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ニシムラ先生の気まぐれ日々雑感

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2024年2月の記事一覧

本には賞味期限がある

本には賞味期限がある

本は、知識や経験、感動を与えてくれる素晴らしい存在だ。しかし、実は本には賞味期限があるという説がある。それは、「年齢にあった本を読んでおかないと、歳をとってから読んでも手遅れになることがある」という考え方だ。

子供の頃に読むべき本は、大人になってから読んでもあまり響かないことがある。例えば、冒険物語やファンタジーなどは、子供の想像力を刺激し、夢を与える。しかし、大人になってから読むと、ストーリー

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言葉のシャワーを浴びて、自分自身を成長させよう!

言葉のシャワーを浴びて、自分自身を成長させよう!

皆さん、読書は好きですか?学生時代は読書感想文などを通じて、読書に触れる機会が多かったと思いますが、社会人になると読書から遠ざかってしまう人も少なくありません。

しかし、10〜20代の時にどれだけ言葉のシャワーを浴びるかは、30代以降の人生に大きな影響を与えると言われています。

年齢を重ねると、文法やワードセンスを通して、その人の人間性が自然と表れてきます。

若い頃は経験不足から無知な部分も

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先生を成長させる鍵、それは生徒と話すこと

先生を成長させる鍵、それは生徒と話すこと

学校で先生がすることといえば、勉強を教えることだけではありません。実は、先生が成長するためにとても大切なのは、生徒としっかり話すことです。

生徒と話をすることで、先生は生徒が何に興味があるか、どのくらいわかっているかを直接聞くことができます。そうすると、先生は教え方を変えたり、それぞれの生徒に合わせてどう教えるかを考えることができます。生徒からの意見は、どんな教材を使うか、授業をどう進めるかを良

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学校で他者意識を身につけるための3つのエッセンス

学校で他者意識を身につけるための3つのエッセンス

他者意識とは、自分と他人は異なる存在であることを認識し、相手の気持ちや考えを理解しようとする意識のことです。これは、社会生活を送る上で非常に重要な能力であり、学校生活においても様々な場面で必要となります。

では、学校で他者意識を身につけるためにはどのようなエッセンスが必要なのでしょうか?

1. 多様性を尊重する環境

子どもたちは、それぞれ異なる個性や価値観を持っています。学校は、そのような多

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雨の日も楽しく

雨の日も楽しく

雨の日がやってくると、多くの人はその灰色の空を見てため息をつくかもしれません。しかし、この水滴が降り注ぐ時間には、実は隠された魅力があるのです。外の世界が一時的に静まり返り、私たちは内省の旅に出る絶好の機会を得るのです。雨の日は、外部の喧騒から離れ、自分自身と向き合うための静かな隙間となり得ます。

雨音は自然のリズムを奏で、心を落ち着かせるメロディを提供してくれます。この音楽は、忙しい日々の中で

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誹謗中傷、辞めませんか

誹謗中傷、辞めませんか

インターネット上の誹謗中傷は、後を絶たない問題です。匿名性を利用して、他人に対して心無い言葉を浴びせる行為は、決して許されるものではありません。

誹謗中傷を行う人の中には、自分が優位に立っているような錯覚を覚えている人もいるかもしれません。しかし、実際にはそのようなことはなく、むしろ自分が小さい人間であることを露呈しているだけです。

そんな暇があったら、自信を高める努力をしようよ

誹謗中傷を

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対話の際に大切なマインドセット

対話の際に大切なマインドセット

対話は、人々と互いを理解し、関係性を築くための重要なコミュニケーション手段です。しかし、効果的な対話をするには、単に言葉を発すれば良いというわけではありません。

そこで今回は、対話の際に大切なマインドセットについてご紹介します。

1. 相手の意見を尊重する

対話において最も重要なのは、相手の意見を尊重することです。たとえ自分の意見と異なっていても、相手の意見を否定したり、批判したりせず、耳を

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多様化の時代に、大切なこと

多様化の時代に、大切なこと

現代社会はかつてないほど多様化しています。価値観、文化、考え方は人それぞれ異なり、唯一の正解は存在しません。

このような時代を生き抜くために、**最も大切なのは「対話」**です。

対話とは、単に自分の意見を主張することではありません。相手の意見に耳を傾け、理解しようと努めることです。異なる意見を尊重し、互いに学び合う姿勢が求められます。

対話を通して、私たちは新たな視点を得ることができます。

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論破していい気になるようなくだらないこと、そろそろやめませんか?

論破していい気になるようなくだらないこと、そろそろやめませんか?

最近、テレビやネット上では、論破を題材とした番組や動画が人気を集めています。議論や討論において、相手の意見を徹底的に論破することで優劣を決めようとする風潮が蔓延しています。

しかし、本当に大切なのは、論破することなのでしょうか?

確かに、論破によって相手の矛盾を指摘したり、自分の意見を主張することはできます。しかし、論破することだけに固執すると、以下のような問題が生じます。

対立を生み、分断

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クレーマー社会。いつからこうなってしまった、日本

クレーマー社会。いつからこうなってしまった、日本

近年、日本は「クレーマー社会」と呼ばれるほど、不満やクレームが溢れる社会になっているように感じます。電車の遅延や商品の不具合など、些細なことで声を荒らげたり、SNSで悪口を書き込んだりする人が目に見えて増えているように感じます。

一体、いつから日本はこうなってしまったのでしょうか?

考えられる原因の一つは、社会全体のストレスの増加です。経済的な不安や将来への不安など、多くの人がストレスを抱えて

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生徒と対話する幸せ

生徒と対話する幸せ

先生として教室で過ごす時間の中で、一番光る瞬間は生徒との会話かもしれません。なぜかって?それは、この小さな会話が大きな意味を持つからです。今日は、その「対話する幸せ」について話してみたいと思います。

まず、生徒と話すことで、彼らが何を考え、何に悩んでいるのかがよくわかります。学校って、勉強だけじゃないんですよね。友達のこと、将来の夢、時には家庭のこと。生徒一人ひとりが違うストーリーを持っています

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学校の先生こそ社会とつながったらいいのに

学校の先生こそ社会とつながったらいいのに

学校の先生は、日々忙しく、教材研究や授業準備、生徒指導など、学校内での仕事に追われることが多いものです。しかし、そんな中でも、社会とつながることの大切さを忘れてはいけません。

社会とつながることで、先生自身が以下のようなメリットを得ることができます。

1. 最新の情報を常に得られる

社会とつながることで、教育現場で役立つ最新の情報や知識を得ることができます。例えば、企業やNPOとの交流

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裏金問題と納税は別の話:国民の責任と政治家への監視

裏金問題と納税は別の話:国民の責任と政治家への監視

 昨今、政治家の裏金問題が頻繁に報道されています。そのたびにネット上では、「政治家が裏金を受け取っているのに、国民だけ真面目に納税するのは馬鹿馬鹿しい」という論調が噴出します。しかし、政治家の裏金問題と我々の納税は全く別の話です。

納税の目的

 我々が納税するお金は、政治家の懐に入るわけではありません。道路や橋、学校、病院などの公共施設の建設・維持、社会保障制度の運営、災害時の復旧など、国民生

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レゴ®️シリアスプレイ®️:想像を超えた未来を創造する魔法のブロック

レゴ®️シリアスプレイ®️:想像を超えた未来を創造する魔法のブロック

LEGO®️SERIOUS PLAY®️をもっと広めたい。もっといろんな人に体験してほしいと思い、Geminiの力を借りて宣伝します。

**レゴ®️といえば、子供のおもちゃというイメージが強いのではないでしょうか?**しかし、近年注目を集めているのが、レゴ®️を使ったワークショップ「レゴ®️シリアスプレイ®️」です。レゴ®️シリアスプレイ®️は、レゴ®️ブロックを使って、遊びながら、創造性や問題

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