ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉【読書感想】
こんにちはsomekichiです。
それまでの哲学をひっくり返した天才、ヴィトゲンシュタイン。
難解と言われる彼の文章に『超訳ニーチェの言葉』の白取春彦が挑み、
読者の視点を変え、人生と世界が新しく見えてくる鮮烈な言葉を誕生させた。
ルートヴィヒ・ヨーゼフ・ヨーハン・ヴィトゲンシュタインはオーストリアのウィーン出身の哲学者です。そんなヴィトゲンシュタインの考え方を日本語にまとめてくれているのが本書です。
今回はそんな「ヴィトゲンシュタイン」の哲学に触れるべく、本書を読んだ感想をお話しできればと思います。
視野が大きく広くなる
ヴィトゲンシュタインは「言語」「論理」を対象にした哲学者で有名です。私たちの「思考」「コミュニケーション」は全て元をたどれば言語が存在しなければ存在しません。
そんな「根本」と言っていい言語についての「考え方」を知ることは「視野を広げる」ことに繋がります。
例えば私はこのような言葉が印象に残りました
「言葉を豊かにすれば、それだけ世界は広くなる」
自分が理解できる言葉や、言い回しを増やすことで世界は広がり、チャンスや希望を大きくすることと同じであるとヴィトゲンシュタインは語っています。
一気に自分の視野が広がったように思うのは私だけでしょうか。
現代のコミュニケーションが豊かに
・言いたい事を伝えられない
・コミュニケーションが難しいと感じることが多い
そんな方にも非常におすすめしたいのが本書です。
上でもお話している通り、「ヴィトゲンシュタイン」は言語のスペシャリストです。そんなヴィトゲンシュタインの思考を学べばコミュニケーションが上手くならないはずがありません。
コミュニケーションが豊かになれば、あなたの生活は一変するはずです。
最後に
本書には183ものヴィトゲンシュタインの考えかたが翻訳されています。必ずどれか一つは「学びになる」「共感する」「のちに活かせる」ものだと思いますので、一回は読んでみることをお勧めしたいです。
以上「ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉」を読んだ感想でした！
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