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父のこと

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#母

突然のがん宣告

突然のがん宣告

平成30年9月中旬。仕事を終え、自宅アパートでのんびりとくつろいでいた20時頃に携帯が鳴りました。母からです。いつもの調子で、

私「もしもし。どしたの?」と電話にでました。軽い世間話をしたあと、

母「実は、父さんなんだけど。」

私「ん?どした?」と言いながら、胸騒ぎと共にものすごく嫌な予感がしていました。

母「少し前から歩くのが大変になっちゃって、この前整形外科に行ったんだけど何でもないっ

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父の穏やかな表情

父の穏やかな表情

母と電話で約束をした週末、父が入院する病院へ会いに行きました。「私はうまく笑えるのだろうか…」そんなことを考えながら病室の中へ。

すると穏やかな表情の父が私に目をやり、名前を呼びました。

「父さん、どうした?」声をかけると、

「参ってるんです」と冗談ぽく微笑みました。

ベッドから起き上がり、立ち上がる際にふらつきがみられたので

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心配だけど…

心配だけど…

母と妹と私の三人は、約1ヶ月半もの間交代で病院に泊まり込んでいたので、とても疲れていました。

ある日、看護師さんがそんな私達を見かねて「お父さんの状態も今は落ちついているから、夜の付き添いは止めてみて日中だけにしてはどうですか?なにより、家族さんが倒れては大変ですし。」と提案してくれました。

付き添いを始めて約1ヶ月半。一時は危篤との事でしたが、今は小康状態。もし何かあったときはすぐに連絡をく

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父の異変

父の異変

平成30年9月中旬に肺がんの宣告を受けた父。

様々な検査をして、この時すでに肺がんから脳への転移が認められました。

その時の様子はこちらの記事にあります。

母から歩行がおぼつかなくなったと聞いていましたが、今思えば、他にも前兆はあったと言います。

まずは車の運転。運転は慎重だし、上手だったはずの父。それなのに、8月の終わりか9月の初め頃は右左折の際にぶつかりそうになったり、バックでブロック

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最後のクリスマス

最後のクリスマス

平成30年のクリスマス。その時の記事がこちら↓

熱が出たことにより、クリスマスコンサートに行けなかった父でしたが、別の日にクリスマスらしいことをしていたことをふと思い出しました。

妹が突然「クリパしよーよ!」と言い出しました。

一体なにするつもりだと思っていると、サンタクロースの帽子やトナカイのカチューシャなどを病院に持ってやって来たのです。

かぶって記念写真を撮りたいと言うので、ちょうど

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