「冬でも台風は発生するのか?」子どもと一緒に考える
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こんにちは!SONAEAREBAです。
今回は「冬でも台風は発生するの?」
をテーマに子どもと一緒に考えていきます。
最近は、11月になっても次々と
台風が発生しています。
これを見て、子どもたちも
「冬に台風が来るの?」と不思議に
思うかもしれませんね。
では、早速その疑問に答えていきましょう。
まず、台風とは何かを理解することが
大切です。台風は、熱帯の海上で
発生する強い風と雨を伴う低気圧のこと
を指します。
台風が発生するためには、
海水の温度が26℃以上であることが
必要です。
この温度が、台風のエネルギー源と
なるのです。
台風は、風速が一定以上になると
「台風」と呼ばれ、そうでない場合は
「熱帯低気圧」と呼ばれます。
冬に台風が発生する理由
では、冬に台風が発生することは
あるのでしょうか?
実は、冬でも台風は発生します。
夏ほど数は多くありませんが、
熱帯の海上では冬でも台風が
発生することがあります。
特に、南の海域では海水温が高いため、
台風が発生しやすいのです。
気象庁の情報によると、
日本への上陸はありませんが、
過去には12月や1月に台風が
発生したこともあります。
過去の冬の台風の事例
具体的な事例を挙げてみましょう。
例えば、過去にもっとも遅い時期に
上陸した台風は1990年の台風28号で、
11月30日に和歌山県に上陸し、
死者・行方不明者4名、
家屋の全半壊162棟という
被害を出しました。
今までは台風は自力では動けないことや
冬の海水温が低くなっていることから、
たとえ風の条件が良かったとしても、
台風としての勢力を保ったまま日本列島に
近づくことはできませんでしたが、
地球温暖化がますます進み
海水温が高いまま維持される
ようになると、
今後は12月や1月でも
日本に上陸する可能性がでてきてしまいます。
爆弾低気圧との違い
冬に見られる現象として
「爆弾低気圧」という言葉もあります。
これは、急激に気圧が下がる現象で、
強風や大雪をもたらすことがあります。
台風と爆弾低気圧は似ている部分も
ありますが、
台風は熱帯の海上で発生するのに対し、
爆弾低気圧は主に冬の寒冷前線に関連して
発生します。
子どもたちにとっては、
これらの違いを理解することも大切です
子どもと一緒に考える
さて、ここまでの内容を踏まえて、
子どもたちと一緒に台風について
考えてみましょう。
例えば、
「冬に台風が来たらどうなると思う?」
という質問を投げかけてみると、
子どもたちの想像力が広がります。
また、台風に関するクイズを
作ってみるのも楽しいですね。
「台風が発生するために必要な条件は何?」
など、子どもたちが考えるきっかけになります。
まとめ
冬でも台風が発生することが
あるということがわかりましたね。
気象の変化が激しい現代では、
冬に台風が来ることも
珍しくなくなってきています。
子どもたちと一緒に、
台風について学び、考えることで、
自然の不思議さを感じることができます。
また、
地球温暖化の影響が身近なものとして
考えるきっかけになるはずです。
それでは、次回のブログもお楽しみに!