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車いすママの日常26 (息子の、障害に対する考え方)

先日、我が家がNHKの記事になりました。
それを見た友人から「どうして息子さんは自分の病気のことをそんなに冷静に受け止めていられるのか」と問われたので、そのまま息子に聞いてみました。

「あるものはしょうがない、なんかいいことあるかもね、それだけ」

とのこと。
なんとも短くて、わかりやすい。

息子曰く、

「父さんは手に麻痺があるから持てるマグカップが限られているけど、だからこそものすごくいいものに出会えたんだと思うから、そういういいことあるでしょ、きっと」

とのこと。

旦那は四肢麻痺で、持てるマグカップは限られている。今使っているのは、色々色々吟味して、やっとこれなら!という逸品。安物ではあるけどとにかくものすごく気に入っているらしく、大事に何年も使っている。そのことを言っているらしい。

なるほど。そういう見方もあるのね。と、私も勉強になりました。

そうだね、でも私も、この先びっくりするくらいの幸せが息子には待っていると、信じているのよ。これはもう、疑いようがないくらい。なぜって、そう信じることは勝手だし、そう信じることで、そっち方面に向かいそうな気がするから。もし現実が厳しいなら、思考まで厳しくしたらつらいだけだもんね、だからこれでもか!というほどものすごい幸せを信じることにしているのです。そして、小さい幸せも、おおー!と大きく「幸せだ〜!」と感じてみると、結構でかい幸せに思えてくる不思議。こういうのを大事にしていきたいと、思っとります^^

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