マガジンのカバー画像

実践マーケティング

15
運営しているクリエイター

#マーケティング

トレンドに乗っていく

トレンドに乗っていく

春夏秋冬、みたいに時代によって流行を追いかける。
「私は流行にのっている」「これは時代に即したやり方」「最近広告で頻繁に表示される」とか心理的に安心する要素が頭に浮かびます。

人間はポジティブな情報しか処理しませんので、「トレンド」という単語を聞いて、思い浮かべるワードはその人にとってポジティブな材料という事になります。

安心、と聞いて胡散臭いとか思う人はトレンドという言葉がまず最初にあったほ

もっとみる
2つのギアを回す

2つのギアを回す

新しい事業をスタートする時に一番しんどいのが、既存事業とのバランスかなと思います。

既存事業は、既に順調で毎日の仕事が決まっていますので、それなりに忙しい、にも関わらず、新規ビジネスの事業計画書を策定するには労力が掛かります。

会社経営を持続させていくためには、その先の10年先を見て動く必要があり、目先だけの活動では先細りします。

既存事業は、知識を深くしていく必要があり、新規事業は、市場を

もっとみる
折り返し地点

折り返し地点

先日、円高の話題に触れましたが、ついに折り返し地点となりました。
130円台から、少しづつ上昇してきていますね、ただ僅かなポイントなのでまだ始まったばかりです。

日本のGDPは国民一人に換算すると、先進国としては低い位置にあります。労働人口の減少が続き、10年内に他のアジア諸国に抜かれていく可能性も秘めています。

ただマーケティングの面から言うと、日本は島国で他の国にはない文化が形成されていま

もっとみる
円安で気づく、これからのマインド

円安で気づく、これからのマインド

円安が加速し、急下降をしました。20年ぶりの130円台ということですが、1ヶ月で下落率はいきなり10%以上、まるで遊園地のアトラクションのような状態です。
ジェットコースターに乗った後のふらふらした感じがなんとも言えないですが、実生活への影響を考えてみました。

こちらは3月から5月の現在までの状態で、2ヶ月で14%に到達しています。

こちらは5年間で見た状態ですが、ジェットコースターの乗り物の

もっとみる
マーケティングの源流となるもの-その2

マーケティングの源流となるもの-その2

「消費する」行動にはモノ消費とコト消費があり、人生においてはそのどちらか1つだけではなく、どちらも経験と体験を繰り返します。

「あれはこうだった」と体験を思い返すと色々言葉が湧いてきますよね。もちろん使い勝手が悪くすぐに捨ててしまうハメになることもあります。

モノでもコトでもサービスでも自分が体験したことを振り返ることも大事かもしれません。

買って良かった、これは当たりだった、と思う理由はな

もっとみる
観察力を鍛える方法

観察力を鍛える方法

マーケティングの初動はある決まったテーマを観察していく事だと思います。

国や地域によって文化形成は様々で、今なぜそんな施策を打ち出しているのか、なぜそのようなPRを大々的に打ち出しているのか、正直よく調べ考えなければわからないことも多々あります。

観察しなければ始まらない事であるのは言うまでもありません。

情報が爆速で流れ、有益な情報をキャッチすることが人生の勝負の分かれ道となり、健康志向が

もっとみる
モノ消費とコト消費

モノ消費とコト消費

よく新しい商品を作って販売したい、という声を耳にします。noteにもリンク機能もあり、心強いですよね。

趣味を活かしたハンドメイドアイテムなら、材料コストも安く負担にならない、そんな発想が起点ですが、モノとしての価値はどうでしょうか?

作って、売りたい、という衝動からスタートしますが、その価値を客観的に捉えている人が少ないように思います。

消費者の側から観察すると、モノ消費は「使うことがゴー

もっとみる
マーケティングの源流となるもの-その1

マーケティングの源流となるもの-その1

売れるものを探す行動や思考について、考えてみました。
私たちが認識している日々の世界はいつも狭く、同じような思考回路で物事を捉えますし、生活も同様です。

人間はいつもの行動を本能的にとりたがる習性がありますよね、慣例とか慣習に沿う、という事です。

ですが、売れると思うものは、すでに誰かが成功させていて、同じ道筋を辿ろうとするのだけれども、勝者と敗者が生まれます。

経済はいつもそのどちらかで、

もっとみる