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エッセイと言われればそうだけど、違う気もする文章

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生活の中で見つけたカケラ。書かないと、なかったことになりそうで。失って初めて大事だったと気づくじゃないですか。放課後の夕日が射す教室とか。
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#毎日更新

初めての献血。

初めての献血。

子どもの頃に「O型の血液っていつも足りないんだって」と献血について親に尋ねたときに言われた言葉がずっと残っていた。

図書館へ行こうと出かけたとき、献血の呼びかけを目にする。
今日は何もないし、やってみるかと足を運ぶ。

以前も試みたけど体重が足りなかったので断られたことがあり、それを伝えると「じゃあ半分で」と今回はOKが出た。

問診はおじいちゃん先生。
童顔ですっぴんだったから26歳には見えな

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言葉で思い出す記憶。

言葉で思い出す記憶。

先日の感動が忘れられずにいた。

同じ日、カフェに入り店員さんが常連であろう女性に「お久しぶりです」と声をかける姿を見て、大学生のアルバイト時代を思い出した。

個人経営の居酒屋。お客さんも優しい人ばかりでバイトを始めた頃は注文の練習をさせてくれたり、温かい目で見守っていてくれた。

毎週月曜日に来る「月曜日さん」
つくねを一人で30本食べていた女の子。
お通しのキャベツに必ず塩ダレをかける、体育

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パズルのピースが埋まるように、物事が進んでいく。

パズルのピースが埋まるように、物事が進んでいく。

数日前から即興ふたり芝居について稽古場やパートナー、併せてインプロのシェア会の開催を考えていた。

そんなタイミングで撮影と来年についての連絡が
入る。8月のとあるショーで一緒になった方。

今後も何か一緒にできたらいいですね、なんて
妄想話でワクワクしていた。

ずっと関わってみたいと思っていた団体。「でも自分にはハードル高いなぁ」と声をかけるのを渋っていた。
ありがたい。ちゃんとしなきゃ、と頭

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インプロを続けてきたからこそ、些末な予感として。

インプロを続けてきたからこそ、些末な予感として。


「お客さんが今何を望んでいるのか」
そんな目線を持てるようになった。

・お客さんはどんな展開に進んでほしいのか?
・そのためにできる行動は何か?
・このYESはリスクか? 安定したいだけ?

そんなことを考えながら舞台上で生きる。
期待し、裏切られ、どう転ぶかわからない船の上にずっと乗り続ける。

演劇を続けなければ、と思わなくていい。
演劇に一生捧げることは私の役割ではない。

インプロは、

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夢が叶ったことにして行動する。

夢が叶ったことにして行動する。

どこかで読んだ本に書いてあった一文をふと思い出し、とある記事を下書きに残している。
叶うかわからない。
12月中に結果が出る。

同じ道を辿っているようでも、想いは全く違う。
本当にやりたかった演劇を始め、記事を書くのが才能だと気づかせてもらった。

Yo’re perfect enough

お守りの一つ。自分が自分を信じられるようになったおかげで、人間関係も変わり充実した人生開けた。そして「今

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