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日記

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山本清流の日記です。日記の内容としては、範囲を限定しないつもり。限定したとしても、例外が絶対に出てくるから、あらかじめルールはつくらない。そのとき、書きたいことを書く。
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2021年2月の記事一覧

【日記】つまんなくて苦しんでいたら、今日、面白いアイディアを思いついた

 こんにちは、山本清流です。

 僕は面白いアイディアを持っていないと死にそうになる人間なのですが、

 最近は、面白いアイディアが手元になく、苦しんでいました。

 アイディアがないとモチベーションが生まれず、

 目標がなくなり、なにをするべきなのか、ひたすらに混乱します。

 しかし、ついに今日、面白いアイディアを手にすることができました。

 祖母の用事に付き合っているときに、車の中でふと

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佐藤究、『テスカトリポカ』がヤバい。ハスミンを思い出したが、スケールはケタチガイ。

佐藤究、『テスカトリポカ』がヤバい。ハスミンを思い出したが、スケールはケタチガイ。

 『テスカトリポカ』がヤバい。

 とにかく、ヤバい。

 とりあえず、読んでほしい。

 暗黒を愛するすべての人が読まなければいけない。

 などと、ちょっと引くぐらいの言葉を並べ立てたくなるくらいにヤバいのである。

 読んでいるときに、『悪の教典』を思い出した。

 『悪の教典』と言えば、ハスミンこと蓮実聖司というサイコパスが高校を支配しようとする物語だったが、

 

 それにも似ているよ

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【完全無料・原稿用紙205枚の小説】ファン、燃ゆ【ファンが炎上した。私に殺害予告を送ったらしい】

【完全無料・原稿用紙205枚の小説】ファン、燃ゆ【ファンが炎上した。私に殺害予告を送ったらしい】

   ファン、燃ゆ

 九一五件。
 政府の犯罪統計による平成三〇年度の日本での殺人事件の認知件数です。アイドルユーチューバーとして活動していた私は世間知らずだといわれる経験が多くありました。世間知らずな私でもスマホを操作すれば簡単に入手できた情報です。
 これは、アイドルユーチューバーとして表舞台で活動してきた青谷未和――私の遺書です。
 私は九月末で芸能界を引退し、一般人となります。ユーチュー

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【5分で読める短編小説】恐怖と勇気

  『恐怖と勇気』

 恐怖に挑みなさい、と田淵さんに言われた。トラウマだ。ホラー映画を観ているときに、何度も目を瞑りそうになるけど、田淵さんの言葉を思い出すと、それができない。田淵さんの言葉が魔力を持って、僕の瞼の可動域を狭めているようだ。それどころか、僕の心の奥深くにまで土足で侵入してきて、僕がいままでに体験した恐怖をいちいち「勇気」という文脈で解釈し、際限なく僕の心を苛もうとしてくる。

 

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【ガチ推理】『占星術殺人事件』の解決編だけ読んでいない大学生が、本気で犯人当てに挑んでみた

【ガチ推理】『占星術殺人事件』の解決編だけ読んでいない大学生が、本気で犯人当てに挑んでみた

 こんにちは、山本清流です。

 名作とは知りながらも、なかなか手を伸ばせないでいた『占星術殺人事件』。

 ようやく購入して読んでみると、テレビのドキュメンタリーのように次々とわくわくする情報が開示されて、とても楽しみました。

 いま、読者への挑戦状のところで止まっています。

 というか、めちゃくちゃ楽しいです。だって、わかってしまったのですから(ドヤ)。

 せっかくなので、ここに、いま現

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【創作日記】とあるホラー小説の進捗状況について⑥・完成【ゾンビみたいなものを生みだしたい件について】

 こんにちは、山本清流です。

 ついに書いていたホラー(というより、ミステリ)小説が書き上がり、ネット上から応募してきました。

 意外に早く完成しました。

 完成した現在としては、満足のいく出来になったと思っております。

 いまからすでに、ハラハラドキドキです。

 受賞できるかどうか。よくわかりませんが、可能性はありそうです。

 オリジナリティーという意味では、かなりポイントが高いので

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【待望】ついに佐藤究の新刊が発売される! 件について

 こんにちは、山本清流です。

 一昨日、佐藤究の新刊が発売される予定であることに気が付きました。

 すでに冒頭だけネット上で公開されていたのですが、これが面白い!

 いままでの、残酷でありながらすらすらと読めて、爽やかでさえあるような佐藤究らしさがあふれていました。

 待ち遠しい。

 ふつう、残酷無惨な描写には、嫌悪感とか不快感を覚えたりするものですし、そういうのを売りにしている小説もあ

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【創作日記】とあるホラー小説の進捗状況⑤【初稿を終えました】

 こんにちは、山本清流です。

 40×40で196枚となり、初稿が完成しました。

 ホラー小説というよりミステリ小説になりましたが、ともあれ、ひとまず、間に合いました。

 あとは、推敲をして、より完成度を高めて、新人賞に送るという感じです。

 いやあ、疲れました。

 大学生最後の夢を、この作品に託しておきたいと思います。

 書き終えた現在の手応えとしては、絶対的な自信があるとは言えませ

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