ふりかえる時間と暮らす手帳。
ただいま。
その言葉の返事のように電気をつけると、わたしの部屋がむかえてくれる。
手を洗って、うがいして。さっと着替えてから、ひと息つく前に。バックの中から手帳をとりだす。テーブルのはしっこは、いつだって手帳の特等席。
おやすみって眠りにつくまで。ときおり眺めて、ぼーっと思い出しながら、ペンをすべらせていく。
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手帳がすきです。
たくさんの紙をとじてあって、カレンダーと、数字と線とときおりイラストがプリントされている冊子。
1日の中で、手帳とむきあう時間があると、どんな日であったとしても、ふーっと深呼吸するように落ち着くんだ。
手帳とは、手帖とも表記され、手の中におさまる小さな記録本のことを指す。
記録本…まさにそうだなぁ。
大好きな色のペンで、“今日”だった時間を文字にしていく。今日という日を拠点に、これまでとこれからを考えたりもする。
小さな記録本は、過去と今と未来という時間を記録できる。
また、今のきもちがまだ温かいうちに、言葉にもする。出来事によって、うまれたたくさんの心のなか。ゆれうごいた感情も記録できる。
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おはようって言葉とともに、大きく伸びをする。昨日から開いたままの手帳を眺めながらも支度する。
ほかほかの朝ごはんで、身体を起こして。あたらしい今日とこれからの予定をみて、頭を起こしたら。身支度して、スマホと手帳をバックにいれる。
いってきます。
その返事のように、鍵をしめる。はじまっていく1日は、どんな日として記録できるかなってワクワクできる相棒とともに過ごしてこう。
いつも読んでくださり、ありがとうございます♡