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「1か10」だけじゃない、「1から10」という選択肢。

人生を生きる上で、何度も何度も悩むであろう、キャリアの選択。今日はそんなじぶんのキャリアの選択で悩んでいる「ぼくのような人」に向けて、ことばを伝えられたらなと、思います。

人生を選ぶこと、
それはずっとつきまとうこと。

 

 生きることって選ぶことなんじゃないかと思うくらい、本当にたくさんのことをぼくたちは選んでいます。

・今日の服は何を着るか
・昼ごはんは何にしよう
・誰と話そう
・どこに行こう
・じぶんのやりたいことってなんだろう

 すぐ決めれる人もいれば、悩んで悩んで決められないといった人もいます。

「自分は優柔不断なんで...」といった自己紹介を聞くことも少なくはありません。

 ここでぼくが最近思っていることは、「人間って意外と自分で選ぶのが苦手な生き物なんだな」ということです。

 人に選んでほしい、人がいいと思うものにしたい、そうすれば自分が決めなくて済む。何かを選択するってそれくらいしんどいことなのかもしれません。

 でも、人生は選択の連続。

 なかなか休ませてはくれません。

 そして、どんな自己啓発書にも載っていることですが、どうやら自分の人生は自分で決めるかどうかが、自分の幸せにとっても関係しているそうなのです。

 自分の人生は自分で決めた方がいいと。

 では、自分の昼ごはんも悩んでしまうぼくは、どうやったら自分の生きたいように、人生を選んでいけるのでしょうか。

1か10、
ぼくにとって社会はそう見えた。

 

 ぼくは去年、就活をしていました。

 その中でいろいろな方とお話しすることができ、たくさんの人の価値観、思考を手にすることができました。

 また、ぼくは本を読むのが大好き。それも人の思考を知る大切な情報源でした。

 ただその頃のぼくはというと、「起業かベンチャー」じぶんを最も成長させるのはその2択だと信じていました。

 だからそれに関する人に会ったし、本も読んだ。

 人は社会をありのまま見るのではなく、見たい社会を見るようにできているので、人生の選択は「起業か就職するか」その2択しかないと思っていました。

 実際そんなことはないのですが、じぶんの範囲を勝手に決めてしまっていたことに、当時のじぶんは気付きませんでした。

今はたぶん「2くらい」、
人生は1か10ではなく、
「1から10」のグラデーションだ。

 

 就活をしていると、その決断が自分の人生を決めてしまうような錯覚に陥ります。

 それは受験であったり、結婚であったり、いろいろな大切な場面でも同じような感覚に陥ることもあると思います。

 それくらい何かを決めるって大切なことだし、体力を使うし、しんどいものなんだとも思います。

 だからこそ、ぼくがこの文章で伝えたいのは、

 自分の人生は2択なんかでは決まらない、ということです。

 中学生くらいで習った樹形図って覚えていますか?数Aなどで習ったあれです。

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 Aという選択肢を選べば、次にA-Bか、A-Cを選べる。そしてその次は...という風に、選んで進んでいくうちに何度も何度も選び直せます。

 じぶんに合ってるなと感じたら、そのまま突き進むことも可能ですし、少しじぶんと合わないなと感じたら、ちょっと遠回りしたけど次は選ばないように気をつけようと、考えることができます。

 これこそが生きていく上でとても大切な「経験」と呼ばれる素敵な言葉です。

 どんな失敗も、どんな成功も、人生という流れで見れば、それは経験の一種です。

 だからこそ、じぶんの人生でたくさんの経験をすることができるんです。すごいですよね。

 だから、失敗も含めて、ぼくはたくさん経験したいです。

 それがじぶんの人生の余裕となって、かえってきますから、だいじょうぶ。


 改めて、

 生きているとたくさんの選択を迫られると思います。

 逃げたくなるような問いにも出会うかもしれません。

 そんな時こそ、

 「1か10」で考えるのではなく、

 「1から10」のように変化し続けていけるものだと、信じてみてください。

 ぼくもそう信じて、いまに至ります。

 一緒に選択の波に乗って、じぶんの島へたどり着いてやりましょう。

 少しでもこの文章が、あなたの心をかるくできたのなら幸いです。

 ではまた。

 森本瑛.

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