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◎参加者募集 【Well-beingとまなび】探究コース ~Learning from Joy~

■探究コースが開講します!

2024年1月6日(土)〜1月8日(月・祝日)(2泊3日)で、そのまんまフォルケホイスコーレ探究コースを実施します。

こんにちは、運営メンバーの大城です。
2024年の学びはじめにぴったりなこのタイミング!真冬の北海道で、5感であそび、シリアス・ファンに対話し、Learning from Joy 喜びからはじまる学びを体感しにきませんか?

今回は、いつもの季節ごとのコースとは少し違い、デンマークのフォルケホイスコーレでいうところのSubject(科目)に特化したコースです。本来であれば、何かに特化しないリベラルアーツが求められるスタイルの学校ですが、今回はトライアル的にテーマを「Well-beingとまなび」に絞って実践します。

私がいまこの瞬間、みんなと探究したいテーマをもとに、じっくり時間をかけてお互いの心の声に耳を傾けあう。

「目的」や「評価」を脇におき、時に自然の中で思いっきり駆け巡って子どもにもどり、時に言葉だけでは表現しつくせない感情や創造性に身を委ね、不確かな未来へのもやもやに向き合いながらも、未来を創造していく。

秋コース時のハイキング 足元を踏みしめながら歩く
冬コースのスノーシュー ふわふわの雪が、みんなの童心をくすぐる!
直感を大事に、手を動かしながら対話する

大人のわたし自身が、愉しみながら学び合うゆたかな時間を、一緒に過ごしませんか?

詳細は、こちらから!

■「Well-beingとまなび」というテーマへの想い


文科省が「Well-being」というワードを打ち出したこともあり、教育現場の中でこのワードがあふれてきているこの頃

Being(あり方)を問われると、その言葉の曖昧さにめまいがしそうですが、Doing(やること)から振り返ってみるとどうでしょうか。

私たちは、Well-doingのトレーニングは、実は幼少期から沢山受けてきていると思いませんか。

学校の中で見ると、どうしたら効率のよい勉強ができるか?どうしたら友達とうまくやれるのか?どうしたら大学入試に受かるのか?どうしたら部活のチームワークが上がるのか?などなど。

生徒が目標に向けてパフォーマンスを向上できるよう、学校現場や教育関係者のみなさんは、日々授業を練ったり企画を考えたり、グローバル化にはじまりICTやPBLなど時代を読み解きながら、なんとか踏ん張ってきたのではないでしょうか。

冬コース時の対話 いろんな背景をもった人の声は面白い

どうしてそれをしたいのか?つまり「それをすると君という存在は、幸せを感じられるのかい?」という根本的な問いを見つめる時間がとれないまま、目標達成に向けた良いパフォーマンスのサポートする学びづくりは、どんどんと充実してきたように思います。もちろん、それもまた生きる上でとても大切なことです。

ところが、今度はこどもたちそして学校現場全体で、WellなBeingを達成せよ、というお達しがでてきました。

「Being を問う学びとは何か?そもそも、そんなものはまなべるのか?
一人ひとり違う「しあわせ」という、曖昧模糊とした指標の中で、どんな学びを創るといいのだろうか?」

この問いは、私自身が体験したデンマークにある大人の学び舎「フォルケホイスコーレ」そのものを探究していく時に浮かびあがってきた問いと重なります。

社会人経験のある大人が、あえてキャリアの中で足をとめて、転職エージェントや大学院や職業訓練校でもなく、評価も目的もないフォルケホイスコーレという人生の学校で、人生について学びたくなるのはなぜなのだろうか?

フォルケホイスコーレの授業の一コマ 世界中異年齢の人が集まって学びあう

その問いを考える1つの材料が、フォルケホイスコーレが大切にしている価値観の1つ ”Learnign from Joy”

誰かに与えられた肩書きや慣例からでなく、そのひとの内側から溢れる好奇心の目をはぐくみ、コミュニティの中で他者と共に探究し、時に壁にぶつかり苛立ちや悲しみを感じながらも、自ら考え対話していくことに、人間本来の喜びがあると信じること

そういった新しいまなびのあり方を、教育に携わるみなさんと一緒に問い続けいきたい。そして、フォルケホイスコーレのエッセンスを大切にした3日間のまなびほぐしの旅の中で、みなさんのJoy(喜び)にたくさん触れてみたい。そんな思いでコースを企画しました。

スケジュールはこのようになっております。

このスケジュールだけでは正直なんのこっちゃ!?という感じだと思いますし、私たちもテーマに「ダイバーシティ&インクルージョン」や「包括的性教育」など、分かりやすい言葉を入れようか悩みました。。

ただ、私たち自身が、「目的はよくわからないけど、なんか心地いい」を探究できる、曖昧な学びを愉しめるマインドづくりをしたいなと願い、あえて分かりやすさとは決別し!(笑)このような表記になりました。

このテーマを学ぶためのまなびの切り口は多様だからこそ、2泊3日の短い時間の中では、特定の手法 Doingを一度脇において、自分自身がこの場に在ること Beingを、じっくり、どっぷり、浸る時間にできればと思っています。

■プログラム費用などに関して

◎費用 
2泊3日プログラム費+事前・事後プログラム(オンライン)費
30,000円(税抜)

①現地までの交通費+プログラム中の交通費
②宿泊費、食費 は除く

[宿泊費(3食付き&温泉付き)に関しては、申込後メールにて、層雲峡温泉街でおすすめをご案内します。目安:1泊 5000円前後 (町内の方のご厚意でありがたい価格になっております)]

◎期限 
申し込み〆切:12月22日(金)

◎人数 最小遂行人数3名 最大8名

お申し込みはこちら
(​参加を悩まれている方は、個別面談も承っております。お気軽に申し込みフォームにご連絡ください。そもそも何に悩んでるかもわからない方や、気軽な雑談もウェルカムです〜!

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みなさんと、みじかい3日間の中で考えたいのは、シンプルな問いです。

子ども達の、だけではなく、あなたにとってのWell-being
Well(よく)- Being(ある状態)とは、どんな状態ですか?

教育現場にいると、ついつい子どもにどう届けようか?と、まず他者視点になりがち。私たちが私たち自身について対話を重ね、聴いてもらえる充足感や、感性をひらき表現できる喜び、自分らしさを尊重しあう場のパワフルさを体感する。まずはそこから、みなさんとご一緒できれば幸いです。


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