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車いすママの日常31 「車の運転は…できないですよね?」
警察の事情聴取がありました。
年末の会社帰りに左折車に巻き込まれて車いすごと転倒し、唯一動く指だった右手人差し指を骨折してしまった旦那の、被害者側の事情聴取。家に警官が来ましたよ。何も悪いことしていないのに威圧感にドキドキしてしまうのはなぜだろう。
その中で車が左折する時にどう動くかという話になったとき「◯◯さんは…車を運転したことは…ないですもんね」と言われていました。私は黙って聞いていたんで
車いすママの日常30 窓拭きの事情
『窓を拭き 結露テープを貼るだけで もうダメだ
今日このあとの 予定、白紙に』
現在の心の短歌。
疲れた…。
窓を拭く大変さ…。私は車いすユーザーで立ち上がることはできないため、上の方はクイックルワイパーの先に雑巾をつけて、拭くわけです。力入らなくても、拭かないよりはきれいになります。下の方は車いすから降りて、ガシガシ拭きます。きれい。なんだか嬉しい。でも背中と腰が痛い…。立ってるみなさんも大変
アボカド1号、ハイドロボールに植え替えました。大きくなあれ。
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勝村工務店の動画で知ったこちら、やっと見つけた!でも最後の一個だったので息子と半分こに。うまかった!また買う!今度は1人一個で!
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車いすママの日常29 出会いと別れ
人は人生において、出会うべく人とは一分一秒たりとも遅れることなく、出会うんだそうです。
ああこの人とはもっと前から知り合っていたかったなと思うことが多々あるのだけど、
でもその人と私が知り合う「時」はその時だったわけで、その前でも後でもない。
その「時」に意味があるから知り合ったのだなと思うようにしています。
昨日、別れがありました。
なんとも不思議なご縁で、普通に暮らしていたら出会うはずもな
車いすママの日常28 二段ベッドの上からの景色
ある時二段ベッドを前にしてふと、
おや、私はどう頑張ってもこの二段ベッドの上からの景色は一生見れないんだな、
と思ったわけです。
そうだよな、どう頑張ってもハシゴなんか上れないし、人に抱えてもらうことでもハシゴは上れない。
ということは、わたしは二段ベッドの上からの景色は一生見ることはないのか、と静かに思った瞬間がありました。
しかし同時に、
おや、こういう、二段ベッドの上からの景色は
車いすママの日常26 (息子の、障害に対する考え方)
先日、我が家がNHKの記事になりました。
それを見た友人から「どうして息子さんは自分の病気のことをそんなに冷静に受け止めていられるのか」と問われたので、そのまま息子に聞いてみました。
「あるものはしょうがない、なんかいいことあるかもね、それだけ」
とのこと。
なんとも短くて、わかりやすい。
息子曰く、
「父さんは手に麻痺があるから持てるマグカップが限られているけど、だからこそものすごくいい
車いすママの日常22(息子は治療入院中)
私も息子も、骨形成不全症という病気を持っています。
遺伝子の異常によりカルシウムが尿中に流れ出してしまい、これにより骨が脆くなったり、骨の変形が生じたり、骨の中に細かい亀裂が入ることでひどい痛みが出たりするのがこの病気。私たちは一般的には状態が軽い方だと言われているけれど、「マイクロフラクチャー」と呼ばれる「骨の中で細かい亀裂が無数に入る」という症状がひどく、私もそうだったけど息子も小学生の頃ま
車いすママの日常21 (障害者だ、の使い方)
息子の学年に、何かうまくできないことがある子を見つけると半笑いで「うわ、あいつ障害者だ」と言う子がいるそうで。とにかく「障害者だ」を連呼するらしく、息子は怒りのあまり震えたと。ちなみに息子とは違うクラスで、息子に障害があることは知っているけど、息子に対して言ったりはしないらしい。
「もう本当に、はらわた煮え繰り返ったよ、怒鳴りつけたくなった」というけれど、でもそこで抑えられたのはえらかった。本当