タイシャン

タイシャン

最近の記事

  • 固定された記事

晒し過ぎ防止策

ブログを開設してみた。高尚な理由は無いけど、なんとなくというわけでもない。ずっとやってみたいなとは思っていたものの連携しているTwitterで劇団関係の方々の書く素敵なブログが複数TLに流れてくる中、演劇祭に出るとはいえ今のところ一観客に過ぎない私が長文垂れ流すのは烏滸がましい気がしてならなかったのだ。しかし、よく考えたらむしろ自分の考えをそのまま長文ツイートで垂れ流す方がよほど迷惑なのではと気づき私如きの文章を読みたい人(居ないだろうけど)だけがリンクを踏めば見られる、とい

    • 好きになったが故に一瞬拗らせた話

      度々そこらじゅうに書いているように、私は2022年の冬にある舞台を観て演劇部を引退しても演劇をやめたくないと思った。 その作品はある男性の役者さんの1人劇で、素朴で、寂しくて窮屈で、でも片隅に心許せる何かがあって、それが残酷に壊れるような物語だった。主人公は所謂陰キャの高校生で、陽キャの子達の前では友達と仲良くしづらいとか、こっそり秘密を共有すると仲良くなれるとか、そういう陰キャ特有の解像度というか細かな心情の描写とそれを漏らすことなく表現する役者さんの演技その一挙一動には

      • 「子どもが好き」ってなんだよ

        私は「子どもが好き」という言葉に対してどうしてもアレルギーを起こしてしまう。 ペドフィリア的な気持ち悪さを連想しているわけでない。小児性愛などまず論外、多様性に含んではならない虐待的な概念だ。「表にさえ出さなければいい」なんて甘い。話題にするまでもない。 上手く言えないけど、子ども好きを自称する人ってポッチャマがポッタイシになった瞬間捨てそうじゃん。 「未熟」を愛すことに抵抗を感じるんだろうか。自分より圧倒的且つ絶対に力が弱く身体が小さく知恵も無い純粋な存在、その上自分

        • 好きの加害性

          関係者が居ない場なので正直に書くが、バイト先の先輩に告白された。 ずっとそんな気はしていたが自意識過剰だと自分に言い聞かせ、且つそんな度胸のある先輩ではないと高を括っていたらとうとう先日酔った勢いでインスタでDMしてきのだ。酔って親しい後輩にダル絡みくらいなら私もやるけど(ごめん)、告白やぞ。酔った勢いなのもDMなのも如何なものか。ましてそんなに親しくもないし、無論願い下げだ。 正直恋愛対象外の相手から告白されたのは初めてだったのでまあ動揺…すると同時に、自分の感情は不快一色

        • 固定された記事

        晒し過ぎ防止策

          中学イケてない芸人

          この前録画して見たアメトーークのテーマは「中学イケてない芸人」だった。要は中学時代をいわゆるイケてない側、陰キャ、スクールカースト底辺付近で過ごしていた芸人さんが集まり、黒歴史や切なかった思い出を話すというものだ。で、当然様々な笑えるエピソードが飛び出すいつもの面白いアメトークで私のバイト前の食事の時間を愉快なものにしてもらおうと思った矢先、ご飯を食べながらどこか心から笑えない自分に気づいた。テーマの時点で薄々勘づいてはいたのだが。 そう、私は何も人のことを言えないのだ。

          中学イケてない芸人

          最後の誕生日

          今年の11月2日は実家で迎える最後の誕生日だった。 過去に類を見ない程のお祝いの言葉なりプレゼントなりを頂き、自分は意外と友達がいる方なのではないかとさえ思った。両親からのプレゼントはまさかの現金だったが、ありがたく演劇のための交通費にさせてもらった。21歳はあまりにもしっちゃかめっちゃかで数え切れないほど事件も起きたので22歳は安全第一、抱負は「知らない人についていかない」にしようと思う。小学生? 私と母の誕生日は1日違いで、次の日の11月3日は母の誕生日だった。季節の

          最後の誕生日

          失恋

          白亜紀くらい昔のことだが、飲酒を始めて間もない頃ある男友達と飲みすぎて初めて終電を逃し、ちゃっかり家にお邪魔したことがある。家までの道のりでふらつき散らかして助けられ、さらにお邪魔してからも散々絡み酒をかましてしまった。記憶も曖昧だが、今思えば自分に特に邪な考えが無いにもかかわらず相手(とりわけ男性)からすればどんな勘違いをしてもおかしくない距離感だった可能性が高く大変反省している。今更怒られたってスライディング土下座して謝る。 挙句丁度自暴自棄だった私はやけくそでひょんな

          懺悔

          子どもたちが室内で遊べるという、親子向けの施設でバイトをしている。私は工作のコーナー担当で、そこでは紙工作だけでなくスライムを作ることもできる。私がカップにスライム液とホウ砂水を入れてあげて、チケットを買った子どもたちがそれを混ぜるのだ。 先日はかなり忙しく、ホウ砂水のボトルの残りが少なくなったので業務の合間を縫って補充した。つもりが、間違えてスライム液を満タンに入れてしまいボトルに残っていたホウ砂水と混ざってめちゃくちゃでかいスライムができてしまった。 ボトルを全力で振り回

          ピアス

          今まで一度も開けたことがなかったのに、大学生最後の年の就職先も決まったこの時期に突然ピアスを5個開けた。 あるかっこいい演劇人の方が付けているのを去年冬あたりに見てからずっと憧れはあったものの、なかなか恐くて手が出せなかった。今月になって突如踏み切ったこれは極めて衝動的な行動だった。 言うなれば若気の至りだ。厳密に言うと何か若気の至りっぽいことがしたかったのだ。入学年度が丁度コロナ直撃の年で色々できなかった上、真面目に育ってきたので「若いうちしかできない何か思い切ったこと

          実は1000〜2000件のデジタルタトゥーを持っている話

          度々ブログで己の黒歴史を曝露する私だが、個人的に1番あれなのをまた発見したので己で手を下しておこうと思う。しかし今回ばかりはフェイクもいくつか入れる。 今はどうか知らないが、この世代の各種厨二病オタクの多くは一度はネットでの活動に手を出す。YouTubeニコ動、歌ってみた踊ってみた、ラジオ企画、Twitterへのイラストや漫画投稿、MIX、小説やポエムをネット上に書き綴る者も居たと思う。当時中学生の私も例に漏れず、歌ってみた投稿に手を出してしまっていた。痛い痛い。 かなりマ

          実は1000〜2000件のデジタルタトゥーを持っている話

          好きな人に

          私は相手のことが好きであればあるほど近づきにくくなってしまう傾向にある。 近づきすぎて嫌われるのが恐いというか、 近づいてから好きになるパターンでさえたまにそうなっていってしまう時がある。本当に嫌われたくない。特に大好きな演劇人の方々には。 その傾向はしばらく封印されていたが、大学でサークルの皆と深く関わった上で嫌われたことにより数年ぶりに再発した。そもそも人間が素の己のまま100%受け入れられる場などなかなか無いので、多少なりとも取り繕う必要があるのは当たり前のことだ。

          産んでしまえばどうにかなる

          読む人によっては非人道的に捉えられかねないことを書いています。特に宗教に関連するものでもなんでもない私の独自の思想ですが、過激だと思われても仕方の無い、生活する中では話しづらいあまり人には受け入れてもらえない私の良くない部分の話をしています。特にお家にでも、お腹の中にでもお子さんのいらっしゃる方は読まないでください。もし傷つけてしまったら責任が取れません。 就活中、友達と将来について話したことがある。結婚願望とかペットのこととか賃貸か持ち家かとか、車のこととか。とにかく仕事

          産んでしまえばどうにかなる

          私の暗黒時代(10歳)の漫画と日記が出てきたので

          昨日夜中に血迷って掃除をしていたら私が小学4年生の時に描いたらしい漫画が出てきた。描いた記憶は断片的だがある気がする。黒歴史なのは覚悟の上で開いてみるが、1人で読むのは寂しいのでここになんとなく共有してみようと思う。物好きな方、お時間と気持ちの余裕のある方はお付き合い頂けたら幸いです。 1ページ目から早速、白い猫がヤケ酒をしているシーンだった。何?予言書? 上の見切れたコマで紫の眼鏡(おそらく猫の私物)がテーブルに置かれている。当時10歳の私がかけていたものと酷似している

          私の暗黒時代(10歳)の漫画と日記が出てきたので

          そういうものの扱い

          白昼堂々語弊を恐れずに言うと、性的な概念を取り扱う創作物が好きだ。 所謂性的コンテンツのマニアだとか映画やドラマ等のそういうシーンが好きだとかそういうことではない。そういう概念が盛り込まれることによってリアリティが増して物語が生々しく、残酷なものがより残酷になるのが好きなのだ。人間のある種の逃れようのないような現実(なんとなく「本能」という言葉が嫌いで使いたくない)と人間を人間たらしめる理性とか人間関係とか他の守りたい物とかの入り交じる世界観の中に作者の容赦の無さが垣間見える

          そういうものの扱い

          後輩の書いた脚本の悪役のモデルが私だった件

          私が卒部して初めてのサークルの公演の話。2つ下の後輩Bによる創作脚本を上演するとのことで、それが私も知っている実話を基に作られたものだと聞いたのでどの出来事のことだろうかと思いつつ見ていた。 ……1つしかない。私の知る限りでこの子の周りで少しでも似たような出来事があるとするならそれしかない。にしても似ている度合いはかなり低いようにも感じられ、正直半信半疑のまま聞くこともできずその日は帰った。 後輩Bの作品は今のところ基本的に本人の実体験がモデルになりがちで、且つ自分がモデ

          後輩の書いた脚本の悪役のモデルが私だった件

          昨日ちょっと私がSNSで叩かれた話

          私が1月で卒部した某演劇サークルの夏公演が今月頭に行われた。前回に比べると格段に面白くなっていると思ったし、後輩達も「甘やかされたい」と言っていたので求められていない余計な指摘は書かずにアンケート用紙を提出した。 しかし後日、後輩から「あのアンケートだけで済むと思ってないですよね???個別の感想ください」と催促された。指摘する点も書いた方が演劇に誠実なのではという考えとあまり批判されると部員たちの今後のモチベーションに影響するのではという考えを天秤に掛けた結果、「具体的に褒

          昨日ちょっと私がSNSで叩かれた話