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不登校支援ボランティア会の会長始めました。

不登校支援始めました。このタイトル通り2023年12月から、岐阜県の西濃学園同窓会として、今不登校で悩んでいる子や西濃学園を卒業した子、まだ西濃学園を知らない方々に向けて、様々な取り組みをしていく会を発足。
その名も、西濃学園同窓会コネクトです。
この会をきっかけに多くの方の繋がりを作りたい。を目的に活動しています。

なぜ始めたのか

僕がこの会を始めたののには理由があります。
それは、【自分が不登校を経験したからこそできることがあるのではないか】と思ったからです。

僕は不登校になり、孤独感を強く感じていました。同級生達、先生、家族、全ての人から、自分は見放されているのではないか。呆れられているのではないか。笑われているのではないか。
そんな事を思っていました。でも西濃学園に行き、友だちができて、先生とも仲良くなって、家族ともゆっくり話すことができて僕には支えてくれる人がいることを知りました。

中学を卒業した後は、地元に帰り高校に通いました。でも、クラスにすぐには馴染めず、浮いていました。
その時が僕にとっては一番辛い時期でした。西濃学園に戻ることは僕のプライドが許しませんでした。
地元に友だちもいない。親にはなるべく心配をかけたくない。そんなことを思いながら過ごしている時にふと思いました。
「また、西濃学園の友だちや先生に会いたい」

この時の自分の願いを叶えるため、そして今悩んでいたり、苦しんでいる子ども達のために、僕はこの会に参加することにしました。

何をしていくのか

この会は主に3つのターゲット層に向けて活動を展開していく予定です。
①在校生
②卒業生
③校外の方々
この3つです。
それぞれのニーズを考え、本会の目的につなげるにはどうしたらいいのかを考え、企画を進める予定です。

これまでに行った企画としては、『卒業生交流会』を行いました。
本会の役員が実際に学園にお邪魔し、在校生とスポーツやゲームを通して、交流し繋がりを作っていくことを目的とし行いました。

最後に

なぜこのような文章を書いたのかというと、みなさんに知ってもらいたかったからです。
現在の日本では学校に行かないという選択をする子ども達が増えてきています。
その選択をしたのには様々な理由があると思います。
でも僕は、一度学校という社会から離れ、もう一度戻り、自分なりの社会での生き方を見つけることができました。
もちろん学校に行くことが正解とは言いません。
もし、みなさんの近くに不登校で悩んでいたり、学校に行かないという選択をしている子がいるのなら、ぜひこの西濃学園同窓会コネクトの存在を伝えてください。

私たちの会に参加することで、「明日も学校頑張ろう」と思ってくれること。
学校という環境が本当に合わない人は、私たちの会に参加することで、社会にはいろいろな人がいること、いろいろな人の関わり方を知れる場として使って欲しい。
そんなことを思いながら、本会を運営しています。

一人でも多くの方にこの文章が届くことを願っています。


僕が不登校になった時の話はこちら

不登校の学校を卒業した後の話はこちら

中学生時代に書いた未来の自分への返事をした話はこちら

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