Aska.Otani

REING代表(@Reing_me) 「心地いい自分の心と体」をコンセプトに、性関連の…

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REING代表(@Reing_me) 「心地いい自分の心と体」をコンセプトに、性関連のプロダクト開発をしています。ジェンダーニュートラルなアンダーウェア/雑誌「IWAKAN」/企業やブランドコラボレーション

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    ビジョニングの専門集団「NEWPEACE」メンバーのnoteをまとめていくマガジンです。

記事一覧

次元を超えて生まれる、恋心。2次元キャラとのパートナーシップは成立する?

最近、Re.ingのイベントがおもしろい。本当に、色々な人が集まって会話や発見が生まれる場になってきた。2018年4月に、「パートナーシップのあり方を問い直す」というビジ…

Aska.Otani
5年前
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男女の境界線は、もっと曖昧に。なぜ“MEN'S”コスメという表現が「違う」のか。

生まれた時から、私は「女性」という前提の上に自分が成り立っていたのだろうか。身体は女性で生まれて来たけれど、「女性として生きること」の定義は正直、未だにわかって…

Aska.Otani
5年前
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「広告」より「振る舞い」が大切な時代へ。西武そごうの広告が議論を生む理由。②

※この記事は前後編の後編です!①はこちら 今、話題になっている西武そごうの記事が議論を生んでいる理由。それは「企業としての振る舞いが、いい方向に捉えられなかった…

Aska.Otani
5年前
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「広告」より「振る舞い」が大切な時代へ。西武そごうの広告が議論を生む理由①

2019年、平成31年。ついに平成が終わる年に突入した。平成生まれの私はずっと、この時代に生きてきた。「失われた時代」「昭和に引きずられた時代」等と言われ、朝日新聞の…

Aska.Otani
5年前
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私が紡ぐ、名前のない関係性。

ここ最近、多様な家族の形が、少しずつフォーカスされ始めた。昨日再開した、TBSのTV番組「NEWSな2人」の初回もポリアモリー(複数愛)家族の特集。「珍しい形」として紹介…

Aska.Otani
5年前
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声の大きな人の違和感ある発言を、私たちは「仕方ない」と諦めてはいけない。

衆議院議員・杉田水脈氏の新潮45への投稿が、物議を醸し出している。 発端は、尾辻かなこ議員のこのツイートだった。 合いた口が、塞がらなかった。というより、衝撃を受…

Aska.Otani
5年前
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次元を超えて生まれる、恋心。2次元キャラとのパートナーシップは成立する?

次元を超えて生まれる、恋心。2次元キャラとのパートナーシップは成立する?

最近、Re.ingのイベントがおもしろい。本当に、色々な人が集まって会話や発見が生まれる場になってきた。2018年4月に、「パートナーシップのあり方を問い直す」というビジョンを掲げて始まったプロジェクトは早くも、1年が経とうとしている。

「大事にしたい関係性とか、自分にとって支えになるパートナーの存在って異性の恋人や、結婚相手だけじゃないよね。」

という話から始まったこのプロジェクト。男女カッ

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男女の境界線は、もっと曖昧に。なぜ“MEN'S”コスメという表現が「違う」のか。

男女の境界線は、もっと曖昧に。なぜ“MEN'S”コスメという表現が「違う」のか。

生まれた時から、私は「女性」という前提の上に自分が成り立っていたのだろうか。身体は女性で生まれて来たけれど、「女性として生きること」の定義は正直、未だにわかっていない気がする。小さい頃から「女の子だから」という言葉が嫌いだった。

「女の子だから、髪は長い方がいい。」
「女の子だから、ピンクのものを。」
「女の子だから、スカートの方が可愛い。」

そんな言葉を聞いては、真逆を行ってベリーショートに

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「広告」より「振る舞い」が大切な時代へ。西武そごうの広告が議論を生む理由。②

「広告」より「振る舞い」が大切な時代へ。西武そごうの広告が議論を生む理由。②

※この記事は前後編の後編です!①はこちら

今、話題になっている西武そごうの記事が議論を生んでいる理由。それは「企業としての振る舞いが、いい方向に捉えられなかったから」であると書いた。①で考えたのは、見る側が「男女平等の問題、本気で考えてる?」という疑問を抱いた時点で、良い振る舞いとして捉えられなかったのでは、という点。単に表現が少し違ったら、とかそんな話ではなく。その問題に直面している人にとって

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「広告」より「振る舞い」が大切な時代へ。西武そごうの広告が議論を生む理由①

「広告」より「振る舞い」が大切な時代へ。西武そごうの広告が議論を生む理由①

2019年、平成31年。ついに平成が終わる年に突入した。平成生まれの私はずっと、この時代に生きてきた。「失われた時代」「昭和に引きずられた時代」等と言われ、朝日新聞の調査では「動揺した時代」と答えた人が最多だったらしい。ネットの普及で、大きく時代が変わったのは確か。人と人との繋がり方、コミュニケーションの形、情報やコンテンツとの接し方、言い出したらキリがないし、多くの人々が「動揺」したのにも無理が

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私が紡ぐ、名前のない関係性。

私が紡ぐ、名前のない関係性。

ここ最近、多様な家族の形が、少しずつフォーカスされ始めた。昨日再開した、TBSのTV番組「NEWSな2人」の初回もポリアモリー(複数愛)家族の特集。「珍しい形」として紹介されるが、本当にそうなのだろうか、と思ったりもする。今までは、可視化されてこなかっただけでいろんな家族の形は、ずっと存在しているのじゃないかと。

私自身のことを考えてみても、周囲には「名前のない関係性」が多いことに気がついた。い

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声の大きな人の違和感ある発言を、私たちは「仕方ない」と諦めてはいけない。

声の大きな人の違和感ある発言を、私たちは「仕方ない」と諦めてはいけない。

衆議院議員・杉田水脈氏の新潮45への投稿が、物議を醸し出している。
発端は、尾辻かなこ議員のこのツイートだった。

合いた口が、塞がらなかった。というより、衝撃を受けた。基本的に、ネット上で情報を見るときは「いろんな考え方の人がいるから」と思うようにしているのだけど今回のことを通じて、おかしいと思うことはちゃんと怒って、届けなきゃいけないんだと。

杉田氏について、度々の話題を見て全然違う思考をさ

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