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らら、ららら

ねえ、貴方は覚えてる?
煌めく日々を想像したこと!
誰もが一度は考える、夢のようなキラキラした日々よ

ねえ、貴方は覚えてる?
あの青い澄み切った空と切ない夕日を!
一日の始まりは気怠くとも、終わりは切なかった日々よ

ねえ、もう一つ
人生は不公平で不平等だと叫んだこと!
叫ぶまでもないのに、思わず虚しくなったわよね

ああ、神様についても語ったわね!
何処にでも宿っていて、何処にもいないこと…
そのことについて語った日は、甘酒を飲んだ時みたいだったわね

そして今私はね
自分なりのカクテルを作ってるところ!
罪の味ってあるじゃない?
罪の味から味を取っただけのことをしてるのよ

何というか…
そう水滴!水滴のように零れていくものを混ぜ合わせて
シェイク?そんなものはしないわよ

次から次へと口の中に放り込めば一緒でしょ?
ガリッと噛んで、甘くて甘いイチゴの梅酒を流し込むの!
そうしたらどうなると思う!?

想像した煌めく日々には行けないわ
全てが中途半端な世界に行けるの!
まるで私と貴方の世界と一緒で笑っちゃうよね?

らら、ららら
君はキラリと夕日に隠れて
らら、ららら
私はその後照らされる
らら、ららら
切ない切ない夕日に
らら、ららら
表現力なんて要らないのよ
らら、ららら
ふらふわと舞ってみて
らら、ららら
少しだけ、チラリとでも見えたなら
らら、ららら
そこが君の境界線なのよ
らら、ららら

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