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双星たかはる
2021年8月31日 21:51
言いなりのあの子とワタシどう違う機能停止をさせてもいいのよ量産のできないことがこんなにも怖いだなんてマイ・マスター心音も跳ねてアラートが出ています助けてください貴方が好きです気がついてロボだからこそ21グラム以上は愛しています叶うならワタシの身など壊れても構いませんから抱いてください20210828深夜の二時間作詩 第123回「ロボットとして愛を伝えてください」
2021年8月25日 21:50
詩人は書くことに依存をしているしなんなら読み手にも依存をしている自分の波を音に変える楽器奏者のようにより響かせるべく淡々と表現を練っている詩には楽譜がなく即興なのでたちが悪い自らの含有物がどんどん主張してくるでもそれは人が人として生きていくことと何ら違わないんじゃないのかな恋とか愛と同系列じゃないのかな評価や見返りを求めずにはおれない醜く可愛い誰かがそこにいるでしょう
2021年8月23日 23:15
思考をふらふらと探しものにさまよっている表現について考えると心身が苛まれるのだが苦悩や材料だけでは思い描く物にはできないシナプスが機能しないと伝達されないように脳には素材と記憶を結ぶ触媒が不可欠だから手がかりを求めて脳細胞の深部にダイブする無秩序に散らばる輝きを星座に繋ぐ糸は意図身請けをされる星の消えゆく光と闇のあわい暗黒にひっそりと咲いていた紅い星雲の思惑触媒は錬金術師の
2021年8月14日 09:36
行きはよいよい帰りは怖い意味も判らずに聴いていたころから何年も経ちあとの祭りという言葉に潰されそうになる今日陽の傾いてきた空になんとなく虹を探しているどうすればよかったのかなんて気づいたところでなにも変わりやしないのだから後悔しても仕方ないのにふと蘇ってくる思い出に打ちのめされて哀しむ日々はもう終わりにしたい天色は琥珀から天壇青に変わる時間の流れていくごとに毎日着実に入れ替わ
2021年8月4日 22:58
足許も気にしないで走っていましたきっと星も月も霞んでいました正直ぬくもり以外はどうでもよかったのですただただ打ちあがる大輪を眺めては歓声をあげるほかには言葉もなくきみの手だけをしっかり離しませんでした線香花火の儚さに自分の人生を見たぼくの手から小さな夕日が落ちます無常すら感じないこんな斜陽もいいなと思った火薬の匂いがきみの残り香のようで似合いはしないけれど蘇るのです夏の