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【実録】Kindle表紙ができるまで!

少し前、Kindleを初出版しました!

『noteの書き方大全』

ってタイトルです!




3年noteを続けてフォロワー6000人になるまでに身につけた、「伝わりやすいnoteの書き方」を記しています!


表紙はこんな感じ!



2/13に発売して数日経ちましたが、
まだ自分の本が世に出たという実感が湧きません・・・!笑




今回初めてKindleを出版したのですが、めっちゃ困ったことがありました。


「表紙、どうしよう・・・?」



そうです。そうなんです!
私はデザインに関しては全くの素人!
自分で表紙を作るなんて夢のまた夢なのです!!!笑


そこで、今回は思い切って「ココナラ」で外注することに。

「どうやって依頼したの?」
「デザインはどうやって考えたの?」


その辺りをお話しできたらと思います!

『noteの書き方大全』表紙のメイキングをご覧あれ!


(1)表紙のイメージを単語で書く


いきなりイラスト(デザイン)を考えるのは難しいので、まずは「こんな感じがいいな〜」ってイメージを、文字(単語)で紙のノートに書きました。


「かっこいい感じ」とか、「オシャレな感じ」とか。
そういうイメージをババーっと書き連ねました。

実際のノートがこれです。(字汚すぎ!!!笑)





「文字ドーン」とか、語彙力・・・笑


「ひとりブレスト」のイメージでしょうか。
思いついたことをとりあえず書いてみる、って感じです。


でもここに書いてある内容の中で、最終的に表紙に採用されたものもあります。


例えば「わかってもらわにゃ始まらない!」ってキャッチコピー。


これは完成版の表紙にも使いました!




ほら!この下半分の「帯」の部分にあるでしょ!
「わかってもらわにゃ始まらない!」って!


このコピーは、実は紙のノートの「ひとりブレスト」から生まれたんです!


——ちょっと裏話を入れると・・・


この「わかってもらわにゃ始まらない!」は、語感をすごく意識しました。

試しに、声に出してみてください!
「わかって もらわにゃ はじまらない」

なんかリズム良くないですか?良いですよね!

これ、実はとある法則を使っています。

「七五調」です。

ざっくり言うと、
「7文字/5文字」でフレーズを作るとリズムが良い!ってやつです!

世の中の有名なフレーズは、結構これに当てはまってます。

例えば・・・


・百人乗っても/大丈夫
・やってて良かった/公文式


ほらほら!
なので、キャッチコピーは七五調で作ろう!って思ったわけです。


「わかってもらわにゃ/始まらない!」

(ちょっと字余りですが・・・笑)

そんな背景から、このキャッチコピーが生まれました。


先ほどのノートを再掲します。




でも、まだあくまで「単語の羅列」でしかありません。


何色にしようかな、とか、どんなフォントを使おうかな、とか、

その手の「デザイン」はこの段階では全くイメージできてませんでした。笑


(2)デザイン案を手書きで作る


「単語」で考えたイメージを、今度は「デザイン」に落とし込みます。
とはいえ、色やフォントはまだ後。




いや雑すぎ〜!笑

単語で書いた「イメージ」から、「こんな感じかな〜?」って表紙案を作ってみたんです。

(これが「デザイン」と呼べるかはさて置いて・・・笑)


単語で書いたイメージ「シンプル」「ミニマル」「文字ドーン」あたりを意識して作りました。

この時点では「帯」(本の下半分)のイメージは、まだついていませんでした。


完成版で言うと、下半分、緑色の部分です。



手書きの時点では、
「帯を作ろう。何を書くかは知らんけど」くらいの雑さです。笑


なので、手書きイメージでは、「帯」とだけ書いています。笑笑




この時点でも、まだ、色や文字フォントのイメージは持っていませんでした。

ので、ここから考えていくのです・・・!


(3)デザイン案をパワポで具体化する


さて、いよいよ本格的にデザイン案を具体化する段階になりました。

と言っても、私が使えるソフトはパワポかCanvaくらい。
私にとってはパワポの方が使いやすいので、パワポを選びました。
(個人の使いやすい方で良いと思ってます!笑)






ここではざっくり二つを意識してました。


①タイトルのデザイン



この部分です!

「原稿用紙っぽい感じにしたいな〜」と思って、こんな感じにしました。

——え?原稿用紙に見えないって?


しょうがないじゃん!これが私のスキルの限界なんだから!!!

裏を返すと、自力でパワポでデザインしてみて、
「あ、これ自作は無理だ」「外注した方がいいな」と強く思いました。

自分じゃこれが限界だ〜〜〜〜ってね!笑


話を戻しましょう。
タイトル部分は「原稿用紙っぽく」を意識しました。
これは「書き方大全」というタイトルから着想を得ています。


「書き方」の話をする本だから、
デザインも「書く」=「原稿用紙」っぽいイメージにしよう!

って連想です!
これが、表紙デザインで意識したことの一つ目です。


②表紙の色


・一色しか使わない
・その色は「緑」にする

これを意識したんです!



まず、何色にするかはさて置き、色は「一色だけ」がいいなと、手書きイメージの時点から思ってました。


これは完全に私の好みなのですが、
私が大好きでやまない作家、
森博嗣さんの『スカイ・クロラ』シリーズのような表紙にしたいな!って。







——ああ、なんかもう、良すぎる。

話脱線しちゃうけど、森博嗣さんの『スカイ・クロラ』シリーズは、森博嗣の作品の中でも、段違いに表紙がステキなんですよ!!!


この感じにずっと憧れてて、Kindleを書き始める前から、
「もしKindleを出版するなら、絶対表紙の色は一色にしよう」って決めてました。


なので、表紙の基調となる色は一色だけ、にしました。


んで、ここから「なに色にするか?」を決めるわけで・・・。


まず、「暖色系か、寒色系か?」を選びました。

要は「赤系?青系?」を選んだわけです。


ここはなんとなく答えは決まっていて、「寒色系だな」と即決しました。


本書は「パッと伝わるテクニック」を伝える本です。

完成版の表紙にも、サブタイトルとしてそう書いています。






感情的か、論理的かでいえば、「論理的」な内容を扱うわけで、

「論理的」は「赤系」よりも「青系」のイメージかな〜?
って思い、寒色系にしました。

(実際、IT系の企業のロゴは、赤系より青系のものが多いんだってさ!)


んで、ここから寒色系の中から一つの色を選んでいく・・・!





青かな〜?緑かな〜?と試してみました。


結局「緑」に決めました!


「原稿用紙」とえいば緑!
「note」といえば緑!!!

という、2つのイメージが決め手になりました。

※今はnoteのロゴが変更されましたが、
少し前までは、noteのロゴは緑色だったんです!


と言うことで、表紙の色は緑で決定!っと。


んで、今度は「帯」の色をどうするかを考えました。
「緑色」を「帯の部分」に使うか、「帯以外の部分」に使うか・・・





「帯だけ緑」の方がいいな〜(※完全に私の好みです!笑)って直感で思い、それで行こう!と決めました。




ここまでの流れをおさらいしましょう。









さて、デザイン案が固まったところで、、、
いよいよ「ココナラ」で外注です!


(4)「ココナラ」で外注する


自分の頭の中で「こんな感じ!」が固まったところで、
いよいよ「ココナラ」で外注を依頼しました。


さっきのデザイン案に加えて、「ここはこんなイメージでお願いします!」というコメントを添えて、ご依頼させていただきました!




ココナラで外注する場合、いくつか依頼のレベルがあると思います。


①:表紙のイメージ、デザインを全て作ってもらう
②:表紙のイメージは決まっていて、デザインを作ってもらう
③:表紙のイメージ、デザインは決まっていて、それを「いい感じ」にしてもらう

一般的に、外注する場合、①→②→③の順でお金がかかります。

言い換えると、外注する際は、
クリエイターが「考える」内容が多ければ多いほどお金がかかる
ってことです!


もちろん「ぜ〜んぶお任せ!」を受けてくれるクリエイターさんもいるとは思いますが、お金もかかるし、何より「思ってたのと違う!」となるリスクも生まれます。


そのため、自分の頭の中にある「こんな感じ」は、できる限り具体化して、クリエイターさんにお伝えした方が良いってワケです!


私の場合は、デザインを「考えてもらう」のではなく、(すでにある考えを)「作ってもらう」ために、ココナラを使いました。



(5)いよいよ完成!



そしていよいよ・・・



これが・・・





こう!!



いや凄すぎる!!!
やっぱり外注してよかった!!!!!


「そうそう!こういうのが作りたかったんだよ〜!」を、ズバリで作っていただけました!



特にタイトルの「原稿用紙」がお気に入り!





まさに「こう言う感じ」を具現化してもらえた・・・!


あとね、気付いたことがあって・・・




タイトル部分が、記事のサムネにピタッと収まる!!


クリエイターさん、天才なんですか・・・???
これ気付いたとき感動しました・・・!
(これに関しては、私から指定したわけじゃないんです・・・!)


——と、こんな感じで表紙が生まれたとさ。めでたしめでたし!


最後に、最初から完成まで振り返ってみましょう!









(6)おまけ・・・


表紙の色を考えるときに、暖色系か寒色系か、って話をしましたよね!

「感情」なら暖色系、「論理」なら寒色系、、、


お気づきでしょうか?
今回の表紙の話で、あえて触れてない箇所があったことに・・・







2/19(月)まで無料配布してます!

えっ、ちょ、おま・・・








▼出版までの流れはコチラで実況中継します!



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