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著者から断言されると安心する。


生きていると迷うことが多いです。


そして


人生、選択の連続です。


「もしも」という言葉。


「もしも」を考えても後戻りできませんが、「もしも、あのとき違う選択をしていたら」。今、こんなに迷っているだろうか? 不安でいるだろうか?


気持ちに余裕がなくなったり、不安が大きくなると、どうしても過去の「もしも」を考えがちになります。


いずれにせよ、「もしも」を考えること自体が不安の表れであって、結局は何も変わらず、今ここにいるのでしょう。


それゆえ


迷いや不安が多いだけに、本の著者の「体験談」や「失敗談」を読むと同じ経験をせずに失敗を学べます。


その失敗の疑似体験は、これからの大きな学びとして潜在意識に刻まれてゆきます。


そして


「失敗」の抗体ができているので、リスク回避に大いに役立つと考えるのです。


最大の効果的なことは


その著者が辛かった経験から学んだ断言は、大いに私たちを勇気づけてくれます。


「私たちは幸せになるために生まれてきた」という言葉を本から得るとします。


どうしてもこう考えることは、なぜか罪悪感があって今までできませんでした。


それが


実体験から語られた言葉には、その罪悪感を払拭できる力があるのです。


事実、読む前と後では考え方が一転しましたし、罪悪感がなくなり「幸せになれるように行動しなければならない」と強く思いました。


この本のこの言葉も同様に、考えを変えられました。


自分が幸福にならないといけないのです。自分が幸福になれば、その幸福は必ず他者に伝染します。

「哲学人生問答」 岸見一郎


必ず他者に伝染するのなら、幸せになるように努力しよう。そう思うと、潜在意識が変わります。


体験からくる著者の断言は、意識が変わり、行動まで変えてしまう大きな力を秘めています。


いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。それだけで十分ありがたいです。