100色の世界を知った私が結婚相談所に行くまでの話①
その人は私に100色の世界を見せてくれた。
それまで私は平凡に生きていた。例えるなら12色のクレヨンで事足りる毎日。毎朝会社に行って、定時で帰宅もしくは友達とガールズトーク。
そして明日に備えて寝る。そんな毎日。
ある日親友から急に電話がかかってきて、
「今晩友達と飲むから来ない?」
基本的にさみしがりの私はフットワークが軽い。
この友達というのは、男女問わず人を紹介することを生きがいとしていることで有名で、彼は平日休日関係なく飲み会を開催し、人のネットワークを着々と広