや否や
あーあ、お腹すいちゃった。

と独り言。既に

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原点回帰(カッコだらけ)

原点回帰(カッコだらけ)

NYに初めて来たばかりの頃は、理由もすっごいあったんだが、なんかもう寂しくて。近所のバーに夜な夜な通ってたもんだ。

その頃は、ドリューバリモアによく似てるオーナーの女子とフィアンセ(その時点では飲むだけの人)が、店によく居て。

数カ月後、結婚が来週なんだって聞いた頃、私はあまりこのバーにいかなくなったんだけど。本当にたまたま。

だが、近所すぎてびっくりするぐらい、しょっちゅう会う。ダーリンの

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34stのアフター奇跡

案の定、男の事件は事件にならなかった今日。
電車は遅れに遅れ、30分ぐらい待ち漸く来たFトレインに乗り込む。

暫くするとある駅で、車内がざわつく。
モチロン、音声による案内は無しだ。
車内の電光掲示板は次の駅は169st(物凄く遠い場所)
を指す。一体?!

今回に始まった話では無い。
ニューヨークの電車の掲示板は全くあてにならない。
30%の確率で嘘ばかりである。

スプリングStに止まる。

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SOHO見聞録

SOHO見聞録

どんなに世界の中心でキラキラしたSOHOにだって、クソみたいなバーはある。

今日はこちらで出世した友人との久しぶりの呑みだ。私も一応礼節を重んじる日本人だ。こういう場合、祝うのが常であろうがアメリカボケのせいか、あろうことにすっかり忘れてしまっていたのである。OHなんてことだ。NYにきて長年培ったビジネススキルが下がっていやがる。

気がついた時はすでに遅し、へい!シャンパンタワーをここに!は私

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量産型鶏小屋の作り方

マンハッタンにあるイーストヴィレッジの空き物件を見ることになった。無論私の家ではない。私はブルックリンにある少し小汚いマイハウスを愛してやまない・・・と単に言いたいだけである。

驚くのは、たかが5畳一間で平均価格が20ー22万。20万だと?残念なことに25平米あれば大分広く優良物件であり、値段が上がる。お値段据え置きだとエレベーターがないマンションの5階とか10階とか。

そんなマンションでも立

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辛さを求めちゃったりして三千里

辛さを求めちゃったりして三千里

First we Feast というYouTube のショーがある。激辛のチリペッパーソースを掛けてチキンウィングを食べながらゲストとトークし、最後にはゲストが悶絶すると言ったショーである。

何回も見るうちに、なんだかチキンウィングが食べたくなっている自分が居た。

ならば週末にチリペッパーのソースの店に行こういう事でウィリアムバーグにある激辛ソース専門店へ。Heatnest(ヒートニスト)だ。

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分かっちゃいるが、USPSのクソめ。

UPSではない、USPS(アメリカの郵便局)。
アメリカの郵便局の配達は本当に悪い。

①届けに来ない。
例えば予定の日に来ない、そして、再配達の手配をするも一向に来ない。しびれを切らして、郵便局に行くと普通に荷物を受け取れたり…。

②ベルも鳴らさず、勝手に不在にする。
荷物が来ないなと思っていると、家の前のポストに不在通知を入れるだけ。(私ずっと家で待ってたのに!いつの間にだ!)そして、ト

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聞くべきであった忠告

渡米前の事だ。こちらの友人が1つ忠告をくれた。

「NYには日本人コミュニティが幾つか有ります。中にはおかしな日本人のコミュニティーもあり、閉鎖的で小さい世界を作っています。私はお勧めしないので、うっかり入らないように気をつけてくださいね。」

2016年の夏のことだ。私はすっかり、忘れていたのである。

そんなある日、日本人集団のパーティに行くことになった。
名刺を交換し、何しているの?などと雑

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何事にもだらだらとした言い訳は必要である

きっかけは一言の言葉である。
日本語で説明仕難い言葉である。

「人間不信なんだよね」

じゃないけど、そんな言葉。
ちょっと難しい言葉だったので

「え?なんて?」と聞く。
「前も言ったでしょう」と返される訳である。

「どうやって解決できるの?」
「時間しか無理だと思う」

脳裏に引っかかった。
はははって言う雰囲気でもない、
そんな軽い言葉でもない。

だから私はその場は流れに任せ後から

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