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いじめ

はじめに


今苦しくて辛い人たちには、精神的に追い詰められる可能性があります。
無理に読むものでもないので、スルーしちゃって下さい。

この記事と重複するところが多々あることと、個人的な価値観や独断偏見もあります。出来るだけ事実を書こうとは思います。



いじめについて

『いじめられている方にも問題がある』
これは頻繁に聞く言葉ですが、果たして本当にそうでしょうか?
仮にその人に問題があったとして、何故いじめても良いのでしょうか?
『いじめの境界線はどこか』
自分にとって耐え難い言動や行動を他人から受けること。
それらを長期間、短期間、人数に関わらず受けることだと思っています。
『嫌がらせといじめの違い』

意味解説情報サイト「meaning-difference」より


自分がされたこと

例えばいじめ、もしくは嫌がらせにランクがあったとしたなら、私が受けたものは大抵の人は耐えられると思うし、私が弱かっただけに過ぎないことかもしれません。

  1. 授業中座っている私の椅子に、後ろの人が私が立てない程くっつけられる

  2. 隙間を縫って立っても音がする為、その度に一部の男子と女子が笑う

  3. 登校前、いじめグループの内の1人にヘアアイロンをかけてあげる。悪口を言われない為のゴマすり。

  4. 学級委員長にされる。投票制で、不登校、不良、嫌いな人がやるものだった為。

  5. プリクラの光具合で髪を染めたと思われ、「アイツ調子乗ってる」と思われ怒られる。

  6. 廊下ですれ違いざまに『ブス』『デブ』『デブス』『死ね』と不特定多数、男女問わず言われる。(自分では学年中から言われていたように感じた)

  7. 学級委員会で話し合いをしてる最中に、名指しで上記のような言葉を叫ばれる。

  8. グループの1人にメールアドレス変更で悪口を言われる。例えば、(hayaku-sine @~)など。これを頻繁にされる。

  9. 私の悪口を書いたプリクラを笑顔で渡され、受け取ったら笑われる。

  10. 後ろにまわすプリントを受け取ってくれない。

  11. 目が合っただけで睨まれたと思われ、朝イチで呼び出され、もう見るなと言われる。

  12. 別室登校になっても、テストだけは教室で受けないと駄目で、テスト終わりに、「幽霊だと思ってた」と言われる。

  13. 髪の毛を一時的に黒くするスプレーが別室に保管されていて、それが欲しいとしつこく言われる。

  14. 移動教室や廊下を通る度に、別室のドアをノックじゃなく、叩いてくる。

  15. 靴箱で待ち伏せて、罵声を浴びせられる。

  16. 英語の授業で、先生が私のことを「この人はあなたの友達ですか?」と他の生徒に尋ね、「いいえ」と言われる。

  17. 一時期グループに入ってた時、順番で仲間外れをする事が流行り、私の番が周ってくると、授業中にこっそり渡す手紙を渡されない。

  18. 教室の隅々まで聞こえる声量で罵声を浴びせられ、笑われる。

  19. これはいじめでも嫌がらせでも無いけれど、中学当時付き合っていた彼氏と男友達3人で期末テストの勉強をするのに集まって、途中で男友達が「ジュースを買いに行ってくる」と言って席を立ち、無理やり押し倒されて性的なことをしようとして来て、その時月経が来ていて、そっちは火事場の馬鹿力で抑えこんだけど、抵抗してるのに口に入れられ顔に出された事。それが予め男友達と彼氏とで口裏合わせが行われていたこと。

  20. 小学校3年生の時に何かが原因(ここだけはどうしても思い出せない)で、お腹が痛くて登校出来なかった事。ここで初めて死にたいと思ってた。

  21. 小学4~6年生、交換日記が流行って、何人かとやっていたけれど誰かが誰かを気に食わない時に渡す順番を飛ばす。主に私だったように思う。

  22. 小学5年生の時に、上記のヘアアイロンかけに行ってた子に呼び出され蹴られる。

  23. 上記と同じ時期に、彼氏?に呼び出され嫌と言ってるのに、無理やりキスをされる。舌が気持ち悪かったことを覚えている。

  24. 中学卒業後、いじめっ子の1人から電話が来て
    「水3000円で買って欲しい」と言われ、断ってもしつこく、ある時には私の家付近まで呼び出された。それも断ってそれ以降の連絡はなくなった。(水というのはシ◯ナーのことでした)

  25. 別室登校は私だけではなく何人か居ましたが、同じ虐められてる子から逆に裏で陰口を言われる。

スクールカウンセリング

これは私の偏見ですが、カウンセラーの方々に対して自分の状態を話すことほど無意味なことはないと思ってるのです。
何故そのような思いを抱いたかというと、ここで初めて受けたスクールカウンセリングでの体験からだろうと思います。

別室登校から中々教室に行くことが出来ず、学校が用意してくれていたものが、スクールカウンセラーでした。
リストカットが止められないこと。風邪薬をいっぱい飲んでしまうこと。
悪口を大声で言われる、笑われる、怖くて行けないこと。
何度も同じことを訴えました。
教室に行こうと思うと笑われるんだろうし罵られるし、震えて頭が真っ白になってしまうと。

カウンセラーは、
『悪口を言っているグループに近づかなければ大丈夫じゃない?』
そう言いました。
仮にそこから離れられることが出来たとしても、廊下ですれ違い様に言われたりすると言うと、
『もし言われたりしたら私も先生も居るし、大丈夫よ』
説明をするのが億劫なときはノートに図で書いたりもしました。
『これはしんどいね、でも独りじゃないから大丈夫よ』

何も大丈夫じゃなかった。頑張りたいのに頑張れなかった。
我慢するには手首を切るしかなかった。泣いたら負けだと思ったから、抗っていたかった。
私だって周りの人と同じように生きているのに、彼らは同じ『人間』とすら思ってくれない。
頑張れないなりに、頑張りたいから、カウンセリングを受けたんだよ。

この一室で行われるやり取りの全てが無駄でしかなかった。
『自分で対策して教室に行けるようになったらいいね』
と言われているようなもので、息が詰まった。

そんな堂々巡りのやり取りをカウンセラーと話すにつれ、ついに私は我慢の限界を超えた。
あれほど泣きたくなかったのに。
ボロボロ出てきて止まらなかった。
何故分かってくれないの、と。どうしたら近づく人たちから離れることが出来るの?
何で私が暴言を吐かれなければいけないの?
何で貴女は聞いているだけなの?

泣き叫ぶ私に見兼ねたのか、先生が来たけれど治まるまで暫く時間が掛かったことを覚えている。
そしてカウンセラーは
『もう私が嫌いで駄目だったら、精神科への紹介状も書いてあげるからね』
今は落ち着いて優しく聞いてくれていたんだろうと思うけど、その時の私は、匙を投げられたんだなってぼんやり思っていた。

いじめは終わったのか

結論から言うと、終わりませんでした。
やり返す勇気や見返す根性も無く。
ただただ、心の中で呪い、怒りを手首にぶつけていただけでした。
そしてその『いじめ』という体験は、その後の私に深く影響し、私を形作りました。

いじめている側は、自分たちが見えないナイフで刺していることに気づかないのでしょうか?
何故自分たちが上で、いじめられっ子は下なんでしょうか?
そもそも上と下という区別を何故つけようと思ったのでしょうか?
からかい、侮辱することを一種の『コメディ』とでも思っているのでしょうか?
自分たちが振りかざしたナイフで人が死んでも、罪悪感に駆られないのでしょうか?

もし今いじめられていたら

例えばあなたが学生ならば、学校が全てではありません。
学校以外にも、色んな世界があなたを待っていると思います。
これは社会人にも言えます。
その選択だけが、世界だけが、全てじゃないと思うのです。
自分の代わりは確かに幾らでもいるでしょうが、自分でしか出来ないこともあるのです。
死にたいと思っていいし、消えたいと思っていいと思います。
ただ、もし今あなたがロープに手を掛けていたら、カッターやカミソリを押し付けてしまいそうなら、沢山散らばった錠剤を飲み干す前に、今一度思い出してあげて下さい。
こんな記事を書いてる奴が居たなって。
何の励みにもならない言葉ばっかりだったって。
いつでも死ねるから、今日を取り敢えず生きて下さい。

いつも死にたい私が言うのだから、笑えますね。












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