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参加者が『協力者』に変わる瞬間を感じた話。

『サッカーを通じて”人と人が繋がれる環境”を創造する事へのチャレンジ』の記録を書き残しています。
今までの経緯や、企画の目的・意義などは、サードプレイス構築への挑戦録として『マガジン』にまとめております。

今回は、5回目のフットサル自主開催をした事で出会えた『協力者』について書き残したいと思います。

『協力』という言葉を辞書で調べてみると「同じ目的のために力を合わせること」という記述があります。

『協力者』について語る上で、この「同じ目的のため」というのが非常に重要な要素であると私は今回5回目のフットサル自主開催を通じて感じました。


『個』では勝てないから『結』で考える

今回、いつものフットサルに一つアレンジを加えてみました。
普段フットサルをする際、チームはランダムに形成しているのですが、あえて世代別で分けてチームを組み、同年代によるコミュニケーションの活性化を図りました。

そして、恐らく体力、技術、共に一番優れているであろう若者世代を『一番強いチーム』として、他の世代のチーム達でいかにその若者チームを負かす事が出来るか!という構図を意図して作りました。

一番強い若者チームは、個々の技術が優れており、チームとしての戦術が無くともドリブルなどの個人技で何とか出来てしまう『個』からなる強さがあります。

一方で、オジサンチームは、個人の技術も体力も衰えており、『個』では若者に勝てない事は明白でした。
なので、オジサンチームは若者チームの圧倒的な『個』を負かす為に、戦術を用いて『チーム』として動き、個と個が連動して戦う事が必要不可欠でした。


コミュニケーション発芽のキッカケを作る

『チーム』で戦う為には、絶対的にコミュニケーションが必要です。
そして戦術を決めたら『自分』の為では無く、『チーム』の為に動くことが求められます。

そうなると、即席のチームでは、それを実現するのは中々難しい課題になります。
お互い名前も知らない人とチームを組み、会話を始めて、チームの戦術を話し出すわけですから、想像すると『面倒だな・・・』となりそうです。

その『ちょっと面倒だな・・・』を重々理解した上で、私はオジサンチームが若者チームを負かすためにも試合前に『チーム戦術』を考える時間を作りました。

案の定、最初はお互いの様子見で意見は出ずらいのですが、少し会話を進めると戦術に知識がある人が『戦い方』を提案してくれ、その提案してくれた戦術を試してみるという事になりました。


上手くいかないから『面白い』

即席のチームなので、プラン通りには中々上手くいきません。
しかし、時に何回か場面場面で戦術がハマり『上手くいく』時があります。

そこで生まれるのが『連帯感』
他人の集まりだったチームが本当のチームになる一歩を踏み出します。

するとどうでしょう?不思議と試合後に会話が生まれ『あの時OOだったから、次はこうしよう』といった具合にチームで自発的に仮設と検証を始めます。

最終的にオジサンチームが若者チームを負かす事はありませんでしたが、場面で見ると『非常に良い連携プレー』があったり、チームで話し合いをする前と後では、中身が全く違うものになりました。


1人の参加者が『協力者』に変わった

こうして試合前に『戦い方』を考える時間を作った結果、その行為を共感してくれ『非常に有意義な時間だった』と感想を伝えてくれた参加者がいました。

その方は、私とは直接的な面識がある方では無く、今回友達に誘われて参加して頂いた方だったので、なおのこと嬉しい出来事でした。

またその方は『コミュニケーションを大切にしてフットサルを楽しむ環境を望んでいた』と話してくれ、『今後もこういった形でフットサルを開催してくれるのならば継続して参加したい』と私に伝えてくれました。

『協力』という言葉は「同じ目的のために力を合わせること」
これは1人の参加者が、協力者に変わった瞬間だったように思います。


最後に

今回、私がこのフットサルの開催目的としている『フットサルを楽しみながらも、人と人が繋がり、その結果人生が豊かになる環境を作る。』という事を一緒に取くれる『協力者』が、外部から現れた事を非常に嬉しく思いました。

今後もフットサルを楽しむだけで無く、コミュニティ活性の為に、様々なトライ&エラーを繰り返し、協力者の皆さんと共にこのフットサルコミュニティを少しづつ成長させて行きたいと思います。

最後までお読み頂き有難う御座いました。

お知らせ

このサッカー運営の記録は、私が自分を鼓舞する為に掲げた『【決意表明】今日から唯一無二の独自性を磨いていく努力を重ねていく事を誓います。』という記事に由来しています。
なぜ、何でも三日坊主の自分がサッカー運営を始めたのか?
動機も書かれていますので、是非あわせて読んで頂けると嬉しいです。

他にも、私はラジオが好きで毎日何かしらの番組を聴いています。
そんなラジオの魅力についてnoteに書き残しましたので是非あわせて読んで頂けると嬉しいです。

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