【Diary#12】良い映画に会えたんです。
どうも皆さんお久しぶりです。雨瀬くらげです。
小説「君を迎えに」の投稿依頼、一切更新がなかったのに突然の長編小説連投をしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。そんなわけで、中身が出てくるのはDairy#11以来というです。記事を書くのも久しぶりなのですが、noteを見るのも久しぶりでした。皆さんに忘れ去られていないか心配しながら、この記事を書いています。
前回のDailyでも触れていた部活の冬公演が無事終了した。
先輩たちの手を借りずに一年生たちだけの力で作る新人公演。僕は夏公演に続き、脚本・演出を手がけることになっていた。
また演出をできるという喜びと、先輩の手を借りられないという不安感に挟まれながらも自分たちにできることをしようと奮闘した二ヶ月間。
このポスターイラストももちろん僕が描いたが、これに加えてアニメーションPVを作成した。今までにも何度もアニメーションに挑戦してきたが、一度も完成まで辿り着いたことがなかった。それでも今ここで再び挑戦したいと思い、皆にボイス収録を協力してもらって45秒と短いものながらも人生で初めてアニメーションを完成させることができた。
部員の声が入っていたり、大学名が入っていたりでここでお見せすることは叶わないのが残念だ。しかし一本のアニメーションを完成させたというのは自分にとってすごく大きいことで、また次の作品も作ろうという意欲に繋がる。
作る作る詐欺をしている二次創作アニメーション『シン・アンパンマン』も一歩だけ完成に近づいた気がする。あくまで気がするだけ。話の構成は既にできており、本気で作りたいと思っているのはいるのだ。
アンパンマンの二次創作は中学の頃にも一本小説を書いている。これもまた庵野秀明作品パロディなのだが『アンパンマン補完計画』というものだ。ついにバイキンマンにやられたアンパンマンの補完を目指し、食パンマンやカレーパンマンなどが奮闘する話だ。かなりディストピア系、ライトノベルチックな仕上がりなのだが、個人的にはかなりお気に入りの作品なので手直しして公開しようかとも考えている。
というのも、今は新しい小説を投稿できる見込みがないのだ。4月末締め切りの電撃対象に向けて作品を執筆中であり、それの進み具合があまりよくない。かなり力を入れているものなので、それに集中したいのだ。
それまではこの『アンパンマン補完計画』と新年向けの掌編小説『虎穴の塵(仮)』くらいしか小説を更新できない予定だ。
またカクヨムで連載していた『星夜七夜物語 Starians Nights』が無事に完結した。ありがたいことに僕史上最多数の☆をいただいており、嬉しい限りだ。そんな『星夜七夜物語』はnoteの創作大賞2022に応募すべく、再びこちらでも連載をした。読んでスキをいただけるとありがたい。
11月にRADWIMPSのCDを買った。ニューアルバム『FOREVER DAZE』だ。
Tシャツやポスターもついてくるグッズ付き初回限定版を注文していたはずが、どうやら僕が間違えていて普通の初回限定版が届いた。
Tシャツのデザインが好きでとても欲しかったので、自分のミスを嘆きつつ萎えていたのだが楽曲を聞くとそんな憂いは吹き飛んだ。
ぜひ色んな人に聞いてほしい。このアルバムで解禁された新曲の中で僕が一番気に入っているのは『MAKAFUKA』。
僕はラブソングの書き手で野田洋次郎の右に出る者はいないと思っている。その才能はこの『MAKAFUKA』でも存分に発揮されていた。ストリングスも効いているし、まるで世界の終わりの日に歌を歌うかのようなMVも視聴後は余韻に包まれる。
同じアルバム内では発表が少し前になるが『鋼の羽根』も捨てがたい。
この曲が好きだと言っていた友人はツアー『FOREVER IN THE DAZE TOUR』にも参戦しており羨ましい限りだ。
僕の最推しバンドSEKAI NO OWARIも現在『Blue Planet Orchestra』というツアーを実施中だ。今回はコロナの懸念もありチケット抽選を見送ったが、高校時代の同級生は参戦していたようで、これまた羨ましいという気持ちになった。
しかしこちらはツアーグッズだけ入手したので、まあ良しとしよう。そして映像化したらBlu-rayを買おう。
『DEAR EVAN HANSEN(ディア・エヴァン・ハンセン)』というミュージカル映画を観に行った。
友人から誘われたのだが、それまではこの映画のことを全く知らなかった。仮に知っていたとしても一人なら観に行くことはなかっただろう。なぜならあまり洋画に興味がなかったからだ。
しかし彼から映画のあらすじを教えてもらったり、ミュージカルであることを聞いたりすると少し興味が湧いたのだ。
ブロードウェイでの舞台を映画化したものらしく、ちょうどミュージカルに興味があったのもあり、彼の誘いを受けた。観賞後、僕は彼に感謝した。
「こんな素晴らしい映画に誘ってくれてありがとう。初めて映画館で見るミュージカル映画が『DEAR EVAN HANSEN』で良かった」
と。
素晴らしいストーリー、素晴らしい楽曲。
ここから後半のストーリーについて触れるので、ネタバレを避けたい方はブラウザバックを推奨する。
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エヴァンは後にコナーとの思い出が嘘であったことを公表する。もちろん周囲からの目は変わり、再び学校内で孤立することになる。
これは予想通りの展開だったが、この後はどのように結末に持っていくのか僕には全く想像がつかなかった。
エヴァンがコナーと関わりがあった人々を訪ね、彼のことを知ろうとしたのだ。本当の友達になろうとしたのだ。
そうやってエヴァンは心を開いていき、今の自分を受け入れられるようになる。『DEAR EVAN HANSEN』はSNSが普及した社会で生きる少年エヴァンの救いの物語だったわけだ。
ラストシーンも嫌な「綺麗にまとめたな」というものではなく、心から美しいなと思える綺麗なまとめ方だった。
本当にいい映画に出会えたと思う。
バイトを辞めた話も書こうと思ったが、長くなりそうなので改めて書く。
今回はこれまで。
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