記事の「スペシャリテ」を作ろう
「料理のように文章を作る」ならば、ぜひ用意したいのが「スペシャリテ」です。
「シェフが自慢するほどの得意料理」という意味の言葉。
要は「とっておきの自信作」という感じです。
あなたが記事を書くうえで「何屋さん」を目指すのかによって、この「スペシャリテ」は異なるかと思います。
例えば考察系の記事を書くのであれば、あなたが特に思い入れのある作品の考察記事が「スペシャリテ」になることでしょう。
また、旅行のエッセイを書くのであれば、一番思い出に残っている旅行のエッセイが「スペシャリテ」になるかもしれません。
その内容がなんであれ、「私の記事の中で、コレが一番オススメです!」と自信を持って読者に紹介できる作品を用意しよう!ということです!
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さてこのスペシャリテですが、どうして必要なのでしょうか?
別にそんなの要らなくない?と思うかもしれませんね。
ですが、「スペシャリテ」があるのとないのとでは、あなたの「お店」の人気度が大きく変わってきます。
noteの世界には、現実世界の料理店と同じように「一回きり」のお客さん(=読者)と、「リピーター」がいます。
この「一回きり」のお客さんを、いかに「リピーター」に変えるかが、シェフの腕の見せ所でしょう。
いわば、「たまたま入ったお店」に「また来たい!」と思わせられるか、が勝負なわけです。
初めてのお客さんは、そのお店でどれだけ満足できるかによって、次に来るかどうかを判断します。
そうであれば、初めてのお客さんにこそ、そのお店の「自信作=スペシャリテ」を食べてもらいたい——と思いますよね?
一回きりの出会いを「また次も」に繋げられるかどうかは、その「一回きり」の印象に左右されるのです。
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「スペシャリテ」が大事だよってことが分かったところで、実際にどうやって作るのかをお話しします!
技術的な話と心理的な話と、両方の側面からお話しできればと思います。
まずは技術的な話から。「そのジャンルの特徴を際立たせる」ことを意識してください。
要は「徹底的に書く」ということです。
例えば、考察や分析の記事なら、あなたが過去に書いた記事よりも、その考察・分析の精度を高めるようにしましょう。
「徹底的に考察しました!」「念入りに分析しました!」という「徹底度」が、その記事を「ただの料理」から「スペシャリテ」に変えてくれるんです。
もしもエッセイを書くならば、「エモさ」や「自分の思い」を全面に押し出しましょう。
「感情を爆発させて書きました!」のような、他の記事とは(文字通り)「一味違う」作品に仕上げることで、その記事はとっておきの「スペシャリテ」になります。
まとめます。「徹底的に作る」——これが技術的なアドバイスでした。
では次に心理的なアドバイスに移ります。
「ありったけの想いを込めて書く」ようにしましょう。
え?熱量なんて関係あるの?と思ったかもしれません。
——大いに関係します!精神論的な話になりますが、記事であれ料理であれ、その「作品」に込められた熱量は確実に受け手に伝わるものです。
お母さんが一生懸命作ってくれたお弁当。あれが美味しいのは、物理的な味のみならず、お母さんの想いが込められているから(だと信じています)。
100の熱量で書いた文章は100の熱量で、1の熱量で書いた文章は1の熱量で読者に伝わると私は信じているのです。
そのため、「スペシャリテ」を作るなら、あなたの「ありったけの想い」を込めて記事を書くようにしてみてください。
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どうでしょうか?難しく感じましたか?
——大丈夫。だって「マジで書きたいもの」を書く時、あなたは自然と「徹底的に」「ありったけの想いを込めて」書くはずですから。
そうして完成した一品は、あなたのお店を代表する「スペシャリテ」になるでしょう!
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