8万人よりも目の前のあなたに届けたい
「お前のそれ、すっげえいいよ。他のヤツには分かんないかもだけど」
昔の話。
私が書いた文章を、あいつは褒めてくれた。
「なんかさ、すっげえ好き。よく分かんねえけど」
それがすごくすごく嬉しかった。
「すっげえ好き」と言ってもらえたことも、
「よく分かんねえけど」それでも好きだと言ってくれたことも。
だから、私は、あいつのために書いた。
いつも見てくれる訳ではなかったけど、
あいつが読んでくれた時は、いつも、
なんだかんだ、私の文章を褒めてくれるのだった。
正直、他の何万人に褒められるより、
目の前の「あいつ」に褒められることのほうが嬉しかった。
顔の見えない何万人に伝えるより、
目の前の「1人」に伝えたい。
そんなことを、あの頃考えていた。
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大人になった私は、いま、noteをやっている。
月間8万PV。こんな数字を達成したことがある。
1ヶ月で8万人。これは決して少なくはないと思う。
1ヶ月で8万人が、私の「話」を聞いてくれている。
本当にありがたい話だ。感謝しても感謝しきれない。
その上で、私は思うのである。
8万人の一人ひとりと話せたら良いのに。
8万人の一人ひとりの話を聞けたら良いのに。
私が一方的に「話」を届けているだけでは面白くない。
せっかくならば、画面の向こうの「あなた」の話も聞いてみたい。
そう思うのである。
しかし。
8万人もいると、さすがに全員と「お話し」をするのは簡単じゃない。
そもそも、誰が・いつ読んでくれているのか、調べられないからだ。
それでも。
顔の見えない「誰か」じゃなくて、
目の前の「あなた」に届けたい。
そう思うのだ。
最近、Kindleを初めて出版した。
『noteの書き方大全』ってタイトルだ。
Kindleで出版する以上、世の中の多くの人に届く「可能性」がある。
(届くかどうかは別の話だ)
でも。
私は無理して大勢の人に読ませたい、とは思わない。
たった一人でいいから、目の前のあなたに読んでもらいたいのだ。
大声で喚き散らして、無理やり大勢に「聞かせる」のではなく。
静かに語りかけて、たった一人に「聴いて」もらいたい。
そう思う今日この頃である。
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