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「持続可能なnote」づくり——継続ではなく持続を考える

「10匹釣ったら、7匹は戻してあげようね」


昔、釣りをしていた時、こう教わったことがある。


「そうすれば、未来にたくさん魚が取れるから」



まだ小さかった私は、この意味が分からなかった。

せっかく10匹釣ったのに、どうして戻さなきゃいけないの?

ぼくは10匹を持ち帰りたいのに。



不思議だなあ、と思いながら、私や魚をポチャンと還した。



——◇——◇——◇——◇——◇——



大人になった今、

「サステナブル」という言葉をよく耳にするようになった。


「サステナブル」あるいは「持続可能性」


よく聞くテーマだと思う。


大人になった今、私はnoteをやっている。

noteと「サステナブル」、一見関係がないように見える。


しかし、あえて、私はここで考える。


「持続可能なnote」の可能性を。




——◇——◇——◇——◇——◇——


「noteを継続する方法」

「1年間noteを続けたメソッド」

「毎日投稿を習慣にするには?」


noteは、「継続」(「続ける」)が難しい。


なぜなら、次から次に「書くこと」を生まねばならないからだ。


しかも、まとまった分量で。


noteは分量の「最低ライン」は無いが、

おおむね、みな「ある程度の分量は書かなきゃ!」と思っているようだ。


その思いもあってか、

ネタ切れになってしまうと、筆が進まなくなってしまい、

涙のリタイア——となってしまうわけだ。



だからこそ、「継続のノウハウ」の需要は高い。



しかし、あえてここで問いたい。

あなたが本当に求めているのは、「継続」だろうか?



——◇——◇——◇——◇——◇——



「継続」とよく似た単語に「持続」がある。

両者の意味を比べてみよう。



両者は似て非なるものだ。

意味の説明の文章に注目すると、こんな違いがある。



▶︎継続は「事」が続くこと

▶︎持続は「状態」が続くこと


こんな違いだ。

言い換えると、こうも言える。


▶︎継続は「do」が続くこと

▶︎持続は「be」が続くこと



noteで考えてみよう。

「毎日投稿」は「事(=do)」だ。

だから、「毎日投稿を『継続』する」とは言っても、「毎日投稿が『持続』する」とは言わない。


一方、「バズり」は「状態(=be)」だ。

だから、「バズりが『持続』する」とは言っても、「バズりを『継続』する」とは言わない。



さらに、継続と持続の「助詞」(て・に・を・は)に注目したい。


継続の場合は、「〜〜『を』継続する」と『を』を使う。

持続の場合は、「〜〜『が』持続する」と『が』を使う。


もちろん例外もあるが、

「継続=『を』」、「持続=『が』」が多いように思う。



このことから、

継続=「意識的に」行うもの

持続=「自然に」そうなるもの


と言えると、考えている。

つまり。



「継続」は、意識しないと続かない状態

「持続」は、意識しなくても続く状態


こう言い換えられる。



——◇——◇——◇——◇——◇——


改めて問う。

あなたが本当に求めているのは、「継続」だろうか?



あなたが求めているのは、

ムリに「続けなきゃ!」と意識しないと続かない、

そういう状態だろうか?



私はnoteで、「継続」ではなく「持続」を求めたい。



ムリに「続けなきゃ!」と意識しなくても、

自然と続いていける。

そんな状態を求めている。



さらに、

「継続=do」「持続=be」という点を考えても、

私は「持続=be」を求めたい。


「○○すること」ではなく「○○である状態」を求めたい。



だから私は考える。

持続可能なnoteの可能性を。



それがどんな形になるかは分からない。

でも、一歩ずつ、「note」と「持続可能」をつなぐ営みをしていけたら。

そう思う今日この頃である。





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