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手帳時間

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明日があると教えてくれた、未来を呼ぶ白。

明日があると教えてくれた、未来を呼ぶ白。

明日があるさ。
この言葉を言うとき、歌いたくなってしまう。へへへ。なんでだろうね。

明日があるっいう、時間の流れ。
この言葉の意味を教えてくれたのは、四角くてて白い空白だったんだ。

💭

明日があるってこと。
分かっているようで、分かっていなかった。
将来のことなんて、考えたことがなかったわけではないけれど。10年後どうなっていたいかを本気に考えることはなかったと思う。ぼんやりとしていて、考

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いつでも一緒でつくる書く時間。

いつでも一緒でつくる書く時間。

手帳を書きたいなぁって思ったとき、いつ書こうかなぁって考える。新しいことをはじめるんだもの、時間は必要だよね。

いつ書いてるのと聞かれたとき、いつも答えに困ってしまっていた。
いつでも一緒。そうやって書く時間をつくっているから。

🌟

朝ごはんをたべた後、カフェオレを飲みながらとか。
眠る前の時間のぼんやりとしている時とか。
お菓子や紅茶と一緒の昼下がりとか。

そんな風に、“この時間に手帳

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自分の声だけを聞く時間。

自分の声だけを聞く時間。

ただいまって玄関をあけて、背負っていたランドセルをほおりなげる勢いでおく。パタパタと走っていって、手を洗う。うがいもねって言われて、慌ててうがいして。また、パタパタと走っていって。用意してある飲み物をはこんで、一足先にテーブルにつく。

ニコニコしながらやってくる母の手には、おおきなお皿とフォークがふたつ。
甘いシロップいっぱいのホットケーキを、おおきな口でほおばりながら。
あのね、あのねって今日

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先取りのボーナスデイズ。

今年もあっという間だったね。
なんて会話をすることがふえてくる季節。1年の終わりにむけての慌ただしさのなかに、過ぎていた1年に想いを巡らせる12月。

今年はどんな1年だったかなぁを考えながら、ほんの少し来年を先取りしたくなる12月でもあったりするんだ。

🌟

来年の新しい手帳を使いはじめる日も、もうすぐやってくる。もう少し、もう少しとのばしていたのだけど、手帳の引越しもしようと考えている。

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手帳には、好きなものいっぱいの盛り込んで。

手帳には、好きなものいっぱいの盛り込んで。

あたらしい予定がはいったとき。
今日のことをふりかえるとき。
いいことを思いついたとき。
カレンダーより、ノートより、日記よりも、手帳をひらきたくなる。

手帳には、ぜんぶがつまっているのだもの。

🌟

自分との予定ら友だちと会う日、ライブの日。
これからのことに日付や時間という具体的な数字がきまったら、このページをひらく。

1ヶ月が見わたせる、マンスリーページ。
1ヶ月ぶんのカレンダーにち

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生き方が変わる瞬間に、一緒についてきてくれたもの。

手帳に書く時間を楽しむようになるまで。自分のなかには長いこと、こんな思い込みがあった。

1冊の手帳を、1年間ずっとつかい続ける。
そんな思い込み。

でもね、今はこう思ってる。
生き方が変わる瞬間に、一緒ついてきてくれたひとつが手帳なんだって。

🌟

お気に入りの手帳を1年間みっちり使えるようになったのは、ここ数年のこと。

それまでは、1年続かなかったことがたくさんあった。白紙のままだった

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ふりかえる時間と暮らす手帳。

ふりかえる時間と暮らす手帳。

ただいま。
その言葉の返事のように電気をつけると、わたしの部屋がむかえてくれる。

手を洗って、うがいして。さっと着替えてから、ひと息つく前に。バックの中から手帳をとりだす。テーブルのはしっこは、いつだって手帳の特等席。

おやすみって眠りにつくまで。ときおり眺めて、ぼーっと思い出しながら、ペンをすべらせていく。

🌟

手帳がすきです。
たくさんの紙をとじてあって、カレンダーと、数字と線ととき

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