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夢見がちと言われても、夢をみていたい

強く明確に描く夢は、現実になる。

偶然が重なって、今度また私の夢が叶うことになった。
それは、私がチキン屋台をするために、カンボジアに少しの期間だけ1人で住んでいたときの夢。

「2人で、短くても良いから海外に住んでみたい」

当時は彼氏だったその人は、今は夫になって、変わらず隣にいてくれる。
そんな大切な人と、私が大好きな海外に住んでみたい……そんな風な夢だった。


夢見がちでいいじゃん

まあそんなことを言っても、私はまだ英語の勉強をしなおしている最中で、語学は全然だけど、あわよくば海外移住もいいなあ〜!なんて思っているような夢見がちな女だ。

でも、誰だって夢を見ることは自由
だからこそ、もし将来、海外移住のチャンスがあったときは是非夫婦で行ってみたいと思っている。

だがしかし。

それは、あくまで私の願望。
夫氏が海外移住をしたいかどうかは、当たり前だけどまた別問題。

夫氏は、海外旅行には行ったことがあるけれど、一定期間の滞在をした経験はない。


何度だって夢を語ろう

元々、日本ラブな夫氏なので、我が家では「海外移住」というワードは未だ中々浸透していない。

でも、私には先に話した夢があったので、夫氏には繰り返し繰り返し語り続けた。

まさに、キング牧師の「I have a dream.. 」の如く。
(スケールが違いすぎてキング牧師に失礼)

大体の場合で私の熱い演説は、「いつかね」「そんなことできるかなあ」「家や仕事はどうするのさ」「まあそれもアリだよね」などと、モワッとした返事でかわされた。

しかし、転機は突然訪れるのだ。

それは忘れもしないゴールデンウィークの終わり、久しぶりに出かけた街のカフェで休憩している時に、夫氏はいつもの私の話を聞いて言ったのだ。

「2ヶ月くらいなら、いいんじゃない? 今年そろそろコロナも少し落ち着きそうだし。」

私は思わず、言質を得たりと復唱し、速攻で海外行きを確約させた。もちろん。

そう。夫氏からしたら、その日にたまたま思っていた気まぐれかもしれない。
でも、何度も語り続けていると、突然道が開けることが人生にはある。


夢の先は、現実、その先は未定

そんな風に決まった海外渡航も、いよいよ来週に迫ってきた。

タイミングの兼ね合いで事前準備がままならなかったので、色んな検討をしたものの、行き先は結局カンボジアに決まった。
私が少しの間お世話になっていた、愛着のある国。

いよいよ、2人で行くのだと思うと、嬉しさと不安と喜びと緊張と……色々な感情がごちゃ混ぜになるけれど、大方楽しみだ。

この2ヶ月で、夫氏は「やっぱり日本が好きだ!」と思うのか、「海外もいいな」と思うのか。
後者ならいいなと思いつつ、後は本人の感性に委ねていこう。

2人の未来に、選択肢が増えていきますように。


そして、今回ワーケーションの許可をくれた会社の上司や部門長、マーケティングメンバーの懐の広さには恩義を感じるばかり。
ええ、働いて返します。返しますとも。

ご清聴、ありがとうございました。



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