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車いすママの日常28 二段ベッドの上からの景色

ある時二段ベッドを前にしてふと、

おや、私はどう頑張ってもこの二段ベッドの上からの景色は一生見れないんだな、

と思ったわけです。

そうだよな、どう頑張ってもハシゴなんか上れないし、人に抱えてもらうことでもハシゴは上れない。

ということは、わたしは二段ベッドの上からの景色は一生見ることはないのか、と静かに思った瞬間がありました。

しかし同時に、

おや、こういう、二段ベッドの上からの景色は見れないのか、という少ししんみりした感情を持てるのは、わたしが今この状況だからであって、なんのことはなく歩ける人には一生感じることはない思いなんだよな、と思ったら、

それはそれで貴重じゃないか、

と思ったわけです。
そんな感情を持てるのは、これはまた、特別なことよね?と。

それで、

なんだ、だったらトントンだな😲

と妙に納得して、じゃあ二段ベッドの上からの景色が見れないことを悲しむ必要はないな、と、すとんと思えたわたし、
すごくね。

って思ったっていう、ただの自己満な話を記録。
私の思考、幸せの限りだなと時々思います😅

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