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8万人よりも目の前のあなたに届けたい

「お前のそれ、すっげえいいよ。他のヤツには分かんないかもだけど」


昔の話。

私が書いた文章を、あいつは褒めてくれた。



「なんかさ、すっげえ好き。よく分かんねえけど」



それがすごくすごく嬉しかった。

「すっげえ好き」と言ってもらえたことも、

「よく分かんねえけど」それでも好きだと言ってくれたことも。



だから、私は、あいつのために書いた。

いつも見てくれる訳ではなかったけど、


あいつが読んでくれた時は、いつも、

なんだかんだ、私の文章を褒めてくれるのだった。



正直、他の何万人に褒められるより、

目の前の「あいつ」に褒められることのほうが嬉しかった。


顔の見えない何万人に伝えるより、

目の前の「1人」に伝えたい。


そんなことを、あの頃考えていた。



——◇——◇——◇——◇——◇——



大人になった私は、いま、noteをやっている。

月間8万PV。こんな数字を達成したことがある。




1ヶ月で8万人。これは決して少なくはないと思う。


1ヶ月で8万人が、私の「話」を聞いてくれている。

本当にありがたい話だ。感謝しても感謝しきれない。



その上で、私は思うのである。


8万人の一人ひとりと話せたら良いのに。

8万人の一人ひとりの話を聞けたら良いのに。



私が一方的に「話」を届けているだけでは面白くない。

せっかくならば、画面の向こうの「あなた」の話も聞いてみたい。


そう思うのである。


しかし。

8万人もいると、さすがに全員と「お話し」をするのは簡単じゃない。

そもそも、誰が・いつ読んでくれているのか、調べられないからだ。



それでも。


顔の見えない「誰か」じゃなくて、

目の前の「あなた」に届けたい。


そう思うのだ。


最近、Kindleを初めて出版した。

『noteの書き方大全』ってタイトルだ。



Kindleで出版する以上、世の中の多くの人に届く「可能性」がある。
(届くかどうかは別の話だ)


でも。


私は無理して大勢の人に読ませたい、とは思わない。

たった一人でいいから、目の前のあなたに読んでもらいたいのだ。


大声で喚き散らして、無理やり大勢に「聞かせる」のではなく。
静かに語りかけて、たった一人に「聴いて」もらいたい。


そう思う今日この頃である。



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