Aira Okano

いつでも死ねるのだから、明日でもいいじゃない そう誤魔化し生きた記録

Aira Okano

いつでも死ねるのだから、明日でもいいじゃない そう誤魔化し生きた記録

マガジン

  • 未練

    昔のブログから引っ張り出してきたモノ

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いじめ

はじめに 今苦しくて辛い人たちには、精神的に追い詰められる可能性があります。 無理に読むものでもないので、スルーしちゃって下さい。 この記事と重複するところが多々あることと、個人的な価値観や独断偏見もあります。出来るだけ事実を書こうとは思います。 いじめについて 『いじめられている方にも問題がある』 これは頻繁に聞く言葉ですが、果たして本当にそうでしょうか? 仮にその人に問題があったとして、何故いじめても良いのでしょうか? 『いじめの境界線はどこか』 自分にとって耐え難

    • 14回目

      またこの日が来たね そちらでは楽しくやれていますか 私のことなど、もう忘れてしまって、 愛する人と一緒に過ごせていますか 平気だと思っていても、涙が頬を伝うくらいには まだ悲しいみたいです 私がもっと良い子だったら、二人はまだ生きていたのかな 願わくば同じ場所で眠りたい 今の私じゃ、叶えてもらえないから でも、動くことも億劫で 何時になったら此の身体は私の言う通りに動いてくれるのですか 中身のない駄文を延々と垂れ流して 何処にも行く当てがないからと、誰かを傷つける

      • 爪弾き

        ジャラジャラ音を立てている 吸い込まれそうな鮮やかな色たちが目に入る 普段好きじゃなくても、この中に溶け込むだけで煌めいて必要性を感じさせる 少し弾いてみると、意外と乾いた音だった 小さい頃はもっと綺麗な、或いは煩く聴こえていただろうに 一枚ずつ積み上げる そっと、息を止めて、目をひらいて そしてガシャンと全て崩れ落ちるのだ 綺麗なモノたちが積み上げられて 価値あるモノが積み上げられて また、崩れ落ちる そんなのは最も望まない事だった 果たして本当にそうだろうか? 綺麗

        • 煙に巻かれて

          私はここ数年で、見えなくなってしまったのではないだろうか 自分が何をしてきたか、誰かの気持ちを振り返ったか 痛みが和らぐと楽になるけれど、何かを失った気になる また同じ気持ちになれないのだろうか 分かった気になっていたのは、お互い様 割り切れないのも、お互い様 誰かに何かを出来る程の人間なのだろうか 施しを受けるばかりで、具体的な何かを返せているのだろうか そもそも、受けるばかりの関係性は破綻しているのではないか 一度そこで自分に大丈夫だと言い聞かせるけれど 膨大な

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        • 未練
          2本

        記事

          抱え込んで

          目の前に沢山の色がついた綺麗なガラス細工があって 本当の核の部分だけは、まだ駄目だと 抱え込む必要のなかったモノでさえ抱え込んで 処理しきれずに思いあぐねている隙に 一番薄い外側から 何層もの壁を越え、割れていくガラス細工 散り散りになったガラスの破片は 私だけじゃなく、周りにも刺さっていく 違うの、傷つけることは望んでいなかったの 周りはそうとも知らず 降りかかった破片で自分を庇う 稀有な人たちは、踏みつけるか、刺さるかのどちらかだ 私は割れた隙間から手を伸ばす

          抱え込んで

          白と赤と涙

          こんな私でも、この国を憂うことがある 歌を聴いて涙を流すように 最近涙が止まらない 笑ったかと思って一人になれば、気づいたら泣いている 大量の安定剤で誤魔化して ふわふわの気分を楽しんで また、泣く 私は何が欲しかっただろう 私は何を要らないと捨てたのだろう 綺麗な日本語も話せやしない私が 何を残せるのだろう 私と共に逝ってくれますか? 憂うことも、残された人のことも 何も考えなくていい世界へ 旅立ちたいと思いませんか? 地獄が繰り返されようと 例えば地縛霊とし

          白と赤と涙

          らら、ららら

          ねえ、貴方は覚えてる? 煌めく日々を想像したこと! 誰もが一度は考える、夢のようなキラキラした日々よ ねえ、貴方は覚えてる? あの青い澄み切った空と切ない夕日を! 一日の始まりは気怠くとも、終わりは切なかった日々よ ねえ、もう一つ 人生は不公平で不平等だと叫んだこと! 叫ぶまでもないのに、思わず虚しくなったわよね ああ、神様についても語ったわね! 何処にでも宿っていて、何処にもいないこと… そのことについて語った日は、甘酒を飲んだ時みたいだったわね そして今私はね 自

          らら、ららら

          見上げる私は

          いつも下を向いて歩いている 何のために歩いているのかさえ分からずに 希望は儚く散っていくのだけど それをいつも取り損ねる、あの感じ 気怠さを振り払えずに 悲しさに酔いしれてみる カクテルのように混ぜた錠剤は 私の意識を数時間取り払うことにしか役に立ってくれなくて 少し見上げてみると目の前に広がるのは 当たり前になりすぎた光景で珍しく感じる 全て生きている空間で 死にたい私は一人ぼっち だと思いたいだけ もっと前を向いて歩き もっと空を見上げ この世界を愛したならば

          見上げる私は

          殴り書き

          私は貴方を苦しめていただろうか? 私は貴方を追い詰めただろうか? 貴方は私に何をしただろうか? 長年の傲慢さ故か 理解していると思っていたのは私だけだったのだろうか? そうだね、決めていたものを覆すのは簡単な事じゃなかった 必要とされていないのなら、必要としなくていい そう言い聞かせることの切なさが、貴方に分かるだろうか? 待っているだけの苦痛を仕方ないと言い聞かせてきた私の努力を 貴方は感じているのだろうか? これまでの薬物療法で改善は乏しく、今後も治療困難が予想

          殴り書き

          卑劣

          どうして私が言われないといけないのか 何故論点をすり替えて、自分を正当化するのか 耐え難い屈辱と罵声を 私は何故我慢したのか 悔しくて涙が止まらないくらいなら 全てぶちまけてしまえば良かった 誰かにその役を演じてもらうくらいなら 全部投げ出して、アイツを殺めてしまえば良かった もっと早くそうするべきだった 今この瞬間も生きているアイツらは とっくに死んでいい人間だった どれ程の憎しみと痛みを丸め込んでしまったのか もう、入り切らなかったはずなのに 私は善人じゃない 死ん

          ノイズ

          毎日、出来ていたことが出来なくなっている。 『もうどうでもいい』人生で何回その言葉を使ったか分からない。 桜が散る頃に私も逝きたかった。 今回はお線香を焚かなかった。 何故だろう、先月焚いたからだろうか。 時間は私を赦したのだろうか。 私は、私を赦したのだろうか。 一日で何錠飲んでるか把握していない鎮痛剤 気分で継ぎ足す安定剤 『だって仕方が無いでしょう、いつ何時だって消えてしまいたいのだから』 潰えていく命に、私は耐えられないから。 どうか私の醜い命でも役に立つのなら

          責任転嫁

          悲鳴のような曲の所為。 4月になったから。 だから、声を枯らし泣いた。 ボロボロ溢れる涙に理由をつけて 切り刻んだ自分の中を見て 絶たれてしまったことを求め 何も得られず、あろうことか恐れる始末 今更どうなってもいいじゃないと、決めたでしょう? 貴方は何時もそう。 それが間近に迫ると、途端に怯え、言い様のない恐怖に駆られ 中途半端に止めてしまう だから煮え切らないまま、今まで引き摺ったんでしょう? 早く別れなさい、何時までも時間が許してくれると思わないで。 わあわあ

          責任転嫁

          一目惚れ

          当時の私は何もかも滅茶苦茶な日々で、今よりももっと感情が乱れていたと思う。 色んなサイトから相互リンクして、ある女の子に出会った。 漫画で言うと『NANA』の『大崎ナナ』みたいな、格好良くて面白い子。 ある日その子が私の家にDVDだかビデオだか持ってきた。 「文化祭でX JAPANの『紅』やったんだー」って。 再生され始めると、どうやら歌おうとしているのは友達ではなかった。 怖い程の圧倒感と何処にでも響き渡るくらいの声で歌い始めた彼女。 私は食い入るように画面を見つめ、耳を

          一目惚れ

          願い事

          私が感じている責任感は、勝手に作り上げたモノかもしれない。 私が感じている怒りは、私が勝手に感じているだけかもしれない。 私は母方の祖父母は小さいころに亡くしてて、父方の祖母も早くに亡くした。 唯一、祖父だけが生きていた。 お正月には駅に迎えに行って、一緒におせちを食べた。 電車を一人で乗れるようになった頃は、祖父の家で料理をしたり、いろんな話もした。 父は3人兄妹だけど、孫が私しかいなかったから。 それはそれは大事にしてくれた。 父が亡くなったときに、母に言った言葉は許

          情熱

          時間を忘れるほど夢中になったり、後先考えず何でも出来たあの頃 それはもう遠い昔のように感じて、生きている今が惨めになる位だ でもどの私でも共通で「死にたい」という気持ちは強く持っている ある時は誰かに、またある時は趣味に、そして自分に あれほど自由に確かな情熱を持って生きていた筈なのに 何にも期待せずとも、私は何処へでも行けた 泣こうが喚こうが、あの空気の匂いは感じていた 喧騒に呑まれても、この足で歩けた 乗り越え受け止めてきた過去を、何時から蔑ろにしていたんだろう

          緩やかに

          今日は母の十三回忌。 両親のことは毎日考えるし、悲しくもなる。 でも最近は少し感情の振り幅が緩やかになった気がする。 それが麻痺なのか、区切りなのか、時が解決したということなのか そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。 お線香の香りが懐かしく思えてきてて、思い出すのは苦痛なんだけど 何だか、恋しい 私の母は天然で、いつもよく分からなかった。 でも仕事から帰ってきて、夕飯を作り翌朝もお弁当を作る。 お酒が好きで隠れて台所で飲んだりしてた。 夕飯を手伝ってると母が「

          緩やかに